2012年2月4日

あなたはとても好奇心が旺盛な人でした。

№11748 2010.5.16


【質問1】私の前世をお知らせください。


【ソース】エジプトに大ピラミッドとスフィンクスが建造された直後の時代に生きていました。あなたはとても好奇心が旺盛な人でした。自分で行ける所には赴き、直接調べたり、人に問い尋ねたりして学び、確認しました。身体と心の事に興味がありました。人間の身体と心を調整したり、浄化させたり、完成させるために、生命について調べていました。植物や鉱物、土や水、樹木など、自然の要素と人体や心との関連性に最も関心がありました。


また、身体の様々な動き、体操やストレッチ、整体のような治療法にも取り組みました。エジプトの各地にある、様々な手法や技術について興味があって調べ、自分でも試し、人々にも行なってみました。何人かの生徒さんも出来るようになり、手解きしたり、教えて、自分の助手に付けたりしました。お世話をしたり、教えたりする事が上手な人になりました。


また、様々な土地や部族の所に、そのような調査や研究や治療で入り込んだ事で、様々な土地の人たちの言語や社会慣習にも目が見開かれ、通訳したり、解釈をしたり、部族間の調停を務めたりもしました。異なった価値観や言語や社会慣習、異なった宗教やグループの間を行き来しながら、調停役を務めました。自分が生まれ育った所とは別の、社会慣習や宗教や言語の所に行っても、やっていけるものを備えました。


その後、エジプトのアクナテンからツタンカーメンにかけての時期にも生まれ変わりました。新しい宗教が始められ、国には活気がありました。同時に、保守的な宗教や政治から抵抗があり、次第に改革派と保守派との間に争いが始まりました。あなたはどうにかして両者の折り合いが付いて、理想的な国の在り方が訪れるように、自分に出来る事はしようと動いていました。


基本的にあなたは改革派の側でした。しかし、反対運動が激化すれば、新しい宗教や社会の在り方は続かない事が目に見えていました。あなたは説明したり、説得したりしました。また、新しい宗教の側の一人の教師になりました。神様の事、人間は平等である事、神さまは愛と命と光のありがたい存在である事などを、理論的に説明しました。


国には様々な陰謀がありましたが、あなたは自分で自分に言い聞かせ、気をしっかり持って、良い国が訪れるために、自分が出来る事を果たしていきました。また、国の動きに恐怖や不安や悲しみを抱いている人たちにも対応し、それらの人たちにも説明したり、安心させました。あるいは暴動が起きた時に難を逃れ、知っている人や知っている人の家族が無事安全でいられるように救助し、避難所を教え、導いた事もありました。


イスラエルの統一王国時代、ダビデからソロモンにかけての時代にも生きていました。あなたはイスラエル人ではありませんでしたが、近隣諸国の一つの部族に属していました。イスラエルの国が統一されつつあり、あなたの部族もイスラエル国の一部に入りました。そこでも自分の部族を始め、イスラエル人や他の近隣の部族との間の調整役を買って出て、動いていました。そしてそこでも人々に神様の事や人間の事を説明し、学ぶ機会を与えました。


新しい国の在り方に適応していけるように、自分の家族や親族を導いていきました。自分でも自分に言い聞かせながら、「そのような社会の動きだから、そのようにするのが自分たちにとっても、国にとっても必要な事だ」と、あなたは思えたのです。


日本の鎌倉時代前半期に生きていました。北関東に生きていました。現在とほぼ同じ所に住んでいました。関西の京の都に対抗するかのように、関東に鎌倉幕府が設置され、武家政権が始まりました。それに伴い、あなた方の地域も活気が出てきて、領主たちが治め、武士たちが守るように、新しい政治機構が作られました。


また、ちょうどイエス・キリストが言われたように、「新しい革袋には新しいワインを」そのような精神で、「新しい統治国家や武家政権という在り方に対しては、新しい価値観や生き方や宗教を、また教育を」そのような事が模索され始めました。あなたは地域の中にあって、時代の動向に目敏く、周りの人たちがわからない新しい動きに気付かせ、知らせました。また、新しい動きに乗っていけるように手配し、教え導きました。


あちこち行き来して、あなたも情報を仕入れたり、人と人との和を繋いだりして、新しい宗教や価値観や生き方に関して、誤解や不安を取り除き、正しい理解と実践の仕方を教えました。そのようにして関東も次第に開けてきて、新しい宗教や政治や教育、社会制度が、あなたの地域にももたらされていきました。あなたは特に新しい価値観と、新しい教育や宗教に興味があって、それに最も力を注いでいたのです。


そのような中で、例えば親鸞が、ちょうどあなた方の側に住まいを構えて伝道するようになったため、とても懇意になり、地元の人たちと交流が始まりました。それがなお一層、あなた方の地域を活性化させ、教育と啓蒙が進められました。あなたはそれにフォローし、周りの人たちがついて来れるように、理解して、それを実践して生きていけるように、対応していきました。


その後、スペインにも生まれ変わりました。スペインにおいて修道院にいる一人でした。明るく活発で、勉強熱心でした。よく動き、どんな作務や雑務でもこなしました。お掃除をしたり、料理を作ったり、聖書を読んだり、説き聞かせたり、怪我人の看病をしたり、治療や手当もしました。戸惑っている後輩のシスターたちにも対応しました。先達と後輩との間を取り持ちました。


順序が前後しますが、日本の鎌倉時代の前に、インドに生きていた事もありました。インドでも人間の身体や心や生命の仕組みについて興味を持ち、インドの宗教と健康法、医学について興味を持って学んでいました。以上があなたの主だった前世です。




【質問2】先生の本を購入した際、「共生」と書いていただきました。家族とのかかわり、ご近所の方とのかかわり、知り合いとのかかわり、生徒さんとのかかわりなど、どのようにしていったらよいのか教えてください。


【ソース】質問1で述べられた前世に関する事は、この質問2の「人との関わり方」と関連しています。あなたが自分の由来や背景を知り、自信と確信、感謝と喜びをもって人々のために尽くせるようにと、あなたの背景となる前世が知らされたのです。これまで以上にあなたが安心し、積極的に人々と関わって、世話をしてあげたり、学び合ったり、啓蒙していけるようにです。そのような時期が来たからです。


これまであなたはその為の準備をしてきました。そして自分の心の中で、そろそろ前世を知る事で、今世生まれて来た目的が、前世を踏まえ、更に前世を超えて為されていくようにと、心の奥で了解したので、このような運びになってきたのです。


人は自分の事が分かっているとは限りません。自分の事を分かっていると言っても、自分のほんの一部、表面だけの場合がほとんどです。前世を知った事で、潜在能力や心の奥の願いが動き出します。そうすると、「自分はこんなにも出来るんだ」という事が、これまで行なってきた事に関しても、自分でも驚く程、分かったり、出来たりするようになるし、自分がそうなると、自分ばかりでなく、周りの動きや状況も、相呼応するかのように動き出し、また、自分が目覚める事で、縁のある人や求める人との出会いが起き始めるようになります。


人と関わる場合、まず相手に価値を見出す事です。相手を尊び、大切だと捉えるのです。人との関わりに限らず、何と関わる場合でも、相手を正しく理解する事。正しくすぐに理解出来ない場合は、全て正しく理解しようと意図したり、努力する事です。
 出来るだけ分かろう、あるいは分かってあげよう。そのように考慮して関わるのです。それだけでも良い方向付けを取って挑む事になるので、神さまも喜ばれ、相手の人にもその事が察知され、効果が出てきます。


また、育て合い、活かし合う、支え合う。その様な観点で取り組むのです。あるいはその事に留意して取り組んだり、関わるのです。互いに育て合い、活かし合い、支え合い、お互いにとって関わる事がプラスになるようにです。お互いに納得し、「良かったね」と思うようにです。


人には愛情とケアが必要です。まず、正しく理解し、背景や事情を察してあげようとする事。「このようにする意図や事情には何があるのだろう」と、その背景を考慮してあげるのです。表面に現れ出た実際の動きや態度だけで見ずに、そのようにその人がする背景や事情、意図などを汲むようにしてあげるのです。そして「この方との関係性上、自分にはこの方に何が出来るのだろうか」と、自分の心に問うのです。「この方との関係上、自分はこの人に何が出来、どの様にしてあげるともっと良いのだろうか」。そのように自分の心の奥に尋ね、また神さまに尋ね、相手の為になるように、神様のお心に沿う方向で為になるように関わろうとするのです。


また、日々のお祈りの中で、「神さま、いつもありがとうございます。日々、カルマを果たす機会、奉仕の機会、お役に立つ機会を、どうぞお与え下さい。全てが神さまのお心に沿って行なわれていきますように。どうぞ私を育て、一番良いように、周りの方たちの為にお使い下さい。お役に立てれば幸いです」。そのように自分を供え、差し出すのです。


そのように自分をセットし、良い方向付けを取って日々臨めば、現状の中で、自ずとその方向で知恵が湧いたり、願いが湧いたりしてきます。それは神仏の喜ばれる方向付けなので、神仏の働きかけで、意識的にも無意識のうちにも、その方向で自分が自ずと対応し、行動するようになります。神さまに予め方向付けてセットし、捧げてさえおけば、現状の中で自ずと自分が、その方向で神さまに操られ、動くようになるものなのです。


それでも人間にはカルマや至らない所があるので、いつでも見直して修正し、現状を踏まえて更により良い関わりが出来、なお一層神さまの方向でお役に立てるよう、また挑んでいくのです。その際、小さな成果を素直に喜び、それを励みとしていくのです。




【質問3】ヨガインストラクターとして、これからもやっていきたいと思っています。顔色が悪かったり、手足が黄色だったり、気になることがあります。どのようなことが影響しているのか、心のあり方、毎日の過ごし方などアドバイスをお願いします。


【ソース】あなたは頑張り屋であり、やや無理をして、エネルギーが消耗しがちになります。その為、血液の巡りが滞りがちです。自分を酷使しすぎる結果、肝臓の機能がやや低下しています。また、身体と神経を使いすぎている結果、新陳代謝も弱ってきています。規則正しく、無理のない日々の生活を送る事に留意して下さい。自分に与えられた時間と体力を上手く割り振って調整し、無理がないように暮らしましょう。


日々、何に、どのくらい、身体のエネルギーと時間を当てていくかです。子供や夫の為に、このぐらいの時間と体力。ヨガのインストラクターをする事に、このぐらいの時間と体力。英語の講師をする事には、このぐらいの自分の持ち時間と身体のエネルギーを、それぞれ当てるといったようにです。


また、適度に休む事も必要ですし、学ぶ事も合間に必要でしょう。学ぶ事の他にレクリエーションや楽しみ、健全な趣味、喜びなども持ちましょう。セルフケアも必要です。他の人の事をしてあげる事が出来る為にも、自分に無理がかからないように、自分にも愛情を注ぎ、自分を労り、自分を調整しておきましょう。


食事の仕方に、特に留意しましょう。理想を言えば、一日一食よりも、少しずつ小分けにして、一日少なくとも二食。出来たら三食。普通に取りましょう。一回でたくさん取るよりも、小分けにして、一日2、3回、少しずつ摂取する事。その方が身体に負担が少なく、偏りが正されます。一度に入っても消化しきれず、身体に負担がかかり、肝機能がいっぱいいっぱいになってしまうのです。


既に黄疸症状に近いものが過労の時は現われています。ビタミン、ミネラル、野菜などからの繊維性のものなどを、程良く摂取しましょう。また、ミネラル水など水分も取るか、あるいはハーブティーなど健康茶もお勧めです。お腹を冷やさず、温めましょう。自分の体を可愛がり、愛情を注ぐ事。それによって身体が癒され、喜び、元気になってきます。


やや無理をして過労気味で、エネルギーが消耗気味です。現代の日本人として、合った食事法や生活の仕方を実践しましょう。あなたは消化器系がそれ程強くはない方なので、少しずつ、しかも時間をかけて食事を摂取した方が、体に良いのです。小分けにして摂るというのと、摂る食事の内容も出来るだけ自然で身体に優しいものに、出来る範囲で変えていきましょう。


タンパク質は動物性よりも植物性で摂りましょう。肉類も摂っても良いですが、出来たら大豆などの植物性のタンパク、あるいは魚などで摂取しましょう。また、揚げ物は出来るだけ控え、油を使う場合は新鮮な油、またオリーブ油など、より良い油を使用しましょう。アロエなどもお勧めです。アロエやオリーブ油、紅花油等です。




【質問4】今年、本を出す予定にしています。初めてのことなので、どのように活動してよいのかわかりません。アドバイスをお願いします。


【ソース】楽しく、元気よく、明るく、取り組みましょう。行なう事を義務的、形式的にと言うより、喜びや楽しみとして、ウキウキと、また感謝を抱きながら行ないましょう。自分が主体になって行なうと良いのですが、主体になりつつも、多くの人を上手く巻き込み、自分だけで頑張らずに、和気藹々(あいあい)と地域の人たちや、自分がこれぞというグループと関連させながら交流し、相乗効果を狙いましょう。


自分だけの知識や技術や魅力、頑張りだけでは限界があります。まず自分の住んでいる地元で、様々な人の繋がりを作り、育て、活かし合う関係作りを形成していきましょう。すでにそのような関係はあるのでしょう。それを更に育て、活性化し、交流や親睦を図る場を作りましょう。


様々な関連分野、例えば料理とか健康法、治療法、精神的な学びや活動、また霊的な礼拝とか巡拝。そういったいろんなサークル的な小規模の活動などとも知り合いになって、地元で様々な活動のネットを現実に作り上げていきましょう。そして関わる場合、こちら側も相手さんも納得し、どちらにとっても有益になるような関わりにするのです。つまり、どちらかがもう一方の側を利用するとか、相手さんが犠牲になるとか、関わり方が一方的になるとかと言うのでなく、お互いに気持ち良く関われれば、関係に無理がなく、長続きするし、更に発展していけます。


あなた自身のスタンスや方向性、目標や理想などを本にまとめましょう。人は能力と魅力で、仕事に成果を上げられます。また、人を知って、人の役に立つ事で、喜ばれ、輪が広がっていきます。互いに助け合いながら行なっていく事です。そのように地元で様々な関係を作り上げるのと、もう一方では、あなたの地域に限られない、大きな日本全国の動きで、自分が縁を感じたり、学びでフィットする所にも加わり、あなたが最先端の知識や技術を身に付け、それを地元で行なっていけば、あなたは秀でる事が出来、周りから求められるようになります。


例えばARIに入れば、あなたの近にMさんと言う人がいます。その人だけという意味ではありませんが、様々なこれぞという人や動きと連絡を取り、連携を図る事で可能性が広がっていきます。自分のスタンスやあり方を自分で定めて、英語の講師としても、ヨガのインストラクターとしても、より確実に、周りから安心され、しかも自分のオリジナリティを出せるようにしていきます。


静岡のMさんたちの仲間にも、ヨガのインストラクターをしている人が何人かいますので、それらの人たちと情報交換をし、協力し合えば、相乗効果が得られる事でしょう。これらは単なる一例ですが、そういった感じで、次々にいろんな所に目を向けて、関係性を活かし、育て、大切にしていけば、そしてそれを本を元に展開していけば、後半生が充実して、喜びの体験を多く頂く事でしょう。今後のあなたと周りの方々に、神の祝福と平安、恵みが限りなくありますように。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました)〈了〉