2011年7月7日

糖尿病を発症した夫。このような病気を引き起こした原因と、ケアの心構えについて。


リーディング No.12101


【質問1】私、○○○(196※年※※月※※日生)の誕生日にあたり、これからの1年間をどのような心構えで過ごしたらよろしいでしょうか。留意点もあわせてお教えください。

【ソース】これからの1年間、自分の中で大切にしたいことは、落ち着きと信頼、温かさ、相互の愛と助け合い、支え合い、協力し合うこと。また落ち着きとの関連で、気長に信じて待つことです。

もちろんその一方で、行動に移して夢を実現させるようなアクションを起こす事も必要です。その場合でも、不安から焦って行動に移すと空回り状態になってしまうので、動く場合でも落ち着いて、肯定的な気持ちを抱きながら動くことです。必要な動きは必ず行いましょう。それ以外はあまり慌てたり、心配したりしないことです。動くところだけきちっと押さえておけば、後は心穏やかに過ごしましょう。動くところと、静かに自分の時間を持って過ごすのとのバランスが取れれば、着実に出来ていきます。

感性を養い、心が充足する時を大切にしましょう。感性が養われてくると勘が鋭くなります。そうすると必要な行動は着実に行えるし、不要な行動はしなくなります。その分心に余裕が出てきたり、身体も無理がなくなって、楽になってきます。また勉学や研究に打ち込んだり、夫の事をケア出来る余裕も余力も作り出されます。

これからは数多く動くよりも、賢く生きましょう。労を惜しむというのではないのです。ただ賢く生きれば、無駄な動きはせずに済みます。それは本当の意味での自分への優しさであり、周りに対する配慮にもなります。それがそつなく生きることです。関わる人のためにも、自分自身のためにもなる生き方です。誰でも年齢と共に体力や気力が低下してきます。その分無駄なく、賢く生きることです。また行うべき事をより適切に行える様にしていくことです。確実な人生を歩むのです。

それを心がけてもなお以前作ったカルマが現れ出て苦労したり、あるいは気を付けても、自分の弱点や傾向から不適切に一部動いたりという事も人間である以上発生させることでしょう。それはあまり気にせず、起きたことから学んで、その後のために、そのことを留意していけばよいのです。

また自分が、その様に自分で日頃工夫努力して生きていると、他の人のそれぞれの長所とか短所も見えてくるので、我が事のように他の人のこともうまく行った時は喜んであげられるし、うまく行かなかった時はこの人も大変なんだと分かってあげられます。その様に人を捉えてあげると、こちらの善意が相手にも伝わるので、自ずと人受けし、人との関係が円滑になっていきます。

貴方は前世からの傾向として、人に気遣うことが無意識の内に多いのです。それは自分で気付かぬぐらい自分のパターンに組み込まれています。その証拠に、人から解放されて1人になると「どうしてこんなに自分はくたびれているのだろう。そんなに色々やったり、動いたりしたはずでないのに、どうしてこんなに消耗しているのだろう」と感ずるのです。

それは自分でも気付かぬぐらい無意識の内に、対人関係で貴方は愛想よく振る舞って、人に気遣うことを必要に迫られて身に付けてきているからなのです。それはある程度処世術として必要ではあっても、度を超して行うと、自分がするべき事を遂げる前に自らがすり減ってしまいます。上手に、滑らかに、気持ち良くするべき事をこなしていけるようにしたいものです。

貴方は自分にハッパをかけて駆り立ててきました。それは前世からの貴方のパターンです。ただそれを続けていると、次第にしんどくなってきて心が不安定になったり、急に不安が襲ったり、神経質でかりかりしたり、気難しがりになったりという事が増えてきてしまいます。自分では寛大になりたいし、その必要があると思っていても、人に寛大になれなかったりします。そういう時、自分がまだ出来ていないからだとか、もっと気を付けなければならないとかというように自分に仕向けるよりも、もっとゆとりある自分の生活の在り方を作り上げていれば、何も自分のせいにしなくても、自ずと自分の態勢が整って、これまでの修養がちゃんと現れ出るようになるのです。

貴方は自分を責める傾向が強く、自分を追い詰めることを前世からしてきました。自分の基準に自分が従っていない時は、自分はまだまだだというように見なしてきているのです。自分がまだ未熟だからその様になるという事もないとは言えませんが、もっと大きな理由は、今説明された様に自分に対する配慮が少なく、自分を追い詰めるようなやり方を多くしてきているからなのです。ちょっと組み替え作業をして加減をすれば、自分がゆったり出来て、これまでにない充足感や幸せ感を感じられます。

貴方がARIに導かれたのは、この様なメッセージを聞くためなのです。これは貴方にとってとても必要で、効き目があります。貴方はそれが分かっているので、このような優しい教え、また工夫や調整の必要性を求めているのです。そうすると今まで以上にはつらつして、わざわざ作ったり頑張り過ぎなくても、既に貴方は充分自分が修養出来てきているのですから、もっともっと自然な形で自分の良さが現れ出るようになるのです。

そうなってくると今まで一押し二押し三押しというように、押してきて叶わなかったことを、今度は緩めることで意外と実現したりする事もあるかもしれません。アプローチを変えるという事も必要ですが、さらに押し進めていくより、少し退いてみたり緩めてみたり、信じて待ってみたりしたらいかがでしょう。押すことを完全に辞めなさいとまでは言っていません。積極的に当たっていくことも最小限必要です。その上でここで言われたことにも留意すると、もっと楽々と快適に、難しいと思っていたことが叶う事を体験することが出来ます。貴方は叶わない時、努力が足りないからだとか、自分がそれに値しないからだとか、能力や実績が評価されていないからだというように見なすことが多いようです。

大きな流れを感じて見てください。自分も含んだ大きな命の流れのことです。その流れに自分を乗せて運ばれながら、その中で必要な動きだけを取るというようにするのです。貴方は頑張って、自分で泳いで動きを作り出してきたようです。これからの動き方は、今説明されたことに留意すると良いです。これからの生き方や働き方にそれを付け加えましょう。人生は天からの贈り物です。恵みに満ちた素晴らしい体験を、愛する我が子のために、神が機会として与えてくださったのです。

貴方は既に今述べられたようなことに気付き、身に付け始めています。それゆえここで言われた事は、つくづくそうだと思えたことでしょう。どんな真理に対しても頭だけで理解するのでは不十分です。本当にそうだなぁとつくづくと感じ入る、かみしめて自分に体感させながら浸透させてこそ魂にまでそれが及び、自分を自然な形で変えて、それが活路となっていくのです。

これから真理を聞いた時はすぐ分かったという事で飛ばさずに、しばらくそれを味わって反芻(はんすう)してみましょう。そうすると自分の隅々に行き渡り、それが自分の糧になって、それ以降自ずと自分の中でその真理が生きて作用を起こすようになってくれることでしょう。これから貴方は自分をも、周りの人をも養っていく事でしょう。

【質問2】夫、○○○(194※年※月※※日生)は今年5月、糖尿病と診断されました。また転居や転職などストレスがかかっているような時には喘息(ぜんそく)のようなセキが続くようです。このような病気や症状をひきおこすということは、前世からどのような課題をもちこしており、私はそれに対してどのような心構えでサポートしたらよろしいでしょうか。留意点もあわせてお教えください。

【ソース】2人に共通していることは、組織などの体制に自分を合わせようと努力し、頑張ってきたというところです。その意味で2人とも無理をしてきています。それでも貴方の方は母性性があるし、直感も働かせたし、それでこのような教えにも出会えたので、心に安らぎや信頼がもたらされ心の奥の方まで届き、満たされたり、癒されつつあります。

一方、夫の方はまだ体制に一生懸命合わせながら心身を削り、自分を痛めています。それが彼の体質や心の状態から糖尿病をもたらしました。自分の心が無理をすると、身体にその結果が病気となって出るのです。病気は身体が犠牲になったという事で、癒されたい、どうにかして欲しいというシグナルです。身体からの悲痛な叫びであり、訴えかけです。

病気を嫌がる人が多いのですが、病気を嫌がるとますます身体が落ち込んで悪化します。病気になった時は、身体に対して大変だったんだねと思いやってあげねばなりません。苦労をかけたね、無理をさせてすまなかったねと言うように、自分の身体に対して理解し、感じてあげ、労ってあげること。病気の部分をこそ愛して、慈しんで、愛を注がないともちません。 

身体を無視して酷使していると、いずれ人は病気になってしまうのです。それぐらい大変な中で生きたり、働いたりせざるを得なかったという事でもあります。生き方や働き方をすぐ変えられない場合は捉え方を変えたり限られた枠の中で見直して再調整をすること。そしてせめて心だけでも温かくして、配慮しながら、身体のことをもっと感じてあげたり、分かってあげて生きるようにしなければなりません。病気になった人はその様に生き始めること。

また身近にいる人、物理的に身近にはいられなくても、心理的に身近である、夫婦であるとか親子である。そういった縁の深い関係の人は、本人でなくても、その本人の病気に対して一緒に感じてあげたり、考えてあげたり、ケアしてあげたりという事に共に取り組むと負担が軽減し、愛によって慰められ、癒されていきます。病気は酷使した結果であり、愛情不足に基づく場合がほとんどです。

その愛という場合、恋愛的な愛と言うよりも、どちらかというと親子の愛に近い、純粋なものが効きます。神の愛は親子の愛に近いのです。親が子に注ぐ愛です。貴方方は夫婦ですが、夫婦の場合も神の愛に近い形で及ぼせます。

彼も以前よりは貴方に対して心を開き、貴方に対して素直に自分を表せるようになってきました。少しずつ夫婦らしくなってきました。貴方方は夫婦を学んでいるのです。実際に夫婦になった時点で夫婦になると言うより、体験しながら次第に夫婦になっていくという事です。親子にしても最初から親子ではあるのですが、では本当に最初から親子かというとそうでもなく、体験を通して次第次第に自覚し、親子らしくなっていくのです。貴方方はその典型です。やっと夫婦らしくなってきました。成長したという意味です。2人とも夫婦になって成長しました。

人生を生きるとは、地球学校で愛を学んでいるという事です。貴方方の場合2人が夫婦になる事で、この人生において愛を学べます。互いの関わりで貴方方は育み合い、夫婦となって満たされ、生まれてきた目的が遂げられつつあります。また2人が夫婦であることで、それぞれの使命や仕事も着実に進展していくような組み合わせの2人なのです。

さらに地球は学校ですから、課題が与えられます。彼の場合は糖尿病が地球という学校のこれからの課題として与えられました。学校の課題だとみればいいのです。嫌なものだと捉えずに、課題だと思って、無心になって取り組むことで勘が働き、神の御導きや助けも加わって、病気を通して成長し、次なるステップへと病気が連れてってくれます。病気に無我夢中で2人で取り組めば、知らず知らずのうちに、その病気への取り組みの中で貴方方2人はさらに育て導かれ、次の段階に入っていけます。その結果病気が治るのです。その様に取り組みましょう。

病気を治そうとして取り組んでも良いです。しかしそこだけに焦点を当てずに、病気になった霊的な目的が、今明かされたところにあることを見抜けば、病気になった現実的な理由だけを見ずに、病気の霊的な理由を見抜いて、落ち着いて取り組めば、病気に2人で一緒に取り組めば、さらに成長を遂げ、本当に理想の夫婦になって来ます。そうなると仕事の方もそれぞれ活路が開かれるし、楽に行っていけるようになるのです。何をどのようにしたら治るのか、それは難しく考える必要はありません。今自分が知っている事や出来る方法から始めれば良いのです。

ある意味人は考え過ぎです。宇宙はもっと単純であり、神様の叡智が及んでいます。何をしなければいけないのだろうと考えるのではなく、今与えられているものや、自分が既に分かっていることを基に、それらから行っていけば、次の一手は自ずと与えられるのです。ですから今貴方がやっていて、自分でいいなあと思う、あるいは効果があるなと思うことを、夫にも勧めたりしてあげれば良いという事なのです。


【質問3】12月24日は私たち夫婦の結婚記念日です。結婚して13年になります。私たち2人の重なりあう部分はたとえ少なくとも、結婚出来たことをとてもうれしく思っております。また今日は、その記念する日にリーディングを受けられますことを大変うれしく、深く感謝しております。何かメッセージを頂ける様でしたらお伝えください。ありがとうございます。

【ソース】貴方が結婚して、2人の接点は少なかったり遠く離れて過ごすことが多かったりしても、彼と結婚して良かったと素直に思えるのが最もありがたいことなのです。天の世界とこの世とは判断基準がだいぶ異なっています。天の世界で尊ばれることがこの世では軽んぜられたり、評価されなかったりします。一方この世で重んぜられ、多くの人が必死で目指しているものが天ではそれほど重きが置かれていなかったり、時には疎まれているものもあります。

貴方が彼と結婚して、色々あっても良かったなと思える。そういう風に素直に認められる。そういう事が天の世界では大事にされているのです。そのことに気付いて、自分の中でその様に夫との結婚に対して素直に喜べるという、自分の心の部分を大切にしていってください。そうするとますます貴方は自分を取り戻し、本当に神聖な存在になっていきます。

人を見てあげたり、育てる時もその様にするのです。誰に対してもその人の素晴らしいところがあります。本当の意味で素晴らしいところです。一般の価値基準では見落とされるところにあったりします。一人一人の特性でも、才能でも、したことでも、本当の意味で素晴らしいところを見逃さず、そこのところいいねと言ったように微笑んで褒めてあげたり、評価してあげて、それがこれからも育まれるといいよねと言ったように誰に対しても関わってあげれば、貴方は生ける天使です。まず夫にその様にしてあげましょう。貴方のやり方や言葉で、その様にすれば夫も受け入れる事でしょう。

そして素直な心でお祈りしてみましょう。お祈りをしながら人は本来の自分を取り戻していくのです。お祈りをして願い事が叶うことは副産物です。願い事を祈っても良いですが、お祈りのポイントは、祈りながら自分らしく開花し、本来の自分を取り戻して、神の在り様を自分の中に実現させていくところにあります。そういうつもりで祈りましょう。

そして愛する人のために祈ることは、最も素晴らしいことであることを知ってください。愛する人の幸せや成長や健康、成り立ち、救いなどを心からお祈りすることほど効き目のあることはありません。

12月24日、本日はクリスマスイブです。貴方方は聖なる日に結ばれました。このリーディングはナンバーが12101です。全てに縁起を担ぐ必要はありませんが、数にも神の御心が反映することがあります。貴方方は出発点に来ました。それだけ貴方が切実に、清らかな心で思い続けたことがこのような形で実現し始めているのです。

これからも大切にするべきものを大切にし、身近なところに神の恩寵がいっぱいある事に気付いて、周りの繋がりのある人達と共に、この人生をONEの心で生きてみましょう。貴方は既にその歩みを始めています。それがリーディングナンバーにも示されました。安心し、恵みの中で夫婦でこれからも歩んでいきましょう。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました)          <了>