2012年5月9日

インドで主に霊的なベースを養いました。


2011.11.9 リーディングNo.12581


【質問1】私に明かす必要のある私の前世をお知らせください。


【ソース】あなたの生まれ変わりは、大昔は古代エジプトなどのアフリカから始まり、次第にアジアに生まれるようになって、インド、モンゴル、シベリア、中国などで、ある程度生まれ変わって、次第に日本にも生まれるようになりました。


日本に最初に生まれるようになったのは、今から6千年前から5千年前の頃からです。既に日本だけでも、15回~20回近く生まれ変わっています。影響が大きい前世は日本と共にインドです。それから中国です。インドでは、3~4回は生まれ変わり、霊性を身に付けました。


信仰したり、行をしたり、儀礼に参加したり、生活にそれらを応用したりするようになったのです。それで、今でも霊的なものが生活と密接であり、それが自分に合うような人になっているのです。チベットや東南アジアでも生まれ変わりましたが、インドで主に霊的なベースを養いました。


あなたの一つの特徴としては、環境に順応するということにあります。その土地、その土地にそれぞれ生まれ変わって、その状況や自分に求められることを受け入れ、応ずるということを自分の特性としました。自分でこうしたいとか、自分のやり方はこうだとか、そういう自己主張とか、それを何としても貫き続ける、そういう頑固さとか、執着とか、一貫性などは少なく、その意味では柔軟で実際的な人だったのです。


或いは、自分よりも周りを優先したとも言えます。又、そうしないと、生きていくのが困難だったという状況もありました。それで自ずと自分が生きていく為にも、又自分にとって大切な人が生きられる為にも、周りの要求に従い、それに応ずるということが身に付いたのです。


何か一つを徹底するということよりも、少なくとも自分や自分に繋がりのある人が生きていけるように、その為には自分がどう動いたらいいのか、その観点で見ていって対応しました。今でもあなたにはそのような所があります。さほど深刻になることはなく、思いつめたり、一つのことを深く追求するというよりも、その時のその状況を大切にして、出来るだけ周りの人達が過ごしやすいよう、又困らないようにそれを考慮し、対応して生きてきました。


それは、その場しのぎになることも多く、一貫性がなかったり、自分の役目や責任への自覚が足りなくて、何となく行って終わらせたりということはありました。どちらかと言うと、気楽で自由なあり方を好み、重い役目や責任ということは自分からは求めず、状況からどうしても自分が引き受けねばならない時に限って引き受けたということです。


今世では、積極性や自発性や責任や役目の自覚が求められています。又、自分の特性を活かすことで、周りの人が安心して働いたり、生活できるようにしてあげるという良いものを備えています。あまり、ひとつのことを自分で願って、それを頑張って作って達成したという達成感はなく、それなりに周りを感じながら応じて生きてきたという人です。


今世に於いては、前世の時よりは積極的になってきており、自分を磨き自分を活かして周りの為になっていこう、又そうしないといけない。そのような思いが前世の時より湧きあがるようになってきています。


前世の時も、単なる受身的な生き方の人ということではなく、周りの人の気持ちを汲んで、応じたり、助けたりはしてきているのです。その面がもっと自覚され、発揮されると、自分の可能性や存在の価値にも気付き、神様に対しても感謝と喜びが湧きあがってくることでしょう。自分を活かして、周りのお役に立つということで一歩進めていくこと。それがこれからのあなたのテーマになってきそうです。


日本では十数回生まれ変わってきていますが、飛鳥時代の前世は、あなたにとって影響が大きい方の前世でした。神道の信仰と仏教の信仰の両方に御縁がありました。仏教は当時、新しい外国の宗教としてもて囃(はや)され、評価されつつありました。あなたも仏教の安らぎや奥深い教えに惹かれ、仏像も拝みました。空の境地、悟りによる自由な心の状態に平安と理想を見出しました。


日本の中世の時代、鎌倉時代初期にも生きていました。天皇や貴族を中心とする社会制度が次第に成り立ちにくくなり、武士が台頭し、戦乱の世の中になりました。あなたが住んでいる地域の周辺でも動乱や又、飢饉、天変地異がありました。生きるのがやっとの状況でした。その為、神仏を求めお祈りをしたり、御祈祷を願い出ました。


あなたも色々道を求め、何とか自分が又、周りの人が生きていけるように、本当のものを探し求め、又御祈祷などにも参列しました。これぞと思うものには耳を傾けたり、お参りをしたりしました。


今世に於いて、あなたは教えを深め、本当に身に付けて、心に確信と安心、そして、感謝を自分のものにすることを求められています。そして、自分がそのように良くなることで、自分が関わっていく周りにも、良いものを齎(もたら)していくようにあなたは励んでいるのです。鎌倉時代にはそこまでは中々行きつけませんでした。今世では、一歩進めて、自分が会得したものを周りにも良い影響として及ぼして、見てあげたり、受け入れてあげたりしていこうとしています。


【質問2】両親(父、○○○ 19○○年○月○日生 届け出日)19○○年○月○日死亡)母、○○○ 19○○年○月○日生)とのつながりを前世からの関係、課題を通してお教えください。


【ソース】鎌倉時代に於いて、あなたの両親だった人達です。又、日本の飛鳥時代やインドの前世でも、家族や親族の中にいました。今世のお父さんは、前世に於いて、あなたの父親だったり伯父だったり、祖父だったり、兄だったりしました。又、数は非常に少ないですが、あなたの息子だったこともありました。


何れにしても、身内で血が繋がっていたことが多かった人です。あなたを何時も良く思い、あなたを守ろうとしたり、あなたのことが自分の心の支えや慰めになったりしていました。しかし、やや消極的で自信がないところもあり、自分の思いを表現出来なかったり、行うべきことを力強く実行する力には欠けていました。そのような彼を見てあなたは、前世で悲しさを感じたり、頼りなさを感じたり、もどかしさを感じたことがありました。


しかし、優しく自分を思っていてくれている、その善良で純粋な思いをとてもありがたく感じ、あなた自身も癒されたり、励みになりました。又、彼が一人で突っ走ったり、逆に引きこもりがちになったりしていた時、はらはらしたり、あなたは気にかかったりしていました。一方、あなたがあまり分別がなく、思うように振る舞っていた時、彼はあなたのそのようなあり方に不安を感じたり心配しました。


今世の母親との関わりは、前世に於いては、今世と同じく母だったり、あなたの姉だったり、叔母だったり、親しい友人だったり、相談相手だったりしました。又、あなたの娘だったこともありました。身近にいて、共感を抱き相談し合い、一緒に助け合い、生きてきた関係です。苦楽を共にし、身近にいて、心が近い関係にあります。


お母さんは、何でも自分のことが出来て、興味の範囲も広く、やや頑固で、人の言うことを聞かない所もありますが、分別がきき、何でも色々出来たり、よく分かったりします。人の世話にはならないという感じの人です。愛想良く振る舞う所がありますが、人生については真剣に考えています。


あなた方親子は、お互いに心の安らぎと拠り所を求めています。最後まで親子として、責任を果たし、本当の愛で持って関わり合うことで、親子の関係を頂いた目的が達成されることでしょう。


【質問3】母方の伯父、○○○(19○○年○月○日生)○○県○○郡在住が今年○月○日に精神病院に強制的に入院させられました。独身で高齢でもありますので、母共々心を痛めております。伯父の生まれてきた目的、意味をお教えください。


【ソース】心が繊細で、傷つきやすい人です。純情で、理想家です。美しい物や芸術的な物を愛します。その意味では理想家で現状に即していない非現実的な面があります。その為、現実と合わず、現実の動きに適応できず、精神的に患いやすいのです。心も繊細で傷つきやすいからです。愛情や優しさを欲している方です。自負心はある方で、自分が思い通りにならないと、イライラしたり落ち込みます。純粋な子供のよう、又わがままで無邪気な子供のような心の人です。


理想と現実を一致させる為に生まれてきました。現状の自分を受け入れ、周りを感じ、柔軟に応ずることが必要です。前のことを引きずる傾向があります。自分の願いが叶えられるまで諦め切れない方です。適当に周りに合わせていくことには困難を覚える人です。現実を理解して受け入れ、現実を少しずつ、自分の理想に合わせて、良くしていく努力の積み重ねが大切です。現実を現実のものとして理解して、受け止め、それに応じて生きていく術を身に付けることが必要です。自分の心の状態を理解し、受け止めて感じ、自分との折り合いを付けていくことが必要です。


あなたを始め、周りの人達はその伯父の為に、伯父が神様のお力を頂いて、自分への思いや囚われから離れ、カルマを果たして成長を遂げ、迷いや苦しみから脱せられますように。伯父が生まれてきた目的が、神様のお心に沿って滞りなく遂げられ、天寿を全うできますようにと、心からお祈りして差し上げましょう。周りの人からどう思われ、愛されているかに敏感な人です。あなたが出来ることはしてあげましょう。先ずお祈りです。


【質問4】今年3月末に長年(37年間)住んだA市からB市C町に転居致しました。経済的面等、現実的に考え決めました。私達がこの土地に来ました意味をお教えください。


【ソース】自分のエネルギーを調整する為に、A市からB市に移ってきました。土地は生きていて魂が宿っています。人間一人ひとりも生きていて魂が宿っています。人と人との相性やご縁があるように、人と土地とのご縁や相性もあります。


一人の人の中には幾つかの側面があります。同じ一人の中に幾つかの面があるのです。この世に生まれてきて長く数十年生きる中で、自分のそれぞれの側面に応じた体験をしたり、行動をしたり、それが又、土地との関わりで行われたり体験されていくのです。そういう中でカルマが果たされたり、学びがあったり、周りのお役に立ったりするのです。


自分がこれまでの段階を終えて、次の段階に移っていく場合、それに応じて、周りの人間関係や仕事や、周りの生活環境や場所も切り替わっていくこが自ずと起きやすいのです。


37年間住んだA市の土地からお母さんと一緒にあなた方親子はこれまでのあり方を終え、これからに合う所へと自ずと移っていったのです。北向きであるとか、周りの生活環境が、車の騒音など騒がしいとか、そういう気になる所はあっても、町に活気があったり、便利であったり、動きやすいというメリットはあります。


同じ人でもサイクルを描いて生きているので、ある時点で自分の波動が切り替わり、そうすると、自ずとそれに見合う環境へと移っていくようなことになるのです。今までより身軽で自由になり、それでいて落ち着いて住むのに良い環境かも知れません。


現実に起きることが神からのメッセージであり、お導きです。特にお祈りをして、神様の教えに基づいて生きようと心掛けている人にとっては意識的にせよ、無意識にせよ、行動したことは神のお心の現れになりやすいものです。


移った所に気になる点があり、移った場所が不適切で良くなかったように思えても、そこで得られるものはあるし、自分達に合うし、縁もあったからです。受けることは自分達が招いている、引き起こしていることであると同時に、神様から頂く自分達に相応しいものなのです。選ぶ時点では何でもよく考え、自分達の責任で決めて行動するべきですが、結局、実現することは神様から与えられる、自分達に相応しいものになるということです。


工夫したり調整を図りながら、その新しい環境でお母さんと共に生きていきましょう。又、周りの人達とも意義深い関係を取り交わしながら、これからの人生の生き方を静かに見据え、新しい環境に馴染んで、又大切にして、これからの自分を予感して、祈りながら生きていきましょう。


何時でも神様に導き育てられていること、命の本源へと誘われていることを感じ、神様に委ね、そして現実をよく見て精一杯対応していきましょう。
 リーディングを終了します。
(ありがとうございました)
〈了〉