2012年12月6日

あなたの洗礼名はマルタです。


2012.6.13 パーソナルリーディングNo.12881

【質問1】洗礼名をお授けください。

【ソース】今回の洗礼に基づくあなたの洗礼名はマルタです。歴史上のマルタは働く女性のお手本でした。また師匠を自分の家にお迎えし、家族や親族や近所の人達と一緒に、自分の家で師匠のお話を聞きました。師匠を家にお迎えして準備し、もてなした女性のお手本です。

キリスト教の方では、姉のマルタと妹のマリアが対照的に説明されています。妹のマリアは一途に師匠に付いて、教えを少しでも学ぶように心がけて、そのことを優先し、専心していたように言われます。

一方のマルタの方は、家庭夫人として家庭の主婦の典型のように言われ、教えを学ぶことよりも、料理やお掃除など、家事仕事で切り盛りするのを重んじて、上手くいかないとイライラしていたように説明されます。そのような側面も確かにありますが、しかし本質を捉えておらず、一般のキリスト教的な解釈は外れています。実際のマルタは、単なる家庭の主婦ではなく、むしろ教えの場をセッティングし、家を伝道の場として開き、講話会を主催するやり手の社会的な女性だったのです。

マルタは単に家に引きこもっていた専業主婦ではなく、むしろ社会的な活動家であり、主婦の立場を活かして自分の家を多くの人に開き、家を学びの場として、多くの人のために提供し、師匠や弟子たちをお招きして、家族や周りの人達と一緒に聞くことを行った、やり手で有能な社会的女性だったのです。単なる家庭の主婦がそのようなことをするわけがありません。ところが一般のキリスト教の解釈では、マルタは家庭婦人の典型で、「教えを学ぶことよりも、家事仕事を切り盛りする方を優先していた」、と説明されてしまっているのです。

あなたの場合も、自分では、家庭の主婦の典型であり、平凡な一女性のように思っているようですが、確かに平凡な家庭の主婦の面もありますが、それだけではなく、実際に自分の家を開き、師匠を招いて講話会を開催したり、普段も家族や親族やお友達に《ONEの教え》を知らせ、お誘いしたり、育てたり、見てあげたりしながら一緒に学ぶ、熱意のある意欲的な女性なのです。

もしあなたが単なる家庭の平凡な主婦だけの女性なら、今ここには居られないし、これまでの熱心な学びにしても、家族や親族やお友達をお誘いしていることにしても説明がつきません。あなたはそのことを以前自覚させられたことがありました。それでも自分を慎ましやかに、平凡な一女性、また家庭の主婦と捉えることは良いことです。そのようにあなたが自分を認識していることで、周りの人も動いてくださったり、力を貸してくださるのです。

あなたが謙虚で素直に、しかも熱意を持って無我夢中に取り組んでいることが、周りを動かし、現在のような島田での動きを作り出したのです。あなたは自分の功績とか力量によるとは捉えておらず、「周りの方々のお陰である、また先生のお力や魅力のお陰である、一番の基(もと)では神様のお力によることである」・・そのようにあなたは捉えています。

確かにそうなのですが、あなた自身の熱意や力量が周りを動かしている面もあるのです。しかし、それをあなたは自分でピンときていないし、謙虚でいるのがあなたの良さでもあります。それで周りも助けてくださって動きが出てきたのです。それでもあなたがいい意味で自分に自信を持ち、感謝と喜びが更に湧いてきて、確信を持って今世を充実したものとして、神様の御心に沿って全うできるように、《マルタ》という、あなたにお似合いの洗礼名が授けられるのです。

あなたの一途の一生懸命の取り組みが、家族や周りの人達を動かしています。それはあなたの素晴らしい面です。それがますます発揮されますように。そして神様に喜んでいただいて、家族も親族もお友達も皆救われますように。それはかつてのマルタの思いでもあり、特性でもあったのです。

あなたはアジアに典型的な女性でもあります。自分を一個人として捉えず、家族や近所の人達も自分の一部のように自然に捉えられるからです。あなたは頑張る所があります。でも自分だけのために頑張っていることはほとんどありません。周りとの繋がりであなたは頑張っているからです。

またマルタは、世間的、一般的な面も持っていて、妹のマリアのように、完全に神を信じて委ねることができない面もありました。でも心ではすごく信じたくて一生懸命でした。兄弟のラザロが腸チフスにかかって、熱によって他界したとき、《主なら蘇らせれる》と信じたかったけれど、さすがに死んでしまった人間を、主でも蘇らせられないのではないか!?何故亡くなる前に来てくださらなかったのか!?そのような悲しい思いを主に打ち明けています。あなたの中にも信じたい気持ちと共に、一般的な感覚もあって、その葛藤の中で、「何とか他力に行きつきたい!」という思いで励んでいるのもマルタ的です。

前世で何度か偉大な教えに出会いました。あなたが一心不乱に無我夢中で働いたり、頑張ったり、努力していたことによります。前世でもあなたは努力家であり、忍耐強く、一族や近所の人のために働いて生きていたのです。しかし、どうしても信じて託すことができず、信じて託していたつもりでも、自分で頑張ってしまい、苦労が多かったです。

それでも生まれ変わりながら、少しずつ他力ということが分かってきて、素直に信じて委ねられるようになりつつあるのです。あなたがそのようになれるように、今回洗礼が授けられました。今日ではありませんが、少し前に授けられたのです。そして今日改めて洗礼名と共に、この解説が与えられました。

ちょうど子供が誕生したときには、親が子供の名前を命名します。その際、親はただ子供に名前をつける場合はほとんどなく、親の期待や願い、命名する意図が名前に込められているものです。例えば、幸子という名前を命名する場合は、この子に幸せになって欲しいという親の願いがその名前に込められて、その名前を子供につけます。めぐみという名前を親が子供につける場合、恵まれて欲しいという願いを込めて、そのめぐみという名前を子供につけるものです。

洗礼の場合《霊的な誕生》の時です。それゆえ、この人間には霊的に誕生した際、これからこのような人生を送ってほしいという《神からの願い》が込められて命名されるのです。

【質問2】新年会にて、「あなたは求められている」というカードメッセージを頂きました。私が頂いたこのメッセージの意味をお教えください。

【ソース】カードメッセージや色紙メッセージを頂く場合、それは出来事言語、つまり出来事メッセージとなっています。頂いたカードのポイントは二つ三つあるものです。それが法則から言えます。

一つめのポイントはその内容が当たっているということ。文字通りの意味か、象徴的な意味か、いずれにしても内容が適確で、本人に当たっている、外れていない。これが一つめのポイントです。

二点目は役立つということです。当たっていてもただ事実ということではあまり意味がありません。適確な内容をメッセージで授かると同時に、それを知ることで今後生きて行く上で役立つ、為になるということが二つめの条件です。

三つ目は意外性です。本人が自覚していて既に行っていることなら、わざわざ出来事メッセージで頂くまでもありません。当たっているのだけれども、本人があまり自覚がなく、今の時、自覚することが必要で役立つ場合、メッセージが賜ります。本当の内容なのだけれども、本人がまだあまり自覚していないためにそのことが活きていない、作用していない場合、「実はこうなんですよ」ということで自覚が促される。これが三つ目のポイントです。

色紙などに書かれたメッセージが100名くらい居られるうち、そのメッセージが当たっている人が10人居たとして、10人の人は該当者なのですが、今、知るタイミングがあり、それで有難く思えて、それが為になる場合、10人の中のその1人に授かるのです。あなたの場合もそうでした。

あなたは周りから求められ、頼られている面があるのです。メッセージの内容の通りです。つまりメッセージは外れておらず、その通りです。あなたはそのような人なのです。そしてそのことを知ることがあなたの為になります。あなたの励みになるし、あなたが更に使命を遂行でき、周りの役に立てるようになります。自分の為になることで、周りの為にもなっていけるのです。

そして三点目として、あなたは周りから求められ、周りにとって有用な存在であるにも関わらず、あまりその自覚がなく、何となく無我夢中で動いているだけのところがあります。それでもある程度発揮していますが、今年のタイミングで、そのことがメッセージとして授かることで、ハッとさせられてそのことを自覚し、そのことを肝に銘じて取り組むことで、なお一層励みになったり、感謝と喜びが湧きながら、確信をもって自分を活かし、周りの為になっていけるようになる。そのことが神様から願われていたのであなたにいったのです、そのメッセージが。あなたにいくのが最も相応しく効果的だったからです。

メッセージを頂くと、はしゃいだり喜ぶ人がいます。それはそれで良いのですが、当たったとか、何だったとか、そういうことより大事なことは、それを受けることで、つまり頂くことで、《どんな影響が及ぶか》です。当たっているとか、そうだったんだとか、そういうことよりも、そのメッセージを頂いたことで、どんな変化が本人並びにその周りに起きるかが重要です。メッセージとはそういうものなのです。

当たった、外れただけでなく、それを自覚させられ、ある方に導かれ促されるという効果が伴うから《メッセージ》というのです。「あぁ、自分は自分が思っている以上に周りから求められ、自分ができることやすると良いことがあるんだ」と思えてきます。そうすると良い意味での責任感も出てきて、「それなら更に励まなければ」と思うし、「今までしてきたことも単なる徒労ではなく、的外れでもなく、自分はちゃんと自分がするべき務めを果たしてきたんだ」と確認がとれて安心でき、これからもその方向でいこうと思えます。

人は意外と自分のことが分かっていません。それでメッセージが届くのです。《あなたは実はこういう人なんだよ。こういうふうにすると更によくなるし、神様に喜ばれ、周りの助けにもなれるんだよ。自分のことが分かっていますか》。そのようにメッセージが届くことで、神様の意志表示が為されます。「あぁ、自分は周りから求められ、周りの助けになるようなお役を授かっているんだ。それならますますその方向で動こう」と思えます。

なんでも活かすと良いのです。自分の経験でも、知識でも、アイディアでも、行動力でも、お金でも、人間関係でも、過去の失敗でさえも。どんなことでも、悩みの種とか躓(つまず)きの石にせずに、「活かそう」と振り向ければ、欠点や罪やカルマでさえも活かされます。活かそうとすることが大事です。それが愛であり、神様の方向なのです。活かそうとするのは神様の御心の方向であり、神様の喜ぶところです。

例えばあなたが自分の子供を見ていて、子供が自分の欠点とか過去の失敗とかを、いつまでも恐れたり、悔んだり、悲しんでいるのを見たらせつないでしょう。一方、自分の子供が自分自身の長所や良さばかりでなく、自分の欠点や過去の失敗さえも、活かそうとして取り組んでいれば安心するでしょうし、嬉しく感ずるでしょう。親心とはそのようなものです。

人間にとっての霊的な親とは神なのです。ですから神様は、人間がそのように生きることを喜ばれ、応援してくださるのです。自分の思いや、方向付けや、行いが神様の喜ぶものの場合、運が良くなり実りがあります。また健康になったり元気になるのです。それは順風に乗って歩いていくのに似ています。また順風の方向で船を走らせるのに似ています。

【質問3】母を含め、8人兄弟のうちの3名が同じ間質性肺炎になっております。同じ家系の下(もと)にある主人を含め、子供、孫に向けて、より良い生き方を御教示ください。

【ソース】体質と病気を分けて見てください。体質と、病気に罹(かか)ることを、一緒くたに見てはなりません。体質は変えにくいですが、病気は変えられるというか、治せます。或いは病気に罹らずにも済みます。

つまり遺伝の法則によって、その肺の病気になりやすい体質は子孫に受け継がれていきますが、その体質だからと言って、必ずその肺病になるとは限りません。体質は今後とも引き継がれていくでしょう。でも、その体質だったから絶対その肺病に罹らねばならない、ということはないのです。体質と病気は結びつけて見られやすいですが、別です。

例えば癌体質の家系の人達がいますが、癌体質と癌に実際に罹ることは別問題です。確かに癌体質の人は癌に罹りやすいですが、必ず癌になるということではありません。それと同じです。養生したり、家系的なカルマを解いたりすれば、体質自体は受け継がれていっても、その肺病にはならずに済むのです。病気になるのは体質と多少つながりはあっても、それだけで病気になるのではありません。

先祖のことをお祈りして癒してあげたり、ご先祖さんに感謝してお祈りをしてください。お祈りとしては、《御先祖さんが癒され浮かばれて救われますように》というお祈りと、《御先祖さんの頑張りについて感謝をお伝えすること》、この二点です。そして後は神様に御先祖さんのことは委ね、自分ではこの世に向き合って自分がするべきことを通して自分を磨き、自分のするべきことを通して世のお役に立つようにしたり、人を助けたり、見てあげるような生き方をすれば、それが何よりの供養になり、家系の罪障消滅になります。

そのような生き方をしていけば、家系のカルマが解消して、体質は受け継がれていっても、その肺病になることは減っていきます。世の中の人を大目に見たり助けていくことが家系のカルマを解き、家系から肺病になる人を減らすことになるのです。個人主義に陥らず、物にも囚(とら)われず、人々や自然を慈しみ、助けていくのです。

また次のようなこともあります。家系の遺伝といっても、子孫は次々に別の家系の人と結婚して、子供をもうけて子孫ができていきます。どの家系のどんな人と結ばれて子孫を作っていくかということは、全て定まっているのではありません。お祈りをして、良い方向付けをとって励んでいれば、その体質を相殺(そうさい)するような、つまり、その体質を和らげるような家系の人とご縁を頂けて、段々その体質が緩和されていきます。そのように神様が計らってくださるということです。

本当に役目と必要性と寿命があるうちは、人は生き続けられ、病気で途絶えることはないのです。あらゆる命の元は神にありますので、よく祈り、お力を頂いてください。「O家もS家も、それぞれ生まれてきた魂達が、神様の御心に沿ってカルマと使命を果たし、天寿を全うして救われていきますように。何卒よろしくご助力御支援ください。神様の御心の通りになっていきますように」そのようなお祈りと共に神様に信じて委ね、後は安心して自分のするべきことを通して周りのためになる生き方を心がければ、お祈りした内容の通りになっていきます。

また対策として、呼吸をしていることに「感謝と驚き」を覚え、呼吸、一呼吸ごとに「ありがとうございます」と心でお唱えしながら肺を労り、肺に優しく接しながら呼吸をしてみてください。一呼吸ごとに心で「ありがとう」と神様にお伝えし、自分の肺を労り慰めてあげれば、体にも心が宿っているので、肺の部分が慰められ、癒され、元気になって、天寿を全うできます。

【質問4】S.U.(1925.*.*)S.S.(1924.*.*)の下に生まれた前世からの縁をお教えください。6月27日~30日まで、最後の親孝行のつもりで沖縄の父母の住む、知念に二人を連れて旅行致します。神様、どうぞ御守護、お導きの程、お願い申し上げます。

【ソース】現在の両親は特に鎌倉時代前半期のご縁に基づきます。またインドの前世でも両親でした。それから古代エジプトでもあなたの親でした。この3つの前世が特に現在の両親とご縁が厚かった時です。他の前世では関係が多少入れ替わっていました。親戚の中にいたり、自分を育てたり、よくしてくれた人だったりなどです。

また遠い前世において、レムリアやムーの影響が強かったので、今世において沖縄や日本列島に生まれてくることができました。アジアの魂の一員として出てこれたのです。そのようにレムリアやムーの頃からの何万年以上にわたる深いご縁で結びついているので、親子という関係で今世も共に支え合い、共有体験をして生きるようになっているのです。

沖縄にはムーの魂があります。その意味では地球に最初の頃降りてきた頃の原点に位置する里帰りです。あなたの両親も、あなた自身も、地上に最初に降りてきた原点に位置するのです。今世で所縁(ゆかり)があるというだけの場所ではありません。あなたと周りのご縁のある魂たちは、南方系で生まれ変わってきたルーツです。北方系よりも南方系が多いです。古代エジプト、インド、沖縄や日本の静岡などといったように、です。それが自分たちに合うところだったので、自ずとそのようになりました。

今世での親子の関係でできることはしてあげてください。そして他界されてからは、いつも一緒にいる気持ちでお祈りを捧げたり、御供養してあげてください。まずは今生きて一緒に居られるうちに、心を温め慰め合いましょう。それが何よりの親孝行です。それによって親は子供を通して癒され、安心してあの世に帰っていけることでしょう。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました。)

2012年11月15日

運を良くする為には、どうしたら良いのでしょうか。

2000.9.26 パーソナル・リーディングNo.5093

【質問1】私の運勢は、どのようなものですか。波動が変わる2001年5月以降にならないと、私の人生は開けて行かないのでしょうか。運を良くする為には、どうしたら良いのでしょうか、お教えください。

【ソース】技術系の人です。考案するのが得意です。改善したり改革する知恵が働きます。事務系にも、ある程度適しています。処理したり処置したりする能力や適性があります。改革者精神に富む人です。

運勢は、わりと不安定なほうです。あまり定まってないほうの人です。プラスに見れば、柔軟で可能性があるということになります。その意味で、良き指針を持つことは、とても大事です。気分で動く人ではありませんが、変わりやすい性格と、したがって変わりやすい運勢が感じ取れます。

出来るだけ一貫性を持たせましょう。これぞというものに食いついてずっと離れず、少々のことでへこたれたり離れたりしないようにすることです。もちろん、ある場合は引き際も肝心です。見極めが大事です。ずっと続けるべきか、或いは、それはそこでやめとくかなどです。しかし、何か1つか2つは、ずっと続けて行くのが良いのです。

また、家庭や家族から自立したい思いが働きがちですが、しかし一方で、家族や身内と縁があり、将来その世話をしたり責任を引き受けたりするという運勢もあります。自分で離れたいと思う反面、土地や家、家族と縁があり、離れたくても離れられない、そしてその分、恩恵も受けられる、そして、将来的にはお世話をする。そのようなものが感じ取れます。アイデアの人です。発明や気付き、考案、工夫、改善などに、何か適性が感じられる人です。

さて、2001年5月ぐらいからしか運が開けないのかどうかということですが、待つ必要はありません。さて、交渉能力のようなものもあります。コミュニケーションの能力とかです。他には、デザインとか絵画、物を作ったりする能力、美術や工芸、デザインなどの才能もあります。語学や言語能力もあります。知的な感性も備えている人です。

運を良くするには、あなたの場合、これぞというものを見つけたら、それをずっと磨きをかける、トレーニングを受ける、習得するまで離れないということです。人間関係も、うつろいやすいものが感じられます。しかし一方では、昔からの友人知人を大事にする心もあります。理性的に割り切ろうとする一方、情緒の面で抵抗する面があり、辛い感じを自分の中で味わう人です。神経質であり、繊細です。

しかし感度が良好で、自分を持たせるためには、穏やかさや安心、安らぎや朗らかさ、ユーモア、許しなどが求められます。大らかになり、細かいことを気にかけず、本当の柔軟性を身に付けましょう。

人が良いところもあり、表だけ相手を気遣って合わせるところもあります。あまり人前で気遣ったり愛想使いをしすぎますと、自分が非常に辛くなってきます。負担がかかるからです。また、完全主義のところもあり、完璧に行なおうという気持ちも働く人です。もう少し、自分にも人にも優しく鷹揚(おうよう)に接しましょう。そしたら楽になり、運が開けます。

また、技や技術の人ですので、特に教育の方面や技術の方面において、何かを取得すると良いでしょう。秘書的な仕事とか事務的な仕事、知的能力を要する仕事、綿密さを要する仕事などに適性のある人です。また、教育プログラムを作ったりすることにも才能があります。そういうことに関わると運が開けます。

また、開拓者精神に富むので、新しいことに関わると運が開けます。斬新なことです。本人であるあなた自身、斬新なアイデアに富みます。それを生かすと運が開けます。妥協しないのが良いのです。限りなく粘り強く要求し続ければ、ついにものになり、認められ、定まります。

啓蒙、文化事業などに適性があります。カルチャーセンターや教育、啓蒙事業に、ご縁があります。ビジュアルなものにも縁があります。意識産業や地球環境に関わることにも縁があります。言葉や言語に縁があります。そのようなことに関わると、運が開けます。これぞというものを見つけて定めて設定しましょう。

でも来年ぐらいから、確かに運が開けてきそうな感じです。今年、頑張りましょう。そしたら乗り越えて、境地が開かれてくる可能性が出てきます。中途で何でもやめることなく、自分がもういいと思うより、もう少し続けてみてください。それが、あなたにとって必要なのです。そして出来るだけ、自分にも人にも優しくというのを心がけ、和らぎましょう。締め付けるのがきついところがあります。特に自分に厳しい人です。自分ではそう感じないかもしれませんが、そうです。

工作とか工芸の方面でも適性があります。意識の啓蒙を図る文化事業に適性があります。地球環境や自然科学に縁があります。前世から大体工学系、技術系の人で、他には美術や工芸、或いは言葉や語学、時に音楽などにも関わってきています。機械技術などの方面でも才能があります。あとは教育の方面、啓蒙の方面、新規開拓事業などの方面です。改良するのが得意です。

また、カウンセリングの能力もあります。科学の精神に富みます。新しい精神に富みます。水や波動などの方面でも、お役に立つことが出来ます。分析能力があります。緻密で綿密な作業に適しています。それらを生かすと運が開けます。また安定し、定着して落ち着くようにすると運が開けます。心やハートを大事にすると安らぎ、運が開けます。

これぞというものを作り出してみてください。あなたの場合、技や技術で生きていきます。或いは、ノウハウなどで。何かを見つけ、身に付けましょう。そして磨いていき、活用するのです。何となく行なっていったら、それで終わってしまいがちです。そのように生きて行くことも可能だし、一概にいけないとは言えませんが、自分では生き甲斐を感じられず、空しく思います。

それよりも、何かに特定したほうが良いようです。いろいろ出来るだけに、迷う人です。その場その場で生きていく気ならそうなるし、また、そうなりがちの運勢が感じられるだけに、気になります。それでも構わないし、生きていけるのですが、何か惜しいような気がします。それよりも、何か特定のものを作り出すのが、自分が充実し、生かされ、より良い人生に創造していける人です。

難しく考えることはありません。自分で本当にやりたいこと、好きなこと、夢中になれること、夢を感じられることで良いのです。素直になって「あれがしたいなぁ」とか「こうなりたいなぁ」とか、それが原点です。簡単に、単純に考えましょう。

難しく考えたり理詰めでいくよりも、何かリラックスして自分に立ち返り、本音のところでふっと湧いてきたり、消せない思い、「やっぱりあれがしたいな」とか「こうなりたいな」とか「こうであるといいのにな」とか、それが一番大事ですし、大切にすると良いことで、そうすると自分に立ち戻れるので、自分らしくなり、自分が生かされる方向に向かって、本当に自分になり、自分がするべきことをし始める、つまり使命を行なうようになって運が開けます。

共同研究のようなものにも適しています。テーマを設定してリサーチする才能もあります。そして、自分に相応しい人生としていくことです。外面や体裁は、あまり重要ではありません。要は、自分がどう感じ、それを認められるかどうかです、自分で。それが大事です。正直で、素直な本当の気持ちのところで、本当に自分を大事にできるように、悔いのないような生き方をするようになれば満足し、充実し、そして生かされるので、自分の行なうことが出来、勘も働き、そして、うまく巡り始めるようになります。

少しずつ、行ないながら修正したり調整したりして、徐々に近づけていきましょう。知恵や閃(ひらめ)き、アイデアを生かすことです。また、教育ということで、子供たちの教育などにも縁が多少感じられます。何でも良いのです。自分で本当に、本当の気持ちのところで「やりたいなぁ。やれるといいな」と思うことをすることです。

【質問2】私に関わる内外のカルマとは何でしょうか。カルマを解く為に行なう事で、私に足りないところ、欠けているところは何でしょうか。お教えください。

【ソース】すぐ中途でやめたり放棄したりしてしまう点です。ある意味で、試練や逆境に強い人になりましょう。試しに、もう少し踏ん張ってみることが大事です。そうすると、いいことがあります。本当に素晴らしい体験を得ないままに終わってしまう、転じてしまうことが多かった人です。落ち着いて安らぎましょう。そして、しっかりと見定めましょう。表面で判断して終わらないようにすることです。そして、心や魂のところを大切にしましょう。

判断しがちのところがあります。保留にしましょう。また、正確かどうかで価値判断をする傾向があるようです。心のところや情、情け、思いやり、愛などを大切にすると良いでしょう。責任を引き受け、果たしていきましょう。信ずる心を大切にしましょう。周りのおかげという感謝の心を感じ、実践しましょう。人の大切さやありがたさを感じます。

みんなで作り上げていきましょう。人に依存しない人です。人に依存させない人です。依存はともかく、人と人との関わりは大事です。また、出来るだけ広い、自由な心を持ちましょう。 

いろんなことを同時にこなせる人です。なかなか器用です。空虚感を覚えるニヒリスティックなところがあります。しかし、完全に冷めたわけでなく、情熱を秘めていて、どこに振り向けて良いかよく見つけられないところのある人です。見つけると極端になる傾向もあります。判断したり割り切ったりしすぎないようにしましょう。そのようなカルマが少々気になります。

前世で皮肉家であったり、ニヒリストだった時があります。批評家的な鋭い目を備えている人です。また染織業とか、何か特殊な技術で、前世において活躍したことが何度かあります。そしてもちろん、意識や精神の領域で、前世から興味を抱いて探究してきている人です。真実を重んずる気風です。そして器用で、物を直したり、作ったり、作り替えたりしてきてきました。また、企画や編集の能力も優れています。翻訳したり解説したり説明したり、手順を追ってプログラムのようなものにしたり、図式化する能力もあります。

前世で技術者であったことが多く、知恵で生きていた人です。今世では、心と行動も伴わせましょう。分析官であったり、鑑定家であったり、審議する人、問いただす人であったり、チェックする人であったりしました。また、音楽は前世から好きでした。時には、ある程度演奏したり、或いは楽器を作ったりしたこともあります。工事や改良なども得意です。

その時その時で応じてきた人です。人の助けになってきた人です。でも、空虚感みたいなものがカルマの根底に動いているのが、あなたの特徴です。それで投げやりになったり、皮肉家になったりする時があります。しかし、人のために心から支援し、役に立ったことも、ずいぶんとあった人なのです。

また、人を蔑(さげす)んだり、皮肉ったり、揚げ足をとったりしたこともあります。そして、それがあなたに返ってきたことがあったのです。そのようなカルマがありました。しかし、人一倍自分を厳しく反省し、律していこうとするところも強い人なのです。そのへんの苦闘の魂の歴史が伝わってきます。

生まれ変わってきたところは、日本の他に中国やチベット、その他にインドやエジプトを始めとするアフリカです。既に述べましたように技術系の人で、考案をしたり、改良したり、物を作り上げたり、或いはアイデアが閃く人でした。測量技師であった時もあります。点検をする係だった時もあります。多芸多彩で、いろんなことをこなしてきたほうの人です。また、人間の造り出す文化やライフスタイル、神話とか、SF的な世界にも興味を持ってきたほうの人です。

道具作りの職人、改良家であった時が、何度かあります。たとえば弓の矢を作ったり、ジャンプ台のようなものを造ったり、大工をしたり、或いは、魚を捕獲する道具を作ったりなどです。そのアイデアを生かしましょう。そして、信仰をもって実践しましょう。何か特定の信仰という意味ではありません。科学の精神に富む技術系の人です。

【質問3】天より与えられた私の使命とは何でしょうか。教育や改革に携わる事なのでしょうか。お教えください。

【ソース】まず、あなたにアクセスしますと、非常に不安定で捉えどころがないというのが感じ取れます。スルリと抜け出るようなものが感じられます。そして、あまり将来が定まっていない、未知数の人であるということです。そして、傾向がマイナスに出た時は皮肉屋になったり、素直でなかったり、退廃的になったり、冷めてしまったり、無気力になったりするところです。

しかし、元々情緒はあるほうで、思い始めれば人のために精一杯尽くしたり、優しくなったり、尽くす人です。しかし、そのような情熱が失せると、いったん失せると、急に無気力で退廃的で皮肉屋になり、人が信じられなくなり、自分も投げやりで、非常に退廃的なムードに陥りがちです。出来るだけ、そのようにならないようにしましょう。

人を信じ、許し、受け入れ、ただ表面を合わせるだけでなく、心から柔軟になるのです。厳しくチェックし、点検するところがあります。また「これはこうだ」と断定しがちなところもあります。その奥を洞察できるようにすると良いのです。落ち着いてじっと見据えれば、そのような能力も備わっているので、働くようになるのです。

使命は、他の人の人生の重要な一部となることです。他の人の人生をサポートし、準備してあげることです。気付きのきっかけになってあげることです。文化を改革するため、啓蒙を図り、正しき理解を与え、誤解を解くために、生まれてきた人です。自分個人の誤解というより、世間一般に蔓延している誤解のことです。生活の便利さを追求し、本当の豊かさを造り出していく使命があります。

人生に思いやりや優しさを実践するためにも生まれてきた人です。自分の感情や起きてくることに責任を果たすためにも生まれてきました。啓蒙を図り、みんなの気付きを促し、安らかに暮らせるようになるためにも生まれてきました。異なった価値観やライフスタイルの間の橋渡しとなるためにも生まれてきた人です。

あなたは先んじている人です。他の人を見据えて、あらかじめ必要なことをしていってあげることも、あなたに出来ることです。あなたは先見の明、予知能力があります。

【質問4】使命を実行、実現する為には、どのようにしたら良いのでしょうか。お教えください。

【ソース】とりあえず出来るところから着手していくのです。あまり頭で考えたり、計算したり、シミュレーションしすぎたり、疑い深くならないことです。あなたは懐疑的になり、行動がストップする傾向があります。それは損です。行動すると、バランスが取れてくる人です。また、傍観者的になる傾向も見られます。自ら率先して取り組むと、そして責任を引き受けていくと、良いほうに向かえる人です。

批評家や皮肉屋のようにはならないようにしましょう。 自分で真剣に、我が事として、全体も引き受けて取り組むと、カルマを解消し、使命が実現に向かい、夢が叶い、自分の無気力や倦怠感を吹っ切ることが出来ます。そして達成の喜びや充足感を味わえ、また、人と共に励んでいくと感謝と喜びが感じられ、素直で謙虚になり、あまり気遣い疲れをしなくなります。ずいぶん気を遣って根回しするところがあります。

もっと素朴で純粋に生きましょう。なかなか朗らかで明るく、自由闊達な精神です。周りを活性化できる人です。行動し、実現し、責任を感じ、責任を引き受け、感謝ができ、信頼でき、表向きの柔軟さを超え、心からの柔軟性を持ち、寛容で許し、そしてよく思いやり、良いものを出し続ける、行動し続ける一貫性を崩さないこと、これと決めたら最後まで行なうこと。それらによって実現していきます。

もちろん、変えて良いのです、変える時は。ただの努力主義とか忍耐主義ではありません。しかし、まずは続ける方向で行なってみて、保留にする、判断を保留にする、結論を先延ばしにする。そしてあまり判断をせず、判断を控えて、とにかく行なうことを行なうだけ行なうというふうにすると良い人です。頭で考えたり、計算したり、先のことを見越したり、気遣ったり、いろいろ頭の中で考えが進む人です。現実とのバランスをとったり、調整をすることが必要なのです。

説明をしたり、図式化したり、解説書やマニュアルを作る才能もあります。器用で、対処能力のあるのが特徴です。非常に整然と、わかりやすく物事を整理し、伝える能力があります。何かあると、すぐ他を考え、転じやすいところがあります。少々のことで考えを変えることなく、信じ続け、一貫して進めて行くと、乗り越えながら、その先が更に充実して訪れます。「何がいいか」で捜し続けるよりも、「これ」というのがあったら、それでずっと行なっていくのが良いようです。

あなたの場合、将来があまり定まってはいません。その意味では、よくわからない人です。それだけに、可能性もあるとも言えるのです。如何様(いかよう)にでもなり得る人です。その意味では自由な人で、こだわりがないほうです。そして、いろいろ出来るので、可能性もいくつか捉えられるのです。

あなたの人生目的、生まれてきた目的には、これというのが特に特定されてはいないという特徴があるのです。その意味で、自分でも迷うし、また自由でもあります。干渉されるのは好きでないほうです。しかし、人のことを値踏みするところはあります。しかし、人一倍役立つことをしていく人で、その意味では、とても献身的な人です。その意味では、とても私心のない人で、尽くす一方のところがあります。

自分を生かしながら知恵を役立て、技術を役立て、他を補い、しかし甘やかさせず、厳しく導き、教育していくところのある人です。役立ちのために生まれてきた人です。その時その時で役立ってきました。十分な価値が認められます。非常に懸命に情熱を傾けて行なった時と、非常に無気力で冷めていた時、傍観者的であった時がありました。

一丸となって精一杯取り組み、そして大らかに、鷹揚に、心広く行なっていくと、元の良さが開花し、実りある人生となることでしょう。選びとるのをためらわず、自分の人生を作り上げていきましょう。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました)

〈了〉

2012年9月29日

私のライフシール、および活用法をお教えください。

2000.9.7 パーソナルリーディングNo.5045

【質問1】私のライフシールをお教えください。

【ソース】ライフシールの真中には、ハート型が見えます。ライフシールの真中にわりと大きめに一つのハート型が描かれていて、その形の中は薄ピンク色です。それは心臓、そして心を表しています。またチャクラで言えばアナハタチャクラを表しています。

まずこれは、あなたが今世本当の愛を体験し、自分を深め養い、霊的に進化を遂げることを示しています。〝本当の愛とはどのようなものか〟ということをあなたが学ぶためにです。このシンボルの下には『生命の体験』、そのように記されています。ハート型には〝LOVE〟即ち英語で各々大文字で〝ラブ〟と記されています。そしてそのハートの形の周りにはイエローの光が放射されています。

今世であなたは、頭のチャクラと心臓のチャクラとを一つにする為に生まれて来て、それを達成する為に生きています。ともすると理性や認識と、心や情緒、感情、或いは理屈と心の思いとがかみ合わず、分離したり背き合ったりする時があります。或いは一方が先走りして片方を抑止したりなどです。或いは軽んじたりなどです。

今世であなたは理性や論理と、心や感情とを一致調和させようとして生きています。特に今世で自分の情緒面を大事にし、それを受け入れながら、しかしそれに振り回されずにそれを取り込み、自分の中でそれを養いながら大切にし、認識に繋げ、エネルギーを上げていく。心臓の辺りまで来たエネルギーを頭の方にまで上げて行く。それによって愛が知恵と一体化し、愛に裏付けられた知恵、知恵に裏付けられた愛になって、一つのものとなります。

また男性エネルギーと女性エネルギーの一致、そして調和、能動性と受容性、積極性と消極性、勇気や行動と思いやりや優しさ、精神と物質などを一致調和させるためにも生きています。改革したり変えて行くことと、今を保ち認め受け入れながらそれを大事にして行く、維持する能力や力とを自分の中で一つにする、結びつける為に生きています。

また自分を上手に許してあげて受け入れる寛容さや心の柔らかさをも養おうとして生きています。前世のあなたは余裕が無かった為、自分を駆り立てたり自分を律したりして、自分を追い詰めたことが多かったのです。中々克己的な、つまり自分を克服するということに向かっていたエネルギーの質を感じさせます。

前世で科学者や研究者であったことが多かった人です。或いは技術者とか技師であったことが多かった人です。探究心旺盛な魂です。今世は心を養い、大らかで楽しく元気良く、細かい事を気にせずに生きることを目指そうとしています。

ライフシールの向かって右側には、段々畑が見えます。のどかな光景です。あなたは平地よりも段になっている土地に縁があります。それはあなたの心の質を表しています。人生においても起伏があるほうです。

また特徴としまして、改革者精神に富むところがあります。そして工夫と知恵の人で、また配慮を怠らないという監視する面、見守る面が強い人です。あなたの特徴は観察眼が鋭いというところです。あなたは前世から観察する人でした。そして工夫する人でした。

この段々畑はあなたを表しています。あなたのある面を。〝手を加え改良する、そして耕し収穫を納める〟そのような面があなたにはあります。前世で研究者であったり啓蒙家であったり、教育者であった人です。そして前世から瞑想や祈りに熱心で、また体のトレーニングを受けたこともあります。そして美術や工芸などの方面、機械や技術の方面、語学や解説の方面、或いは通訳の方面で貢献してきている人です。曼荼羅などを描いていた時もあります。

前世はアトランティスやチベットを始め、古代のエジプト、そしてモンゴルなどです。農業や特に肥料の面で工夫した前世もありました。知恵者として周りを指導し、より良くする為の改善や改良の為に自分を用いた人です。完全主義者で理想家でもありました。またこの段々畑は〝段階を追って成長し、良くなっていく〟、そのことをも表しています。『改善し、収穫をあげよ』、そのように記されています。

ライフシールの左側には、曼荼羅が見えます。ライフシール自体が曼荼羅なわけですが、さらにその中にあなたの場合ライフシールの左側が縮小された曼荼羅になっているのです。特にチベットの曼荼羅です。中々色彩豊かで綺麗です。チベット密教の絵を表しています。如来や菩薩、そして観音像などが描かれています。

あなたは前世でだいぶ認識能力を高めるために瞑想を行っていました。かなり傾注する方の人でした。古代のエジプトやチベットなどで修業をかなり積んでいた人です。そして探究家であり、よく見る人でした。観察者でした。知恵の人でした。経典も諳(そら)んじたり記憶していました。また考古学的調査や発掘作業も行っていた時があります。『認識の地図、大宇宙と小宇宙との対応』、そのように記されています。

ライフシールの下側には、地面に穴が掘ってあります。ずっと下の方に細く深く、ずっと掘り下げられています。『意識を掘り下げる』、そのように記されています。あなたは古代においてアトランティスやエジプトを始め、またそれ以降はモンゴルとかチベットなどに生まれ変わって行きながら、科学者であり、時に技師、あるいは技術者であり、そして神官、祭司などの宗教職に就き、特にそれを研究したり教育や心理学の体系作りに取り組みながら、よく前のものを確認、点検し、改良を加え、そして自分でも試みる人でした。あまり多くを語らず、追求していました。

意識の変容などについても深く関心を寄せていました。地面は意識の領域を、深く細く掘られた穴は、あなたが探究し追究して行っている姿を表しています。

ライフシールの上側には、白い銀色に輝くピラミッドが見えます。よく見ると細かく階段状を成しています。しかし光の当たり具合によると薄グリーンに輝いたり、或いは薄紫とか、赤紫に輝いたりもします。ちょうど太陽自体がその時その時の見え方によって白ではなく、少し白に黄色みがかったり、オレンジ色がかったりするようにです。それは光の屈折によります。

すでに語られましたようにあなたは太古の昔、アトランティスからそれ以降、神官であったり科学者であったり、技師、そして研究者として探究を試み、孤高の人として一人励み、周りの人達と距離を置くところがありました。批評眼が鋭かったり、時に皮肉屋であったりという時もありました。 しかし他の人と愛想の良い面もあり、一生懸命他の人を手助けしたり手伝ってあげ、相手の人が困っている時に本当に相手の人が困らないように支援する人でした。このような時周りの人は二つの面を見ました。ニヒルで冷たく潔癖で完全主義である面と、相手の為に本当に尽くし、成り立つ為に何でもしてあげる、援助を惜しまない優しい思いやりの側面とです。

科学技術やまた計算、そして図像を描く、そしてシンボルを研究する、時に色彩やオーラについても研究する人でした。そして古代文字も研究し、言葉についても一見識がありました。それが波動の研究に移った時もあります。また中々のアイディアの人で、発明や発見などにも大いに関心を寄せていた人だったのです。そしてこのライフシールの上のピラミッドはあなたのルーツや原点を表しています。『ONEの礎』、そのように記されているからです。

ライフシールは正方形です。輪郭はイエローです。背景色は青紫色です。ライフシールのテーマは『認識、理解、改革、推進』です。

【質問2】質問1でお知らせいただいたライフシールの解読と活用法をお教えください。

【ソース】あなたは一言でいって探究者です。また真実を解明する人です。意識を傾注するのが特徴です。静かに思い巡らす人でもあります。やや神経質で強情なところもあります。柔らかいようでいて強情を押し通す、中々の気骨を備えている人なのです。しかし人との関わりでは皮肉屋であったり、とても愛想がよかったり、自分の中に二重三重の面を持っているのも、これまたあなたの特徴です。

認識の面で優れていて、教育の改革を図ることが出来る人です。そのような面を活かすと今世の使命が実りあるものとなります。徹底ぶりも特徴ですが、一面潔(いさぎよ)いところがあり、割り切ると転換が早いというのもあなたの特徴です。合理的な精神に富みます。

ライフシールを見つめましょう。そして自分と向かい合いましょう。あなたは奴隷状態を脱し、多くの人を解放させ、認識と思考の自由をもたらす為に生まれて来たからです。あなたが一人ひとりの呪縛状態や闇の状態から脱する為に啓蒙と認識の中へ光を注ぐことに向かって行く時、あなたは大いなる啓発を得ることでしょう。

ライフシールをそのような方向で見つめ、自分を思い巡らし、整え、活かす方向でライフシールをツールとして用います。

【質問3】私の洗礼名とその意味、洗礼名を知ることの意味とは何でしょうか。また私が両性具有体であった時の名前もお教えください。

【ソース】洗礼名というのは、洗礼を実際に授けられた時に授けた者から付けて頂くものです。したがってリーディングで洗礼名をお伝えするということは本筋ではありません。リーディングを行う者から洗礼を受けて、その後にリーディングで洗礼名を尋ねられれば答えられることもあります。しかしリーディング自体は洗礼ではないので、洗礼を授けないで洗礼名を与えるということは出来ません。

ただあなたが前世で、例えば1900年前とか、今から2000年近く前、洗礼を受けていたとしたならば、その時の洗礼名を引き出したり、或いはキリスト時代でなくても、それ以降生まれ変わったどこかでキリスト教、或いはそれに近い宗教との御縁で洗礼か、或いはそれに準ずることを受けて洗礼名を授かった時の名前を引き出すということは不可能ではありません。

他にあり得るとしましたら、洗礼名というより霊的な名前とか本質の名前というのをリーディングで探り出して伝えることは出来ます。或いは今世であなたがどこかで洗礼を受けられた時、そして洗礼名を授かったならば、それについて必要なことをお伝えすることは出来ます。

さてこのように洗礼名ということでもいろいろなことが関わってくるわけですが、今は煩瑣に流れないように、或いは理屈を超えて、あなたから伝わって来たり、あなたから捉えられるものに入って行きましょう。まず響きとして捉えられましたのは〝ニシモ〟といったようなものです。しかしこれそのものでは無いようですので、もう少し同調して捉え直してみましょう。これに似た響きとしては〝オネシモ〟という名前があります。或いは〝ニコデモ〟とかも似ています。或いは〝アジタ〟という名前も捉えられます。

今一つ捉え切れ無いというか、ピンと来ないところがあります。それはあまり必要無いからという理由が主です。多分あなた自身が今願ったり求めたり、知りたがっていたり、欲しかったりという思いほどには実際はそれほど必要では無いということなのでしょう。

さて洗礼名の意味と言いますのは、その人の霊的な名前であり、その人の存在や特質を表し、使命を表し、その人の特質とか本質を物語るものです。あなたの場合、探究者とか追跡者、そして観察者、内面的変革者、自由をもたらす啓蒙家という特質があります。改善し改良し、改革を加えて行く。そして科学や技術の精神に富んでいる。中々鋭敏な頭脳の持ち主である。やや神経質で押し通すところがある。

しかし人当たりが良く、柔らかいところもある。中々心配りも出来る。しかし無理をしすぎるところがある。相手を気遣うところが強い。しかしややニヒルで皮肉屋のところもある。そういったものが感じられます。前世から鋭い人でした。扉を叩くような役目もあります。以上が今リーディングで捉えられたことです。

さて両性具有体だった時の名前ということですが、捉えられるかどうか試してみましょう。これは文字通りではないかもしれませんが、〝マヌー、エバ、モント〟三つから組み合わされている合成語です。或いは〝エミュ〟というのも伝わってきます。〝マヌ〟というのはインドの方の太陽神の名前です。〝エバ〟というのは、女性性や受容性、また自然なる母を表しています。〝モント〟は、学び研究する魂であることを示しています。〝エミュ〟というのは、物を造る職人、創造する存在であることを表しています。

あなた自身、探究する者、或いは職人、技工士としてアトランティスの人生をスタートしています。そして段々内なる認識や教育に向かって行きました。また色彩デザイナーであった時もあるし、光の実験を行った時もあります。クリスタルのような宝石に関わったこともあります。それをカットしたり、光のプリズムの研究をしたりなどです。レンズのようなものにも関わりました。

【質問4】私のIDナンバーは405ですが、ID№405からどんなことが読み取れますか。また私のIDナンバーが405になった理由とは何でしょうか、お教えください。

【ソース】それほど深い意味や理由はなさそうです。まず500番以内ですので、かなり初期からのオリジナルエンティティであるということが判明してきます。現時点においての400番代というのは、決して早くからではなく、むしろ最近です。まだ500番、600番ぐらいまでしかいっていないからです。最初からカウントしたわけではないのですが、ともかくカウントできるところから始まってのことです。 

しかし現時点ではまだ最近の新しい方のメンバーであっても、今後10年20年30年50年と行き、ナンバーがカウントされていって1千番、5千番、1万番、10万番、30万番というふうにもし行ったとしたならば、例えば10万の中の400番代というのは、これはかなり初期という事になってくるわけです。たとえ仮にあなたがずっとその時まで続いていなかったとしてもその時点で関わり始めたということにはやはり意義があり、それが薄れることはありません。

400番代というのは、500番までがとりわけかなり根本の繋がりのオリジナルエンティティであるということならば、その中に納められるということです。またアジアとの繋がりが感じられます。四隅という事にも関わりがあるからです。5というのはかなり堅い、安定した数です。4もわりとそうです。したがって比較的中では安定した人であるということが感じ取れます。そのような意味ではわりと定着しやすい人のようです。わりと手堅くしっかりしたものを築き上げて行く事がこれから判明します。

前世でも築き上げる人でした。アトランティスの時に、プリズムとか光線、レンズなどについて研究していた人です。今世においてもリーディングを通して探究を深め、光とかオーラとか色彩、結晶体などについてさらに解明を進め、そして認識や意識との関わりで自分を始め多くの人の意識を開き、啓蒙に役立てて生きていく人になりそうです。そのようなことがナンバーから感じ取れます。かなり科学や構造化することに関わる、そして解明する魂だからです。

自分を知って、改めて受け止め、感じ、育て、活かしていきましょう。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました)
〈了〉

2012年9月6日

髪の毛が薄くなってきているのはカルマの影響?


1998.12.10 パーソナルリーディングNo.3588 
【質問1】私の過去生は全部で何回、転生し 、どこに転生し、どんなことをしていたのか、私のカルマとは何であるのか、髪の毛が薄くなってきているのは過去生のカルマから来ているのでしょうか、お教えください。

【ソース】分かること、分かってきたことから順々にお伝えしていきましょう。まず前世で、技術者であったことが多かったというのが判明してきています。熟練工であったり、あるいは機械工などであったりです。精密機械工といったことで、その器用さや、手先の細やかさを活かして生きていた人です。

奉仕的な面があり、物を運んだり、移動したり、さばいたり、処理したりといったことで、体を使いこなしていた前世もありました。荷造りとか運送業などです。他に前世でのあなたの姿や職業というのを見ていきますと、文学ではないのですが、文章や言葉に関わる仕事に従事していたことがありました。言語学とか比較文化論などに関わる仕事です。

他にはデザイナーであったり、建築方面の技師であったりなど、設計や製図などに関わっていた時がありました。他に画家のように、写実画や、象徴画などを描いていた時もありました。また楽器を作ったり、調律したりといった仕事をしていた時もあります。他には分析したりなど、農業や牧畜の方面での研究調査官とでも言ってよいような役職に就いていた前世もありました。

他には宗教の方面での神官や僧侶であったという前世もあります。宗教関係の法具や道具を作ったり、並べたり、揃えたり、磨いたりといった仕事もしていました。また日常生活の便利な道具を作り出したり、改良したり、修理したりなどの仕事をしていた時もあります。また瞑想したり、催眠のようなことに関わっていた仕事もあります。

地球上で生まれ変わってきた回数は43回から48回、47、48回ぐらいです。幅をもたせて述べましたのは過渡期や移行期を含めるか含めないかの違いがあるからです。つまり、少ない方の回数は含めない回数、多い方の回数はそういった過渡的な形態を含めた回数です。あるいはすぐ生まれて亡くなるなども含めた回数です。例えば生後3週間で他界した前世など、そのようなものがあったようで、それを含めるかどうかにもよります。

過渡的形態というのは別に動物進化論からしての猿とかチンパンジーであったということではありません。あるいは北京原人であったというような意味ではありません。むしろもっとアストラル的な形態を帯びた精妙な体、まだ肉体に固まっていない物質化がまだ不徹底な形態を指して述べています。実際の形態としてはアメーバ状であったり、カンガルーのような形態だったのです。猿やチンパンジーというよりは、あるいは原人や猿人というよりは。

生まれ変わりの舞台となってきたのはモンゴルやチベット、中国、中央アジア、デカン高原、トルキスタン、東南アジア、マレー諸島、南太平洋諸島、北米、中南米などが主です。他に広げればアフリカ、ヨーロッパ、オリエント世界なども浮かんできます。もう少し見ていきましょう。

モンゴルの方に生きていた前世では研究をしたり、調査をしたり、実験をしたりしていました。主に家畜とか、あるいは植物に対してです。分析するのが得意で、とても緻密な頭脳の持ち主でした。調べ上げるのが得意で、またチェック機能も果たしていました。

例えば肥料や土壌の成分や養分を分析したり、解析して、良い肥料と問題のある肥料を見分けたり、あるいは改良するために別の物をそこに投入したり、加えたりしました。また家畜の餌などの肥料も調べ上げて家畜が死んだり、おなかをこわさないように、また、良い体づくりになるように食べ物をよく選別したり、工夫したりしていました。

チベットの方での別の前世では儀礼用の法具とか道具を作っていたり、あるいはそれをチェックしたり、並べたり、セットしたりしていました。宗教儀礼自体にも関与していました。

中国での前世では大らかな人であり、寛大でした。しかし細かなところもあり、何か二面性があるように見られていました。あなた自身は自分では矛盾は感じず、明るくて大らかなところ、また陽気なところ、明るいところ、ユーモラスなところと、非常に細かく厳しい神経質なところがあるのを自分で気づいていて特に矛盾は感じてはいませんでした。

旅が好きで、いろんな趣味を持っており、例えば釣りのようなこととか他の人とおしゃべりをしたり、花札のようなもので遊んだり、ゲームも好きで、得意でした。また書物も時に読むことがあり、自分でも文章を書いたりなどしていました。また絵も嗜(たしな)み、なかなか多芸、多才な人でした。

東南アジアの方での前世では座禅の修行のようなことに励んでいて、いろんなアドバイスをしたり、指示したり、指摘したりもしていました。教育者だったのです。また道具を作るのが得意で、例えば箒(ほうき)とかちり取りみたいな物を上手に拵(こしら)えてしまい、使い方まで指示したり、指導したりもしていました。綺麗好きなところがありました。

アトランティスでの前世では電気関係の仕事に従事していました。何ボルト位なのかそれを調べて、ちょうど良いぐらいの所にする調整役でした。また音声に関しても働きをしており、何メガホン位がちょうど良いか調べ上げ、データもとっていました。またテレビやラジオやコンピューターのような物に関わっていて、情報や通信、メディアの方面とも関わりがありました。また、多少霊的なことや宗教的なことにも関心がありました。

日本での古代の前世では深く考えこむ人で、哲学者のようでした。設計技師であり、監督官をも兼ねていました。土こうの作り方、土工の行い方、土の盛り方、土の固め方、また水路の引き方など、いつも深く考えこみ、自分で棒のようなものをもってそれを筆や鉛筆代わりにしていろんなものを書いていました。なかなかのアイディアの人でした。また革命的なことも考えていましたが実行には移さず、自分のビジョンの中にあるだけでした。多少、予言めいたことにも興味があり、あなた自身もそのようなことに関わってもいました。

日本の中世における前世では正義感が強く、すでに形成されつつあった身分制度や区別や差別などに対してとても厳しく受け止め、人間の尊厳について訴えかけていこうとしていた人でした。教育についての仕事をしていて人間の尊重や人権に関して擁護する立場にあり、また今で言う視聴覚教室のようなところでいろいろな手法を用いて人を教育し、人の可能性を確かめる仕事をしていました。瞑想や催眠のようなことにも関心がありました。

日本の近代における前世ではゲームのようなことに関わっていました。知的ゲームのようなもの、将棋の駒や囲碁をはじめ、いろんな遊技の道具に関わっていました、でも、すぐ飽きてしまい、満ち足りませんでした。山に籠もって隠居したこともありました。割と孤高の人で、しかし人に会うとなかなか愛想もあり、明るく、はしゃいだりもした人でした。一人の時は厳しく深刻で険しい顔をしてピリピリしていたりもしていたのです。隠居の面、孤高の面と、人と愛想良く明るく振る舞うところと、両面あった人でした。

中国の奥地における別の前世では配給係であり、物資の運搬や供給に関して働きをなしていました。バビロニアの方での別の前世では天体観測や天文に関して興味があり、占星学や数に興味を持っている人でした。アラビアの方では天候や気候、風土を研究し、砂時計のような物を作ったり、日時計のような物にも興味を持っている人でした。また織物や衣服にも興味を持っていて衣服の素材にも興味があり、また染料などにも関心を寄せていました。アフリカでの前世では改革者であり、教育者でした。周りの人たちに啓蒙を図る人だったのです。

ヨーロッパの辺境地に生きていた前世では孤独な人であり、他と相和するのを潔(いさ)ぎよしとしないところのある潔癖な人でした。批判的なところがあり、皮肉屋だったりしました。非常に頭が鋭く、しかし非生産的である自分自身に対して自分を許せないところもあった人でした。だんだん救いのようなものを求めるようになっていきました。

さて髪の毛が薄いことに関してですが、理想と現実とのギャップや自分自身を自分で信頼できなかったり、許せなかったことなどに起因しています。それが体質にも波及し、自分自身に栄養を与えられない、自分を自分で愛したり、認めたり、受け入れたり、ケアしたりしてあげない、そのようなことがたび重なって、いわば自分の肉や栄養がそぎ落とされたといった象徴的な説明が合っています。

【質問2】 3年前に会社を辞めてから今まで3年間就職できないのですが、どうすれば就職できるのでしょうか?私に向いている職業は何でしょうか?私の才能は何でしょうか、教えてください。

【ソース】能はどちらかというと豊かな方であり、人並み以上に優れている明晰な頭脳の持ち主です。先を見越す能力に長けています。また予言者的な能力もあります。言葉や論理の明晰さに特徴が窺えます。

言語能力、合理的精神、デザインの能力、また色彩の方面での識別能力などが主です。また、奉仕能力、処理能力、適応力、学習能力、そして教育的な効果をもたらすことのできる能力、改革精神、手先の器用さ、道具を作る創意と工夫などです。

法律関係の仕事に前世で従事していた時もあります。裁判官のようであったり、弁護士さんのようであったり、法律研究者であったりしました。主にイタリアのあたりでの前世だったようです。後、もう一つ中国のあたりでもそのようなことに関わっていた前世があったように捉えられます。

なにしろ、40数回の生まれ変わりですから、いろいろやってきたわけです。でも技術職、専門職についていたことが多かった人です。それがあなたの魂の特徴からする傾向性だからです。フリーな知的職業、自由業であり、知的な資質と、また器用さなどを生かせる職業が合っています。

解説書をまとめたり、企画書をまとめたりする能力があります。知性を要する自由業が合っている人です。デザイナーとか企画考案者とか、あるいはアイデアの人ですので、何か特許品を考案したり、作り出したり、設計したりする、そういったことでも能力が発揮されます。ヒット商品とかです。人間の意識や脳に関して鋭い洞察力があります。

教育の分野で改革を図るという暗示が来ています。何らかの形でそういったことに関与すると良いのではないでしょうか。
改革者精神が特徴ですので、刷新を図ったり、改めたり、新しい気風をもたらす職業、ベンチャービジネスなどに適しています。

また、人間の体と自然環境との関わりを究明することにも使命があります。農業や技術、工具、それらと地球環境との関わり、そのようなことの仕事にも適性があります。他には水とか土とか空気とか、そういったものを調べ上げる調査官、検査技師などの適性もあります。また言語学や考古学の方面での能力もあります。染め物などの方面での適性もあります。

【質問3】3年くらい前から髪が薄くなってきているのですが、現在私が行ってる電気を使い血液をアルカリ性にしてカルシウムを多く摂る治療で髪は元通りに治るのでしょうか?私の行っている治療以上の方法はあるのでしょうか、お教えください。

【ソース】他のに変えるというよりもそれと併用して次のようなことも取り組むと良いかもしれません。全身マッサージです。そうすると血液の循環や血行が良くなり、頭皮にもそれは向かっていきます。全身マッサージ、とりわけ、背中から肩、首筋、そして何より頭、頭皮のマッサージです。

ある程度、神経に起因するストレスがそのことの原因となっています。それで出来るだけ、リラックスし、気にしないこと、そして大らかに明るく、よく笑ったり、楽しむこと、真面目に楽しむといいますか、摂理に即して楽しんだり、はしゃいだりすること。摂理に即して楽しんだり、遊ぶこと。そのように気分転換が必要です。音楽を聞きながらリラックスするのも良いでしょう。

また入浴なども良いでしょう。当然できることはしているものと思われますが。例えば、お風呂のお湯に使われる水あるいは入浴剤、シャンプーやリンスあるいは石鹸そして衣服を洗う時の洗剤、当然そういった物はチェックし、良い物にしていると思われます。それでも工夫でき、改良の余地が見られます。あまり細かくはならないでください。出来る範囲で結構です。

やることを楽しむこと、やれる範囲で工夫すること、それにばかり意識が向かいすぎないようにすることなどがポイントです。例えば、海草シャンプーなどは良いですし、アロエの入っている物も良いでしょう。お風呂のお湯に使われる水ばかりでなく、それ以上にもちろん、飲む水などは良いのにするわけです。

活水器や浄水器を取り付けられたら取り付けるなどです。他にはお水のほかにお塩、お砂糖、お味噌、お醤油、お米などを選ぶことです。当然飲む水という場合は、お茶もそうですし、ご飯を炊く時に使われる水もお料理に使われる水も、良いお水を使うとかです。血液を浄化するためには水分からです。

他には酵素玄米なども良いでしょうし、緑黄野菜と海藻類が良いでしょう。ミネラル類は適量を摂取してください。特にカルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛などは必須です。ビタミンも同様です。お酢を飲むのも体に良いでしょう。他には酵素とか微生物菌なども体や髪に良い物です。当然陽の日差し、日光はあまりよくありません。あまりに陽にあて過ぎますと、昨今はオゾン層に穴が開いてきていて日差しが有害になってきているからです。。

ケアというのが大事で、よく愛情を注ぎ可愛いがる、自分で労ってあげる、自分の体や頭皮に語りかけて、可愛がってあげる、大事にしてあげるという精神が何より大事です。しかしあまりに囚われると今度は効果が減じてきます。その辺はうまくやってください。

以上述べられたところから特に出来ることから着手してください。とりわけ最初にお伝えしました全身マッサージ、頭皮や顔を頭、首筋、背中にかけてのマッサージは効き目があります。さらに手の指、足の指、手のひら、足のひらなどをほぐすのも効き目があります。また足湯なども良いでしょう。足をあっためることです。でも出来ることは生活上限られているはずです。したがって出来るところでやってください。後はあまり気にしないことです。

【質問4】 私のツインソウルは現在どのような状態でどこにいるのでしょうか?男なのか女なのか、お教えください。

【ソース】ツインソウルは大抵というか、ほとんど異性です。自分の片割れであり、陰極と陽極、マイナスとプラス、受容性と能動性などといったように好対照を成していて、ちょうど卵がパカッと二つに割れたような感じです。非常に共通しているところと、まったく正反対で対照的なところとがある相手です。似ている上で違うといいますか、共通の基盤に立っていて好対照を成している、補い合える関係、鏡に映し合う関係です。

鏡にまったく同じに映っていると思ってはなりません。確かに同じに映っているのですが、しかし正反対になって映っているはずです。右手にお箸をもって食べているのを鏡に映して見てください。映っている姿は左手で食べているものです。ちょうどそのような関係です。「同じだけれども正反対」という相手です。まだ出会ってないように見えます。出会うかどうか、今のところ定かではありません。ひよっとしたらあの世に待機しているのかもしれません。なんとなくそちらの方が濃厚なように感じとれます、あなたの場合。

自分の心の故郷のような人で、自分の胸の中に住んでいる人です。心の奥底にビジョンや異性のイメージとしてすごく懐かしいという感じの相手です。今生、地上では出会わないかも知れません。しかしまだ分かりません。少なくとも、まだ出会っていないことだけは確かなようです。今はそれ以上のことは判明してきていません。

あなたが自分を知り、愛し、正しく受け入れ、自分との関係性を修復し、準備が備わるほどに、だんだん意識が開かれ、いろんなことが分かってくるようになります。そして必要とあらば出会うということも起きるのでしょう。
                      リーディングを終了します。
(ありがとうございました。)
〈了〉

2012年8月1日

男性の方が感情的で思い入れが強く、女性の方が冷静で感情から自由な場合が多いのです。

2007.6.13 リーディングNo.9920
【質問1】○○○○○(1974年○○月○日、神奈川県○○市在住)と私との間に、前世での関わりやカルマ的な関係がありましたら、お教えください。

【ソース】二人の間には特に、カルマ的な関係は見出せません。今世で初めて会ったわけではありませんが、あなたが思っている程は、前世で縁があった人ではないのです。 自分が誰かにピンときたり、何か感ずるものがあった場合、その自分の感覚が何に由来するかまでは、正確に把握していない事もあります。

その女性にあなたが惹かれたのは、前世で深い関わりがあったからと言うよりも、あなたを惹き付けるものが、その女性にあったからです。自分の好みの異性だったと言ってしまえばそれまでです。そのような時も、人は、相手に強く惹き付けられるという事が起きます。そして、人は、いざ自分の事となると、直接的なので、主観的に、自分の感情に陥ってしまい、客観的に、的確な判断や認識ができなくなる事が起きてきます。

他の人の事となると、外から冷静に、平らに眺められるので、そして自分も介在していないので、ほぼ的確に捉えられたりします。しかし、我が事となると、自分の感情や、時に利害や立場、思い入れ、反発心などが介在するため、適正に捉える事が難しくなります。

自分では冷静で、客観的に認識しているつもりでも、実際は、自分に関わる事ですので、どうしてもそこに自分が介在してしまうからです。その分、真実が歪められます。

前世において、2 3度は、その女性を、多少見かけたり、少し関わった事はありました。その為、今世でも出会いましたし、4ヶ月くらいはテニスでお付き合いがありました。しかし、前世でも、それ以上の関わりはなかったので、今世でも自ずと、そのぐらいまでしかいきませんでした。あなたが実感している程は、その女性とのご縁がないのです。その点、その女性の方が冷静で、客観的に事実を認識して動いています。

大雑把に見ると、男性の方が感情的で、思い入れが強い場合が多く、女性の方が冷静で、感情から自由な場合が多いのです。一見すると、女性の方が感情的、盲目的、熱狂的で、男性は理性的、客観的で、感情を統御できるように見えます。しかし実際は、女性の方が淡泊で、割り切りが早いのに対し、男性の方が感情的で、引きずりやすい場合が多いものです。もちろん、個人差はありますが、あなたとその女性との関わりでは、典型的にそれが出ています。それが二人のズレとなって現れています。

前世で多少、知っていた時とは、紀元1世紀のローマ帝国での前世と、16世紀のスペインと、鎌倉時代の日本の前世とです。この3つ共、他の人達の中で、その人の事も知っていた程度でした。考え方や方向、目的などは、一致していませんでした。しかし、前世で、あなたの印象に残った為、今世でも彼女と出会う事になり、言わばあなたが彼女を引き寄せました。そして出会いが実現したのです。

そして前世でも、ある程度は知っていたので、最初の4ヶ月程度は、テニスを通しての簡単な行き来がありました。しかし、前世で夫婦だったとか、父と娘の関係だったとか、深い恋人同士だったという事がなかったので、今世でそれ以上は深まりませんでした。前世で、あなた自身、彼女に感じたところがあったので、今世でも、それがあなたの中で初対面の時に湧き上がりました。

予定通り、また、願い通り、あなたはその女性と再会し、その時感ずるものがあったのです。しかし、前世の時も、その女性の方では、あなたに対して、特別なものは感じていませんでした。その為、あなたが個人的なお付き合いを申し出た時、それを辞退してきました。考え方や方向も、相容れないものが感じられます。

二人の考え方や捉え方、今後に対する意向などは、共通していません。あなたは彼女の方に歩み寄ろうとしていますが、彼女の方はあなたに感ずるものはなく、共に歩んでいこうという気はありません。あなたの方からの一方的な思いや歩み寄りです。これは、どちらが良い悪いとか、正しい、間違っているという事ではなく、二人の特質と方向性が違っているという事実があるのみです。その女性には、その女性の正当性や言い分や背景があります。

前世の時の方が、あなたは、もっと優位に立てていました。しかし今世では、それがあまりあなたには伴っていなかったので、思うようには運んできていません。特にカルマは、二人の間にはありません。縁もカルマもありません。ただ、多少は前世で知っていた、今世初めての出会いではなかったです。このような場合、初めての出会いも多いのですが、あなたの場合は、初めてではなかったです。

その意味で、あなたの、最初に感じたものには根拠がありました。単なる好みのタイプの女性という以上のものがありました。しかし、客観的に見て、縁やカルマや目的がある程ではなかったので、現実がこのように展開してきています。その女性は典型的な、クリスチャンの考え方や方向を持っています。これは正直、結ばれる事は困難な関係なのです。

【質問2】○○○○○さんと私との間にカルマ的な関係がある場合、二人の間のカルマは現時点で解消されたのでしょうか?それともまだ果たすべきカルマがあるのでしょうか?お教えください。

【ソース】カルマと言うのと、ご縁や目的と言うのとが、それぞれ考えられます。現象として、思うようには運ばない場合、カルマがあるから思うように運ばない事もあるのですが、それ以前に、そもそも、ご縁がほとんどなくて、共通の目的が伴わないと、やはり、思うようには関係が進展しないものです。

つまり、あなた方の関係は、良いものも悪いもの、つまり問題もほとんどなく、ご縁が薄かったという事で、この2年間の二人の関係性が説明できます。あなたは真面目で、誠実な人です。何に対しても真剣で、直向きで、真っ直ぐに捉えたり、取り組みます。しかし、その女性にとっては、それが、かえって怖かったり、敬遠する材料となってしまっています。

ひょっとしたら、あなたがもっと気楽で、簡単に捉えていた方が、うまくいったかもしれません。しかし、それでは、あなた自身、自分を偽った事になり、自分らしく納得いくように振る舞った事にはならないので、あなた自身、自分といて居心地が宜しくない状態に陥った事でしょう。

果たすべきカルマは、特にありません。あなたが自分を変える必要もありません。むしろ、別の女性を捜すべきです。その女性の事も、自分自身の事も、尊重し、別な道を歩むのが勧められる事です。あなたは自身、一人で静かになって、「本当は本当はどうだったんだろうか?」というように、改めて虚心坦懐に、この事に向き合えば、必ずこのリーディングで言われた事が本当であり、やはりそうだったんだなと、納得せざるを得ない事でしょう。

人間は感情がある為、期待や思い入れがあったり、逆に恐れや心配があったりで、真実が歪曲される事がしばしば起きます。それでも、奥深い意識では悟っており、「本当はこうだ」というのを、どこかで認識しているので、当たり前の事実をその通り突き付けられると、嫌なのですが、心の奥底では「ああ、やっぱり」と思えて、「やはり仕方がなかったんだな」と認めるものです。あなたの奥深い意識も、それを聞きたがっていました。そしてそれをきっかけに、気持ちを吹っ切って、方向転換をする機会に、このリーディングを使おうと参加されたのです。

あなたに間違いや問題があったからではありません。ただ、方向が二人は違っていただけです。あなたはこれからも、自信を持って、自分らしく、自分の信ずる所と、自分の生き方を貫いてください。その女性に合わせる必要はありません。つまり、その女性が正しくて、あなたが間違っていたから、うまくいかなかったのではないのです。もちろん、逆も真なりで、あなたが正しくて、彼女が間違っていたから、うまくいかなかったのでもありません。それぞれが正しく、尊ばれるべきで、事実として方向が違っていただけの事です。

無論、一人の人間として、それぞれに課題や必要な学びはあります。しかし、それ以前に、事実として、縁がほとんどなく、方向自体が違っていたという事なのです。

あなたは前世において深刻で、誠実で、真面目に生きようとしていた人です。あなたはひと言で言うと、前世で「考える人」でした。また、行動する時は誠実に、自分が納得いくように行動している人でした。とても慎重な人で、言葉にしても、行動にしても、選んで、的確さをモットーに歩み続けていた人です。

自己完結型のところもあり、自分の論法の中に自分が入っている傾向も、強かった人です。前世で哲学や生き方に、大変興味を持って探求していた人です。法律関係の仕事に就いていた事もありました。厳格で、自分を律する傾向が強かった人です。

エジプトやイスラエルでも生きていて、義務に忠実だった人です。一方、その女性は、あまり深くは考えたり、追求しない、まあ、穏やかですが、周りと合わせながら生きてきた人です。あなたのような真剣さや、真摯(しんし)に真実を問いかけ続け、求めるタイプではありません。人柄は良くて、おっとりしているのですが、あなたの直向きさには耐えられない女性でしょう。

【質問3】これからどのように関係改善をしていったらよいでしょうか。あるいは彼女を諦め、新しく別の女性との人生を歩んだ方がいいでしょうか。お教えください。

【ソース】今回、起きた事は偶然ではなく、ほとんど必然でした。あなたはここを通らないと、次に進めなかったのです。起きた事を、どのように捉えるかという事は、とても大事なことなのです。もし、縁がなかったり、一緒になれなくても、そこには必然性や意義があったと見れば、この2年間が生きてきます。そのように捉えられてこそ初めて、そこを通過でき、それで初めて次がやってこれるのです。

人生において、一見すると失敗だったり、回り道に見えたり、ムダに見える部分が数多くあります。しかし、改めて見直してみると、失敗でも、ムダでもなく、それは必然であり、それでカルマが果たされたり、気づきが得られたり、自分を取り戻せたり、そこで成長が起き、そのようにそこを通る事で初めて備えがなって、次の段階を迎えられるということ。そのように神が、一人ひとりを導かれます。

あなたはとても真面目で、物事をその通り受け止めるので、その意味で神のおとりなしの効果がある人です。特にあなたはこの2年間、その事に自分のエネルギーを注いできました。それはあなたにとって無意味ではなく、必要で、次の為に欠かせないプロセスだったのです。

ここを通るのと、通らなかったのとでは、えらい違いです。是非、その事に気づいて、改めて受け入れ、「この事が是非とも自分には必要だったんだ。その為にこれを経験し、その中で、自分の中のカルマが解消し、初めて次の自分がそこから現れ出てくるんだ」。そのように捉えてください。

さて、「彼女とのカルマがない」と言い、しかし、「今、ここを通る事でカルマが解消する」と説明しました。これは矛盾ではなく、その女性との具体的で特定の二人のカルマはなかったのですが、あなたのこういった事柄に関する、自分個人の中のカルマはあったという事です。つまり、その女性という具体的な魂とのカルマ的な事は、前世でほとんどなかったのですが、こういった類のあなたのカルマはあったのです。それがたまたまその女性との関わりで現れ出ました。その意味で、現れ出るのは必然でした。

つまり、もう少しわかりやすく言うと、あなたは生まれ変わりの中で、相手を替えながら、何度か、これに似たようなパターンを繰り返してきているのです。その意味で、あなたの「カルマがある」という自覚は正しいのです。カルマ的なパターンです。それにここで気づいて、「ああ、自分はそのようになりやすい傾向があって、それは自分のクリアしなければならない課題なのだな」と思い至れば、自分のパターンや好みとか、はまりやすいところに気づいて、それから自分を脱却させ、ありのままの事実を認識できる態勢ができてきます。

やはり生まれ変わってきて、一度や二度は、前世のこのパターンを辿らない事には痛感されず、痛感しない事には、そこから脱却して目が開かれ、本当に自分に合う、また縁のある女性を見出し、そして巡り合って一緒になるという事は起きにくかったのです。この辺りの事は重要です。それらがあなたの中で、本当に腑に落ちて消化されて、解消する事が、その女性を題材にして、あなたの中で起きれば、この2年間の意義は、十分にあったと言えます。

その意味では、その女性に感謝です。それで本当に解放され、あなたは自分を大切にし、また、その女性の考え方や生きる方向をも、心の中で立ててあげながら、解放してあげる事ができます。これがあなたにとっての学びです。ここがキチンと押さえられれば、この2年間に、あなたの身に起きた事の意図は遂げられます。天の意図です。

そのようにしてあなたは、ようやく前世からの自分のパターンにはまる事から免れられ、目が見開かれて、真実がそのまま見えるようになり、態勢が整います。その時初めて、真のパートナーが登場してこれるし、そしてその人が、つまり現れる人が真のパートナーだと見破れます。見抜けます。そして、もし縁や必要性があれば、結ばれるという事も起き得ます。

もし、○○さんとのこの2年間の事が、苦しみや悩みとして、あなたの中で十分にこなされてこなかったなら、あなたは今のような心境に到達はできなかったはずです。一度、中に入って、十分にそれに取り組んで、こなされ、消化されて初めて、そこから浮上し、脱却できるのです。考えたり、学んだり、理解しただけでは、脱却できません。その為の2年間が、どうしてもあなたには必要だったのです。
まず、それをこなす事。そして痛感して、しかる後、初めて脱却でき、準備態勢が整って、そこで出会う人が本命です。何故ならそれが法則だからです。その意味で、この2年間は、不毛なようだったけれども、あなたにとって不可避であり、今のような心境に到達するために、どうしても通らなければならないプロセスでした。プロセスは自分のカルマや、必要な学びの度合いに応じます。あなたにとって2年間ぐらいがちょうど必要な期間だったのです。

以上の事が、よくよく自分の中でこなされて、痛感させられれば初めて、あなたはスポッと、無理なく抜け出れます。そしたら心がスッキリして、その女性を解放してあげられます。それが真の誠意です。ある意味であなたは、今日まで、その○○さんを縛ってきていたのです。真の愛と真理は自由です。それをあなたはようやく悟り、学びつつあります。

ここまで来れて初めて、本命が登場できるようになるのです。それまで神が待機させておられます。そもそも前世からあなたは、あまり特定の女性と縁がなく、家庭縁が薄いのが特徴です。自分でも我慢し、抑止する傾向が強かった人です。忠実であり、正義感が強い人で、今世の名前に表れている通りの特質の人なのです。そこにあなたの特質が出ています。律儀で、秩序を重んずる、格式を第一とする人でした。

【質問4】私(○○○○)のカルマ、使命等、神の目から見て、私に必要と思われるアドバイスがありましたらお教えください。

【ソース】あなたが恋愛的な感情を持つようになったのは、成長です。何故なら、前世でのあなたは、必ずしもそうではなかったからです。前世であなたは異性にまったく無関心だったり、無縁だったりしました。しかし、ある時は、極端に溺れた事もありました。

また、特徴としては、生まれ育った家庭で、親からの愛情を十分に頂けなかった事です。前世であなたは、何度か孤児のように育てられました。両親が揃っていて、両親からの愛情をいっぱいもらって、元気に明るく、人を信ずる人として、伸び伸びと育った事が少なかったのです。

その為、前世で我慢する事が多く、用心深くなり、また、我慢強い人になりました。それがまた、次に生まれ変わる時にも作用し、再び家庭縁の薄い所に、自分は縁付くようになりました。人からの愛情を十分にもらえないまま自立した、独立独歩の人が作られていきました。それがあなたの生まれ変わりのプロセスで起きた事です。そのようにしてできてきた為、恋愛をしたり、異性を選ぶ際、どうしても自分の厳格で我慢強い面や、直向きに相手を信じ、自分の想いを伝えようとする傾向が出すぎてしまうところが生じました。

例えば、今回質問に出されている女性は、家庭的な愛情をいっぱいもらって、ある意味でわがままに、甘やかされながら、恵みの中で育ってきました。一方のあなたは、前世からハングリー精神に富み、我慢したり、忍耐しながら、愛情も欲しいものも与えられず、ひたすら生きてきました。そのようなあなたの凄みのようなものや、真実を探求して止まない心を、何の疑問もなく、家庭愛に恵まれた中で育った女性は、受け止められないのです。

前世であなたは苦労性でした。もちろん、前世と言ってもいろいろですので、一括りにはできません。それでもその人の、大まかな前世のパターンや特徴はあります。あなたの心の奥底には、悲しみがあります。ずっと我慢して、家庭愛に飢えながら、転生してきました。その為、気楽に、相手と上手くいくような恋愛を叶いにくくしています。

自分の中で家庭愛が欲しくとも、断念してきたので、家庭愛に恵まれて、順調に育った人に惹かれるのです。しかし、順調に育った人にとって、あなたは重荷です。もっと気楽な男性を好みます。あなたは霊界にいた時も考え、思索を重ねていました。前世でのあなたは、忠義で、仕事人間でした。マイペースに、律儀に義務を遂行し続けていました。

黙々と何かに取り組んでいる姿が、いろいろと浮かびます。我慢して、黙って、忠実に義務を果たし続ける、働き人間のあなたの姿が、何通りか、その時、その時の光景が浮かびます。今世では、愛情を求め、「人並みの幸せも悪くはないな」と思えてき始めています。前世であなたが自分にしてあげなかった事は、許しです。あなたが自分を解放してあげる事で、あなたはもっとスムーズに、人と関わり、重荷から解放されるのです。

頑張ったり、きちんと真面目に行わないと、人は幸せになれないし、またなってはいけない」、そのような厳格さが、あなたの中に深く根を下ろしています。自分に対しても、人に対しても、そのように見る傾向が強いのです。しかし、その一方で、苦労はあまりせず、朗らかに、伸び伸びと愛情をいっぱい吸って育った人に、強く惹かれる傾向ももたらされました。ここで自分を知って、調整する事が必要なのです。

それをこれから、半年から、12年かけて行いましょう。その中であなたは、次第に、前世以来の自分から解放され、これからのあなたに相応しい、無理のない有り様が自分の中に作られていく事でしょう。その時、あなたは初めて、「人間はお互いに支え合い、信じ、愛し合うべき存在なのだ」と、心から思えてきます。

前世で、スペシャリストだった事が多く、高度な専門職や技術職に就きながら、手に職を付け、技術や技や資格や知識で生きられるように、自分を作り上げてきました。「無理をしないと生きられない。頑張ってこそ、幸せになったり、成り立つ権利がある」と、あなたは自分の人間観や人生観を作り上げてきました。それはある程度正しく、あなたを支え、成り立たせてきました。

しかし、もっと、天からの恵みと、周りからの支えや助け合いによって、人は互いに、労り合い、安らかに生きられる事も、また、真理なのです。あなたはそれを求め出しているところです。それが彼女の中に見えました。彼女にある事が窺えました。それであなたは強く惹かれました。その女性に惹かれた、別な理由もあった事でしょう。これだけだとは言いません。ただリーディングで捉えられたものを、お伝えしたのです。

このリーディングでは描写されなかった真理や、大切な事も、他にいっぱいあります。あなた自身が既に認識したり、習得しているものも、たくさんあります。ただ、このリーディングを通して、今、与えられる必要がある事、また、与えられるものが、この数十分で伝えられました。これもまた、あなたの引き寄せたものなのです。そのようにしてあなたは、これからの自分に必要な機会を引き寄せ、こうして自分が聞き、それを体験したのです。

さて、これからあなたは、どんな種を蒔き、何を選択し、どういった収穫を受け取るのでしょう。今日のこの機会が、その為にも、幾分なりともお役に立てば、これが成された意義が十分にあったと言えます。その上で、また、あなたは進歩し、より良い生命体となって、次の歩みを続けていく事でしょう。その歩みをこれからも見ていきます。

兄弟よ、今後のあなたの行く手に、神の平安と恵み、幸せと健康が限りなくありますように。神の御光のランプが、あなたの行く道の足下を照らし続けますように。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました)
〈了〉

2012年7月17日

特性や役目とカルマとを、完全に二分する事は、人間の場合出来にくいのです。


2008.6.4 リーディングNo.10580


【質問1】:○○○○○(1969年○○月○日、神奈川県○○市生まれ)との関係についてお伺いします。彼女と私との間において、何か前世での関係やカルマ、神の意図がありましたら教えてください。またこれから私は彼女とどのような姿勢で関わっていけばよいか、アドバイスを下さい。


【ソース】あなた自身は前世として、アトランティス、古代エジプト、イスラエル、ギリシャ、インド、そして日本と生まれ変わってきています。それらの地域での滞在が、あなたの主な前世です。それ以外でも、あなたは生まれ変わっていますが、主だったものは、今列挙された所です。それらのうち、その女性とご縁があったのは、ギリシャ、すなわちローマ帝国でのものです。


あなたはどの前世でも、大抵の場合、手堅くて、堅実で、厳格な男性でした。また世話好きで、困った人に関わるのが特徴でした。困っている人とか、助けを求めている人とか、問題のある人とかに、あなたは関与して、面倒を見たり、相談相手に乗る事が多かったのです。そのようなあなたの特性は今でもあります。それがその女性を招き寄せたのです。その点で、前世の時と今世とで共通しています。


それは必ずしも、あなたの課題とは言えませんが、あなたの特徴にはそれがあるので、あなたがその自分の特性と役目を自覚し、その女性自身も自分の弱点やカルマ的傾向を解消しない限りは、生まれ変わっても、また、関わる可能性は残しています。


あなた自身は前世で自立している人でしたが、困っていたり弱っている人を見過ごせず、世話好きで、関わっていきました。また相手に惹かれるものがあると、それもあなたが関わっていく一つの要因になりました。その2つのあなたの傾向が、前世でも今世でも、その人と自分を結ばせる事になったのです。


もし、単に相手を助けようという、客観的なスタンスだけならば、それ以上、深入りする事はなかったことでしょう。しかし、それだけでないものが、あなたの願いや人間としての意図にはあったので、その結果、一人の子供が生まれてくる事になったのです。それがあなたの特性や役目に付随する弱点やカルマです。


特性や役目とカルマとを、完全に二分する事は、人間の場合出来にくいのです。ほとんどの人は両方が一つに絡んで、物事が起きるからです。相談は相談、愛情面は愛情面と言うように、切り分けられないのが人間の性(さが)です。あなたは他の事では割り切って、二分する事が出来る方でしたが、その女性自身の持つ魅力とか、カルマ的な傾向にも促されて、関与する事になりました。


その女性は、根は優しく、敏感です。淋しがりの所があり、また、見栄っ張りな所もあります。最初から自分で意図したわけではなく、気付いてみたら、結果として、それぞれの男性との間に子供を孕(はら)む事になって、今度は三人目を産もうとしているのです。


彼女自身からすると、気付いたらそうなってしまっていただけですが、しかし、事実としてそのようになったというところに、やはり、単になってしまったという事では片付けられないものが、その女性にはあります。そしてあなたも、そのような女性に関与する事が事実として起きたのです。


あなたはどの前世でも、とにかく世話好きで、また辛抱強く関わり、話を聞いてあげたり、いろいろと言ってあげたりしてきました。あなたがそのように見てあげたうちの一人です。他の人とは、それ以上の関わりは出来なかったのですが、その人とは関わりが生じました。それはあなた自身の弱点と、その女性の持っているカルマ的な課題とが合致した事から生じました。


起きた事から学んで改善し、成長を遂げ、以前の事から脱却する、つまり学習出来るタイプと、あまり起きた事を反省して学び取って、脱却することがしにくいタイプとが人間にはいるものです。学習できない人は、習得されずに、繰り返しがちです。その女性には、その弱点があります。


あなたは相手の為になってあげようという想いと、相手との関わりで、自分もその女性と関わってみたいという、個人的な興味や願いとが、一緒くたになって、その人と関わったので、自分でも困る事になりました。それがあなたの、その女性と関わって痛手を被って得た教訓です。


完全にサポートする事に徹せられれば、展開も変わっていたかもしれません。しかし、その女性には、そのような福徳や、まだ機が熟しているという所までのものがなかった事もあって、あなた自身もつい、その女性のカルマ的傾向に従って、今世でも前世の時と同じような事が繰り返されました。


前世で、その女性が悪い人だったという事ではありません。悪いと言うより、弱い人でした。でも性格的には強情でした。自負心や弱さと、自分で自覚できない面とが一つになって、その女性特有の動きを取らせています。特に霊障という事ではなく、彼女自身の前世からのカルマと弱点です。実際、その証拠に、あなたとだけそうなったのでなく、今度で三人目です。今度でも収まるとは言い切れません。


基本的に、その女性の持つ課題です。その女性の持つ課題に、あなたは接点が出来て、関わってしまいました。それはあなたの方の課題でもあるのですが、しかしあなたは、何処かでそれを予感してもいました。そのような代償を払ってでも、その女性と関わったり、その女性が立ち直ったり、目覚めて蘇生する事を、あなたは求めて身を投じたのです。


あなたはそのような、思い切った犠牲的な献身、賭けに出る部分があります。あなたは大抵の事には慎重で、無難なものを選ぶ人ですが、時々羽目を外したように、極端に行き過ぎる事があります。普段は慎重で、キチンとして、抑え気味の分、何処かでタガが外れる所があります。


後の質問とも関連しますが、あなたは前世で厳格で、時に厳しく、真面目で、融通が利きにくい、形式ぶった人でした。しかし冷たくはなく、人情味に富み、濃い感じの人でした。味わい深い人でした。その女性の方は軽い感じでした。相手を自分の魅力に惹き付けました。あなたはその時も相談に乗ってあげて、そしてなんとかしてあげたいという思いがありました。


あなたは監督官だった事が多かったです。人の世話とか、人事管理などを、あなたは数多く手掛けてきました。人間の悩みや、困った事に関与して、関わりやすいというのが、あなたの特徴です。また、それが上手いところがあります。ローマ帝国の時代も、そのようにして相談に乗って見てあげましたが、その女性は更生したり、改めたりする事はありませんでした。あなたは少々自信をなくし、動揺しました。自分は何だったんだろうかと感じたのです。


あなたは人の力になってあげたいという思いを持っています。人生をアッサリ生きる事を、あなたは望んでいません。あなたはしばしば考える人として生きぬきました。あなたは真面目で、正義の味方といった感じの人でした。時に味わい深く、時にぶっきらぼうな人でした。人を突き放す時もありました。その女性は確かに、いかにも困っていて、何とかして欲しいというものを発していました。


あなたはローマ帝国の前世で、哲学に興味を持っていました。また人を更生させ、まっとうな人間にさせる事を自分の役目だと感じて生きていました。道徳哲学や人間を更生させる事に、あなたは関心がありました。


また、日本の鎌倉時代の前世で、あなたはやり手で、いろんな事を知っている人でした。鎌倉幕府のご用立ての為に動く事もしました。あなたは顔が広く、知識も豊富で、武士、商人、一般の庶民に至るまで、幅広い層の人達と顔見知りで、ある程度顔利きでした。


あなたは計らってあげる事をするのが生き甲斐でした。その女性は生活に困って、あなたの前に現れました。それであなたは、日本の鎌倉時代の前世でも、その女性のために何とかしてあげねばならないと感じました。一時は夫婦でもありました。それは今世でも、短期間ながら、辿り直されたのです。


日本の中世の時代は、現代のように、役所に婚姻届を出すとか、正式に登録するという事はありませんでした。その為、ある期間夫婦として同居する事は、昔の日本ではごくありふれた事だったのです。あなたはいろんな人を引き取って、見てあげる事もしました。今で言う施設を経営している人のようです。あなたは困った人を引き取って養う事に、誇りと生き甲斐さえ感じていました。


あなたは普段はものの道理を重んじますが、あなたの弱点は情に脆(もろ)いところです。人情に流されやすくて、本当の愛と感情的な愛情との識別が出来にくいのです。真に相手の為になるかどうかを見定め、そして自分の事の中で、どんな気持ちが動いて、どうしようとしているのかも熟知すれば、自分を統御でき、真に相手をサポートする事が出来、自分が巻き込まれる事は起きません。


さて、これからのその女性との関わり方ですが、予定通り行くと、3人目の子供を出産し、その子のお父さんと夫婦になる事でしょう。そうするとあなたは、ある程度、距離を取らざるを得ません。たとえ自分の子供がいても、入りにくくなります。もちろん、あなた自身も、入り込む気は、もはや持っておらず、しかし、自分の責任や手前上、困った時は何とか見てあげたいという思いはあります。


しかし、自分が思っているよりは、関わらない方が良さそうです。あなたが思っている思いは少しですが、それすらも多いということです。本当にその子、つまりあなたとの間の子、2番目の子に関して、父親として将来会う必要がある時に限って会う、あるいは連絡を取る程度で十分です。


つまり、そのお母さんとあなたは、ほとんど会う必要がもはやなく、もし、関わる必要があるとしたら、2番目の子、女の子とです。しかも、もっと時が経過してからです。


彼女自身とは、会わない方が良いかもしれません。あなたが出ると、事が複雑になったり、難しくなりそうです。あなたは善意を、確かに持っている人なのですが、善意がプラスに作用するとは限りません。そこが人間世界の難しいところです。あの世では、善意は善意の通り作用するし、悪意は悪意の通り作用するのですが、この世はそうでもありません。




【質問2】子供達(○○○2001年○月○○日○○市生まれ。○○○2003年○月○○日○○市生まれ)との関係ついてお伺いします。子供達と私の間において、前世での関係やカルマ、神の意図がありましたらお教えください。また、子供達の魂の傾向性や、これから私は子供達とどのような姿勢で関わっていけばいいか、アドバイスを下さい。


【ソース】二番目の女の子は、前世で、あなたの実の娘でした。長女の方は、鎌倉時代にあなたが引き取って見てあげた子供でした。長女は力強く、負けず嫌いな性格です。何でも一番でないと気が済まず、リーダー格です。仕切りたがるところがあります。あるいは目立ちたがりのところがあります。情熱的で、勘が鋭いです。周りに対する影響力があり、周りを巻き込みながら進んでいくことでしょう。


それらの性格は、その子の両親、つまり彼女とその子の実のお父さんとの性格がミックスして表れたものです。もちろん、直接には、本人自身の前世に由来していますが、表面的には、その子自身の今世の両親の性格がミックスして表れ出たものです。音楽や文学の才能があります。歴史や哲学に興味を持つことでしょう。


2番目の女の子について見るならば、なかなか利発で気が利き、愛想が良いです。しかし内面的には懐疑的で、否定的で、投げやりの部分があります。どこか冷めて、諦めてしまっている部分があります。しかし、わからない人に対しては、よく教えてあげる面倒見の良さがあり、その辺りは父親のあなたに似ています。また、精神的、霊的なことにも興味を持つようになることでしょう。


言葉選びが上手です。判断力があります。手際良さもあります。ハキハキして、人に説明するのが上手です。教育関係に適性があります。しかし、教師になるとは限りません。世話好きで、考えが明快なので、どういう形ででも教えたり、人に説明するのが上手になるということです。芸術も、ある程度愛好します。しかし、普遍的な真理や哲学的な事に、一番興味を持ちそうです。


普通のものでは飽きたらず、真実を求めていくでしょう。その辺りは、あなたに似ています。器用で愛想が良いのは、お母さんに似ています。女性らしいところ、しかし中性的なところもあります。女性らしいところはお母さんに似ていますが、サッパリして中性的なのは、あなたの傾向も入っているからです。キッパリとした性格の子です。


その子供達2人は、日本の前世の影響が強いです。一方、あなたや彼女の方は、外国の前世の影響の方が強いです。子供達2人は正直なところ、それ程際だった人生を送るようには捉えられません。むしろ自分を控えながら、静かに生きていく方を選ぶことが予感されます。


【質問3】前世において、私はどのような結婚、子育て、家庭作りをしてきたのか、お教えください。また、家庭のカルマの解消に向けて、私は今後どのような姿勢で取り組んでいけばよいか、アドバイスを下さい。


【ソース】あなたは前世で家庭縁が薄かったです。いかにも家庭的で、マイホームパパだった時は、前世で非常に少なかったです。生まれ変わりはたくさんあるので、全部の前世でそうだったとまでは言いません。しかし特徴としては、あなたは家庭縁が薄くて、直接の血の繋がりの人とか、夫婦というものを超えて、いろんな人と関わり、その時困った人を見てあげる。そのようにして生きていったパターンです。


その時その時で生きていくという、極めて割り切って、実際的な生き方をとっていた人です。自分の身内だけ可愛がるということは少なかったです。むしろ家の外に、あなたの関心は向いていました。


また、家で厳格でした。また、家であっさりしていました。家の外では世話好きで、いろんな人に関わっていこうとしていました。普通の家庭を持って、平凡に、それだけで終わらせたことは少なかったです。家庭と、それ以外の人間関係との境目が曖昧でした。時には取って替えられました。身内は、あまり愛情に恵まれませんでした。


また、特徴として、自分自身が生まれ育った環境で愛情が薄く、十分に愛を注がれずに、あなたは成長していきました。その為、甘える事を知らず、人に頼らず、じっと悲しみも辛さも堪えて、大人びた子供として成長していきました。泣いたり、騒ぎ立てたりする事は少ない人になりました。そして困っている人に惹かれ、何とか関わってみてあげたいという想いを抱く人になりました。


性格的に、弁護人のようでした。前世で弁護士先生だった事はほとんどありませんが、弁護人を務めた事は数知れずありました。人生の中の人情の面、義理人情に、あなたは深く関与しました。家庭よりも、そのような事にあなたは自分を向けていきました。一つの平凡な家庭を作って、それで収まる事が少なかったです。


あなたは平凡な人には惹かれない傾向があります。一種独特のものを持っている人に惹かれて関与していきます。普通の人は取るに足らず、また自分がわざわざ関わる必要がないと捉えている節があります。また前世で、人が悪ふざけをしたり、冗談を言ったり、軽く行動したりしていることに、むきになって怒った事もありました。


あなたは人生についてずっと考えて生まれ変わってきました。自分はどのようにして人の役に立てるのだろうと、あなたはその事を考えてきました。その意味で、とても真面目で、立派な性格の人なのです。ただ、それが家庭に反映して活かされたかとなると疑問です。自分の目の届く範囲で困った人に、真っ先にあなたは関心が向かったからです。自分の子供を得て、本当の愛情を体験し、人並みの気持ちがわかる人になることが必要です。


ただ、あなたは苦労や屈折した想いを厭(いと)いません。あなたには粘り強さがあるのです。それがないと物足りないと感ずる程です。今世で可能な、自分に相応しい、家庭での学びや環境は何かと問いかけ、それを模索し、体験していきましょう。


【質問4】神の目から見て、私に必要なアドバイスがあればお教えください。


【ソース】あなたは前世で相手の人を言いくるめるように話したり、説得したり、黙っている人に対してもじっと意識を凝らして感じ取ったりしていました。あなたに意識を置くと、誰かを相手にあなたが一生懸命関わって、話したり説得したり、相手の気持ちを汲んで、何とか応じてあげようとしている光景が、いくつも浮かんでくるのです。それはあなたに相応しいシーンです。


数知れず、いろんな相手と、あなたはそのように生まれ変わりながらしてきています。それらによって助かった人達もいました。また、それらの一環として、今回の質問1に出てきたような人も出ました。あなたはそれらによって、ずいぶん考えさせられました。


あなたに相応しい体験であり、それらを通してあなたは学びを得て、更に自分がもっと磨かれ、役に立とうとしている。それがあなたの生き様そのものです。これからもあなたは、それを止めないことでしょう。人は自分の枠の中でしか生きられない生き物です。とするならば、自分を認識し、弁(わきま)え、その範囲の中で精一杯、良い方向付けを取りながら、現状の中で努力していくしかありません。


あなたは人を助けたいのです。そして相手とのコミュニケーションで手応えを味わいたいという想いがあります。それがあなたにとっての生きているという証(あかし)です。そのような想いに動機付けられている生命体です。確かに、あなたの関与によって支えられたり、次に行く道を見出せた人達は大勢出てきています。自分を振り返りながら、それを確認してください。


そして更に自分を活かして他のお役に立てるように、自分を調整し、自分を向けていくことで、あなたはもっともっと役に立ち、神さまに帰っていく道を歩んでいけることでしょう。それがあなたの神さまへの帰り方であり、多くの人達の為になる生き方です。それがあなたの使命です。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました)
〈了〉

2012年6月11日

今世を終えると、しばらくは生まれ変わって来ないことでしょう。

2011.11.28 リーディングNo.12622


【質問1】お陰様で幸せです。たくさん泣きましたが、報われない想いや憂いの次を歩んでいる気がします。私の半生について、前世や霊界との関わりから、お教えください。何となく、今回霊界に還ったら、またしばらく出て来ないように感じています。今の状況とこれからについても、必要な情報とメッセージをお与えください。


【ソース】前世の時から今日に至るまで、あなたは心が繊細で、感受性の豊かな人として、慎(つつ)ましく生きてきました。大抵はおとなしく、賢く、文化全般に関心があり、いろいろと学んだり、体験してみたいという思いを強く抱いて生きていました。耐えることが多く、自分を表現する機会が、さほど与えられませんでした。


その分、自分の中が研ぎ澄まされ、また内省心が深くなり、自分の心を感じられるような人になりました。それによって、他の人の気持ちや思いも労(いたわ)り、大切にする人になりました。人の痛みや悲しみや苦労を、我がことのように痛く感ずる人になりました。


日本での生まれ変わりの影響が強い人ですが、内面の精神は、むしろ国際的です。日本の古風な伝統精神に根ざしつつも、進取(しんしゅ)の精神を宿していて、世界的な大きく開かれた意識を備えているのです。そのように日本古来の慎ましい伝統精神に根を下ろしつつも、心が開かれ、時代や地域に制約を受けない広がりと普遍性をもって、伸びやかにいろいろと思ったり感じて、大きく普遍的なONEの精神をいつも感じ、根本のところとつながっていたのが、あなたの優れたところだったのです。それがあなた独自の雰囲気や魅力を醸(かも)し出しています。


ただ一般には、なぜあなたの雰囲気や在り様が独特で、素晴らしいかは分からず、なぜなのだろうと、周りから不思議に思われてきました。自分としても明確ではなく、ただ自分の中の奥深い感覚に正直でありたい、また、素直でありたいと思って生きてきたのです。


霊界にいた期間が長く、そのため精神性を深く宿して人になりました。人はあの世とこの世とを行き来しますが、この世に出て来るということは、自分の思いを行動して試し、体験して確かめるということ。そして会得したり、責任を果たしたり、思いを形にして実現するためです。自分の心で思っていることを実際に行って確かめたい、体感したいために、肉体に宿り人間として出て来るのです。カルマを果たしたり、いろいろ体験して成長したり、周りのお役に立つことも、この世に出て来ることの意義です。


ただあなたの場合、この世に出て来て、いろいろと文化的なことを学んだり、体験したのですが、今ひとつ自分の実感として「行った、そして十分生きた」という手応えがないままに、今日に至っています。でもその分、内面が養われ、感受性も研ぎ澄まされ、何より人の気持ちや痛みが痛感できる人になったのです。


霊界に長く留まって、自分を内観し、ひたすら感じたり、自分を振り返ったことがありました。今世を終えると、あなた自身が実感しているように、しばらくは生まれ変わって来ないことでしょう。それをあなたは予感しているのです。


過去にもしばらく霊界に留まって、なかなかこの世に出たがらない時が何度かありました。十分味わい、感じ取り、体感するということに、時間と生命エネルギーを費やしてきました。大切なものに意識を置いて、じっと感じて、時間が止まったような、そして自分の動きも止まった。そのような状態だったのです。


あなたには、変化していったり、いくつものことを同時にこなしていける器用さや柔軟性がありますが、その一方で、芯がしっかりしていて、ぶれずに止まったような状態が、永遠に続くようなところがあるのです。止まった部分と、変化していくことを楽しみ、同時に複数のことをこなして楽しんだり、他の人に尽くしたりする面とが共存しているのも、あなたの特徴です。


どちらかというと、古い時代の体験に深く根ざした人で、最近の数百年から千年前後の時代の影響は少ないです。その分、自分の中でゆったりと時が流れ、穏やかに本当に確かなものを見据えて、つながっているものがあるのです。それがあなたにONEを大切だと確信させる所以(ゆえん)です。


あなたの中では、時間の動きや時代の変化は大きなものではなく、根底に流れる確かなものにつながって、それを見据えてじっくり感じながら生きているのです。あなたにしてみると、何をどうしたかということや、それによって出てくる結果は、さほど自分に影響を及ぼさず、いつでも変わらず根底に流れているONEの命の川の流れに、自分がつながっている感覚があるのです。


霊界にいた時は、変化していく種々雑多な霊界での変化や動きには関わらず、気持ちを安定させ、静かに、周りと距離を置いて、確かな大きな流れに自分を置いて、自分でそれを確かめながら、心を安定させることを喜びとしていました。


気づいてみると、地上での時間が流れていて、生まれ変わってくると、周りの様子が大分変わっていたりしたのです。それでも時々は、霊界で縁がある魂が呼びに来たり、誘いに来たり、近況報告をしてきました。また、「今度は生まれていこうよ」と、誘われもしました。今の時代はとても重要であることが、あなたにも予感されたし、興味も覚えたので、縁のある魂たちに誘われ、自分も重い腰を上げて、一人の人間となって生まれて来たのです。


霊界で心を反芻(はんすう)しながら、自分の中で租借吟味(そしゃくぎんみ)し、それを自分の滋養分としていました。この世に生まれて来たら、霞(かすみ)を食って生きているわけにはいきません。肉体があるからです。それでいろいろと困ったこともあり、身体にも支障が出てきたのです。


後の質問に対する答えにもなりますが、目や鼻や皮膚など、身体の表面に支障をきたすことが起きて困ることになったのは、理由として二つほどあります。


一つ目は、先ほど説明されたように、前世で自分を表現する機会が、さほど与えられず、繊細で感受性が豊かで、いろいろアイディアも湧くのに、それを生かしたり、表現する機会が少なく、また自分でも控えてしまったので、自分のエネルギーが詰まったようになり、それが象徴的に自分の表面に塞(ふさ)がれたような実感として、身体にも症状が出たのです。


もう一つの理由は、先ほどの説明にあったように、霊界に長く留まっていて霊界慣れして、この世慣れしていないので、肉体をまとって出て来ると自分が戸惑い、久しぶりに出て来ると時代状況が変わっていて、なかなか適応できず、特に刺激の多い現代のような日本に出て来ると、めまいがしてしまいました。


自分としては、今の時代の日本の中では穏やかで、時間をあまり感じさせない土地に生まれて来たのですが、それでも、今の時代の目まぐるしい変化や刺激はあって、自分の表面がそれに耐えられず、象徴的な意味でアレルギー現象を引き起こしました。めまいがしたり、耳鳴りがしたり、外の刺激が身体に痛く感じたりして、パニックのような症状を引き起こしたのです。


元々敏感で、霊界に長くいて、そして現代のような、たいへん刺激や変化の多い時代状況に出て来たので、自分の肉体がびっくりしてしまって、あなたは根底に流れる変わらぬ確かな大切な命を、自分の中で大切にし続けてきた人なので、適応できなかったのです。霊界の在り方が自分のものになっていたのです。


霊界でも静かなところにいたのです。そのためこの世に出てきても、変化や刺激の少ない土地に一応出て来たのですが、それでも大変でした。それでも家族や仲間たちには恵まれ、やっと末っ子で出て来て、周りから可愛がられ、守られ、周りの人たちに大切にされて、自分らしさを取り戻してきました。


以上の背景や奥深い事情を理解し、改めて自分を受け止めてあげましょう。静かな感謝と確信が、そして喜びが湧いてくることでしょう。そのようにして、自分本来の在り方が、より良い形で取り戻され、現代の日本にうまく応じながら、周りに自分が与えられる賜物をもたらしていく、後半生を送ることでしょう。


【質問2】夫・○○○○(1969年○月○日生まれ)の前世やカルマ、今生のバースビジョンをお教えください。私と結婚したことで、何か変化はあるのでしょうか。私たちにメッセージをお与えください。


【ソース】あなた方二人は、いろんな点でとても似通っていて、相通ずるものがあります。それぞれがある時点まで自分で生きてきて、時期が来て出会いがありました。まるで魂の双子のように、あなた方は似通っていました。そのため生まれて来た日も二人とも26日で、性質も雰囲気も似通っていました。自分を鏡に映すような感じです。「もし自分が異性だったら、こういう感じだったのだろう」と思わしめます。


前世で必ずしもいつもいつも夫婦だったということではありません。むしろそれぞれが、自分のところで生きてきたのです。今回が初めての出会いやつながりということではありませんが、少なくとも今世でのあなた方の結婚は、神様のお取り成しによるものだったのです。その意味で純粋であり、感動的でした。


でも、まっさらなところで結ばれた、神様によるお取り成しだったので、面食らうことも多く、また、ただのカルマということでないこの世の試練や大変さも伴い、また、お互いに引かれ合うけれども、よく分からないところがあって、それで悲しい思いやつらさも伴いました。しかし、そういうところを経て、純粋な思いとお互いの一致するところが、次第に合うようになりつつあります。


彼は周りと距離を保ちながら、自分のするべき務めを果たしてきた人生を、前世から送ってきました。自立していて、きちんとしている魂です。そつなくきちんと何でもこなし、礼儀もわきまえ、度を越さずに自制して生きてきました。しかし、自分を控える傾向があり、愛情面では必ずしも満たされてきていませんでした。


あなた方の出会いは、戸惑いと感動から始まりました。そしてお互いに合わせるのに苦心しながらも、ようやく痛手を被(こうむ)り、またこの世の大変なことも乗り越えて、ようやく落ち着いてきたところです。


彼の使命は、周りの人が困らないように、自分ができることを果たしていくことにあります。あなた方は時代や状況を超えた、お互いに似た者同士として、この世での生活を体験し、変化や様々な事象によらずに二人が一緒に協力し、歩みを続けていくひな形となることでしょう。


【質問3】映画「トロイ」を幾度となく観ます。トロイに関わる過去世、今に至る影響をお教えください。また、目、鼻、皮膚と、見えるところに症状の出る病気がありました。前世と関係があるのでしょうか。


【ソース】今の時点で、あなたが前世においてトロイにいたということは、突き止められません。トロイに絶対いなかった、とまでは言い切れませんが、今のところその事実は見つかりません。ただ、トロイにまつわる様々な歴史的な事実や背景に似通ったことを、あなたは前世で幾度か体験したということはありました。それがトロイに関わる映画を観ると、他人事でないものをあなたに抱かせるのです。


トロイは、自分たちと全く無縁の地域や歴史的事件ではありません。自分たちにも関わる魂たちの動きとしてあったことです。あなたの意識の範囲は広いので、自分が直接体験したことでなくても、関連の魂のところまであなたの意識は及ぶ力があるのです。


あなたは自分を控えがちですが、意識の方は遠くにまで及ぶものを備えているのです。あなたは、つながりがあればどんなに遠い魂や人でも、自分のことのように感じられる感性を備えているのです。あなたの意識は宇宙的です。根本のところで時代や違いを超えてONEなのです。


それでいて、細かく現実の変化の動きにもきめ細やかで、それを感じ取り対応していく緻密さがあるのです。そのような人が、肉体をまとって久しぶりに生まれ変わって来たらどうでしょう。それは大変です。そのためあなたは、自分の内側と外側との境界になっている皮膚や、あるいは外を感ずる目や鼻、あるいは耳に刺激がきつ過ぎて麻痺してしまったのです。あるいは炎症を起こしたようになったのです。


この世で肉体をまとって生きることは大変です。そのぐらいあなたは感受性が強く、芸術や様々な文化に対して、細かな動きもしっかり捉えて十分感じ、味わえるものを備えているのです。


【質問4】食の活動「○○○」は、来年9月に岩手県出身の○○先生を招いてイベントを開催します。テーマは「大震災を経て、これから、未来へ」とし、母や夫、仲間の皆と、和の輪を実現していきたいと思います。このようなことを、させてもらえることが不思議でもあります。私へ、皆へ、大切なことを、神様の御心をお聞かせください。


【ソース】出雲を中心とした山陰地域と岩手や宮城、あるいは青森などの東北とは、似通った賜物があります。東北は、アイヌや縄文文化が深く留まっている地域です。一方の出雲は、古い出雲族の日本の基になる魂を留めています。その両方が共鳴し合い、日本のバランスを取り戻させ、本来の日本人の在り方を出していこうとしているのです。


東日本大震災で、東北から北関東が大きな被害を受けました。アイヌと縄文文化が、日本の中でダメージを受けたことが象徴的に現れたのです。それによって、縄文の精神の大切さがメッセージとして伝えられたのです。出雲の地域にも似たような深い魂が宿っています。


岩手出身の先生を出雲の霊性豊かな地にお招きし、魂を交感し分かち合うことで、共振・共鳴するものがあります。それが日本の魂を復興させ、日本の在り方を正すことになっていくのです。自ずと共鳴し合うものがあったので、そのことが実現するのです。


それを行うのに相応しい所が、「○○○」だったのです。それで自分たちがお招きすることとなったのです。これまで日本で忘れかけていた大切な精神と文化と生き方が今も残る東北と出雲の地域で、力を合わせて、「○○○」がその大切な一部を呼び覚まし、周りの人たちと分かち合い体感し、それを伝えていこうとしています。


食の文化は、文化の中の基本です。伊勢神宮においても神様とは稲穂の神様であり、初穂をお供えするようになっているくらいです。ましてその前の出雲や岩手では、食が人間の根源にあります。命の糧が食です。イエス様も主のお祈りの冒頭で、「私たちの日毎の食物を今日もお与えください」と祈っておられるのです。神様は恵みの御方です。人間を生かす御方です。食がその命の糧です。それで人間は生きられます。


命を生かす食を、日本の根源から問い直す機会が与えられました。そこから人間を見ていき、問い直すと将来が見えてきます。何ゆえ大震災で放射能が放散し、食で困ることになったのか。日本人が食の大切さを忘れ、軽んじたことに対する警告です。自分たちが生きていられる一番の本を、なおざりにしてきた結果です。


食を大切にし、食に感謝し、根源から命を問い直しましょう。あなた方は、それを身をもって実際的なところで実践し、周りに伝えていくことでしょう。


リーディングを終了します。
(ありがとうございました)
〈了〉