2014年11月7日

この時期、私が知る必要のある前世、今世の魂の願いとテーマは?

2014.3.11 パーソナルリーディング No.13742

【質問1】新年会にて「明治大正期の前世」と頂きました。番号は66でした。この時期、私が知る必要のある前世のこと、そして今世の魂の願いとテーマ、展望、留意点を教えてください。

【ソース】今年の新年会において、「明治大正期の前世」このようなお言葉を授かったのは、自分の中でも用意ができてきて、その時代に関心を寄せ、実際に蘆花恒春園にも、何度か足を運び、その時代のものが自分の中で出てきて、その前世を受け入れられるようになってきたからです。自分の中でもおぼろげながら、その時代にも自分は生きていたという思いが生じてくるようになっていました。ただまだはっきり確信はなくて、なんとなく気になっていた時代だったことでしょう。

そういうところに「明治大正期の前世」というメッセージが与えられたのです。それによって、自分の中に「ああ、やはりそうだった」という確信が湧いてきました。何よりその時代の前世を自分で知ることが必要になってきたので、そのメッセージがあなたの元に届いたのです。

メッセージのポイントの一つ目は、メッセージの内容が正しいということ。二点目は正しいだけではなく、そのことを知る必要性があるということ。そして三点目はそのタイミングが今であるということ。この三点がそろって、それが誰よりも強烈な場合、その人のところにメッセージが引き寄せられるという法則があります。あなたはその時代のことを知る必要が出てきて、それがちょうど今の時期でした。

知ることが効果的であり、知ることで現状の意味が深くわかり、現状のカルマを解消して、乗り越えて前に進んでいけるという効果が、そのメッセージにはあるのです。あなたには、そのメッセージがそのように作用するということがあります。それであなたが頂きました。知ることが役に立ち、今の自分の周りの現状を乗り越えさせる力を与えるのです。

当時のあなたは、蘆花の小説の愛読者の一人でした。当時のあなたは読書家であり、勉強熱心で真実を求める気持ちが人一倍ありました。当時の日本の文化に関心があり、特に欧米から伝わってきたキリスト教に深い関心を寄せていました。その意味で時代より進んでいる人だったのです。

そのため、世田谷の蘆花恒春園にも何度か足を運び、蘆花や妻の愛子と親しくなっていました。恒春園をしばしば訪れて一緒に語り合ったり、菜園で土に親しんだりして、家族のように一緒に過ごしていたのです。そのように蘆花や愛子と個人的に親しい友達の一人でした。特にキリスト教の話になると、お互い引き込まれ夢中になりました。

当時のあなたは探究熱心でしたので、他のクリスチャンのことも知っていて学びをしていました。内村鑑三も、そのような中の一人でした。そのように当時あなたは生きていたばかりでなく、世田谷の恒春園も自分にとって馴染のところで、キリスト教の仲間もあなたはたくさんもっていたのです。
  
人は最初から本来の自分に行き着くとは限りません。その前にいろいろ悩んだり、失敗をしたり、プロセスを経てようやく天からのテストをクリアして、本当の前世とか本当の自分に出会い、取り戻していくのです。プロセスにも意味があり、プロセスで得られることや果たされることがあって、次第に目覚め、備えられていくのです。今世のこれまでのあなたの歩みや体験は、そのように大変な道でしたが、神様に愛をもって育て導かれてきたプロセスでした。

そしてようやく、本来の自分や本来のご縁を取り戻し、自分らしくなってきています。 本当の前世が明かされる時というのは、グループソウルとして時期が来て、それを知らねばならない時です。キーマンにまず前世が知らされます。そしてその周りの縁のある人たちもそれではっと思って、知り始めるようになります。神様のなさり方はそのようです。それであなたもその時期が来て、ようやく自分に目覚め、自分らしくなりつつあります。
  
あなたの前世の特徴は、どの前世においても、波瀾万丈で大変な人生だったということです。いろいろなところで生きて、生まれ変わってきていますが、ほとんどの前世で共通しているのが、大変で波瀾万丈で、人並み以上の苦労や努力をしてきたという、それがあなたの特徴になっているのです。それが今世でも自ずと現れ出たのです。

二点目のあなたの生まれ変わりの中の特徴は、出家するなど宗教上の修行とか、霊的実践という方に自分を向けようとしたことと、家庭での主婦業や妻や母としての務め、この両方を行きつ戻りつして、その間で苦労や悲しみが伴ったということがあったのです。家庭にも思いがあり、家庭的なことに対する責任感を感じたり執着があったりした。でもその一方で神様や真実を求める並々ならぬ気持ちもあって、そちらに向かっていった。でも完全に家庭とか家族を捨てきれず、引き戻されていった。でもまた出家したり宗教的な真理を求めるようになったり、奉仕活動を行ったりした。

このように両サイドを行ったり来たり行ったり来たりした。しかもそれが非常に苦しく辛い、一大決心であって、失うものも多く、大変な思いの中でこの両側を行きつ戻りつしたのが、あなたの二番目の前世での特徴でした。それも今世のこれまでの歩みに自ずと反映し、表れ出たのです。あなたが中途半端でなく、その時ここだと思うとその通り実行したのです。中途半端な人ではなく、徹底する人でした。それだけに軋轢も現実との間で大きかったです。
  
それがあなたを特徴づけています。行う時は奉仕活動でも、家庭での主婦業でも徹底して行いました。それだけに転換を図る時は身を引き裂かれる思いで、周りにも混乱が生じました。周りをも巻き込んで、それが行われました。それがあなたのカルマといえばカルマであり、役目といえば役目でもありました。しかし、そういうプロセスを経ることで、貴重な教訓も学びとることができ、その分神様に対する理解や感じも深まりました。
  
宗教との御縁としてはやはり、キリスト教とのつながりが最も深い人です。ただあなた自身も日本に生まれ変わるようになってからは、日本におけるキリスト教のあり方ということに次第に自分の関心が向かい、欧米のものをそのまま移植することは出来ないし、また相応しくもないと思うようになりました。そういう中で蘆花の活動や、思想にも共鳴するようになったのです。またあなた自身、自然をも大切にする東洋の精神がありました。あなた自身前世としてエジプトやインドなど、自然を重んずるところでの生活や生き方を経てきた魂だったからです。
  
でも一方ヨーロッパやイスラエルにも生きていて、一神教の宗教が強烈にあなたの中に入り込みました。あなたは宗教的な伝道活動もしたし、また弱っている人や病んでいる人を治してあげたり、手当をしたり、そういう治療活動も熱心に行っていました。それは紀元一世紀のキリストの癒しの業に感銘を受けたことに元がありました。病んでいる人や弱っている人の助けになりたいという想いがあなたの中にできてきたのです。                  

しかしただ、治したり健康にさせたりというだけでは飽き足らない、哲学的宗教的な高尚なものを求めるものも、あなたの中にはありました。それもあなたの一つのジレンマとなりました。より高みに向けてあくまで追求し、向かっていくという願いと、もう一つは現実に苦しんだり病気になっている人の助けになったり、実際に手当をしてあげたりという実践活動、この両者のはざまで、あなたは揺れ動いてきたのです。ここにおいても、どっちつかずではいられず、それぞれであなたは徹底してきました。
  
今世においてあなたはONEに出会うことが出来ました。対照的な両極を行きつ戻りつしてきたあなたです。そのあなたが到達したあり方がONEなのです。前世のあなたは、ONEになりきれず、どちらかに徹底してもう一方を犠牲にして自分に無理がかかっているあり方でした。どっちが良いのか、どっちに向かうべきかということで悩み苦しんできたのです。考えただけでなく、実践も伴ったので、その結果を受けて苦しんだのです。今世においては、どっちかではなく、どっちもということ。しかもどっちつかずではなく、両方がうまくマッチしてそれぞれが徹底しながらも一つのこととして行われる、ONEの道があなたに相応しいのです。ただの出家でもない、ただの在家でもない、両者が絶妙にマッチして完成したあり方です。
  
日本の鎌倉時代、親鸞はそれを目指しました。それを非僧非俗と表現したのです。その鎌倉時代の前世においてやはりこの実体(浅野信)と、あなたは出会っていました。それは長野にあなたがいた時でした。そのようにして同じ実体と再び出会い、また導かれるようになっているのです。

あなたは前世において、一つに献身したなら、もう一つを失い、犠牲にならねばならない、と捉えていました。そして実際そうなって苦しみ悲しみました。それが今世のこれまでにおいても繰り返されました。その上でどっちかという生き方を乗り越え、ONEが実現しようとしているのです。それで66という番号が出たのです。その66を通ってそれを超えることで試練を乗り越え、ONEの道が開かれて来ようとしているところです。                                    

【質問2】夫(○○○○ 1962年5月**日生)の前世、そして今世のテーマと留意点を教えてください。極度の警戒心、神経質、他人不信、清潔潔癖主義、物への執着心は、どこから来て、どのように乗り越えれば良いかご指導ください。
           
【ソース】特定の一つ二つの前世に限らず、彼の場合の大まかな特徴として、生まれ変わりの中で他の犠牲に遭い、人が信じられなくなり、自分だけで何とかやっていかねばと思うようになっていきました。そのような経験が繰り返されたことで、現在のようなあり様に作られたのです。

そのような前世での経験の一部はあなたとの関わりで生じました。あなたがどっちつかずではなく、どっちかに徹底しようとしたとき、彼はそのあおりを受けてひどい目に遭い、苦しみました。その為今世においても、特にあなたとの関わりにおいて、彼はその特徴を現すのです。             

もちろんあなたがいない、あなたと無関連のところにおいても、彼のその特徴は現れ出てはいます。ただ、あなたとの関わりで、あるいはあなたの目が届く範囲で、彼が自分の特徴を示しやすいということはあるのです。それは無意識のうちにも、反射的にあなたがそばにいると、彼はそのような特徴を出しやすいからです。前世の記憶がそのようにさせています。
  
特にあなたのことが嫌いだとか、あなたが信用置けないとか、意識的にそうしているとかではなく、無意識のうちにそのように自分の特徴が反応として出てしまっているのです。普通なら夫婦の間では、自分の持っている課題や特徴はむしろ緩和されるものです。他人と苦手な人の前では出てしまう欠点が、欠点であっても夫婦など心を許し合う人の前ではリラックスでき、あまり普段の欠点が出ないというのが普通です。でもあなた方夫婦の間ではそのようにはなってはいません。むしろどちらかというと、夫婦のあなた方の間で出やすくなっています。                  

それは前世であなた方の間に、特にあなたが、家を出るとか、自分はこういうことをする生き方に向かうということで、彼が驚き、彼にとっては不本意で中途で終わらせてしまったことがあったからです。その意味であなたは、行動で示さなければいけません。自分が今世でそのようにはしないということ、彼が安心納得し、癒され、また満たされるように。それは言葉で言う以上にあなたが身をもって示し続けることで効果があります。それによって彼は癒されたり、安心納得し、大丈夫だとわかってくるのです。
  
もちろんあなただけに問題や果たすべきものがあるのではありません。基本的には彼独自の課題です。あなたを越えて彼自身に属する彼の課題です。ただ夫婦になったことであなたは助けられるチャンスにもなっているのです。あなたに彼に対して果たすべきカルマがあるというばかりでなく、あなたは彼との関わりのカルマを越えて、彼独自の大きな課題を彼が乗り越えられるように助けられるのです。そのために夫婦になったのです。
  
あなたの優しさや大きな愛や信仰心が、彼を癒すことができます。それはあなたが他で修行したり信仰したりしたものが家庭の中で特定の一人に注がれた時に、そういうことが叶うのです。前世のあなたは、奉仕活動とか伝道活動はしたものの、内側の家族に対してはそれがあまり向けられなかったのです。宗教の真理の追求と家庭での主婦業とが分離していたのです。今世ではあなたが霊的に頂いた賜物を家庭において応用し、前世で癒されず、してあげなかった人に対してすることが必要になってきています。
  
彼は前世において、一部宗教活動に関わったものの、あなたほどにはそれが深まってはいませんでした。彼は職を転々としてきた人です。前世での生き方のことです。そのため特定のものが根付いておらず、自分の中に不安と焦りがあります。新しい環境、新しい職種、新しい人間関係、新しい土地、そういうところに移っていって彼は自分で何もかもしなければならず、人を当てにしたり信じたりできませんでした。それが現在のようなあり方を取らせています。
  
彼とあなたに共通している必要な点は2人とも定着することです。前世ではあなたも彼も、しかし別の意味で、定着していませんでした。今世でも下手をするとそれぞれのパターンが出て、定着せずに通過点で終わり、事が起こりえます。しかし2人ともそのようなことは望んでいません。しかしここで定着しこの夫婦関係や家族で落ち着いて、安らいで生きていきたいという願いが共通しているのです。その中で2人とも深まり慰められ、安らいでいきます。
  
2人ともそれぞれ自分のいるところで、椅子を暖める暇もなく、あわただしく生きていったのです。今世では安らぎが2人とも味わえるようになると良いです。そのように努力し、それを目標に励みましょう。そうするとだんだん2人とも落ち着いて安らいで、心から満たされ、安定してくることでしょう。そうするとまたそれぞれ余裕が出て、自分の活動を行えるようになって生活も成り立つようになります。不安や焦りから行うと、空回り状態を呈するので、頑張っている割には効果が出ず、成り立ちにくいのです。まず家庭が落ち着きどころになって、安定すること。そうすると余力が出て来て、自分が発揮され、それで収入も上がり、安定するのです。                         

【質問3】○○○○(1998年9**日生、現在は父(前夫)と新母と兄、姉と生活し、時々交流しています)のライフシールをお授けください。                           

【ソース】ライフシールの真ん中には、浜辺が見えます。素朴で美しい海岸です。静かに波が押し寄せてきています。東洋のようでもあるし西洋のようでもあります。それは本人が双方の系統を引き継いでいることを表しています。また陸と海との境界線を海岸は表すので、対照的な二つのあり方、内外の接点に自分がいる事を表しています。それをうまく生かせば可能性が出てきて意識が広がり、ほかの人ができないこともできるようになることでしょう。その下には、「自分を感じ、周りと調和する」そのようなメッセージが見えます。
  
ライフシールの右側には、茶畑が見えます。その下には「他の人を癒し、潤す」そのようなメッセージが見えます。本人が周りの人のためになり、慰めたり喜ばせたりするものをもっていることを示しています。

ライフシールの左の位置には、子供向きの玩具がいろいろと置かれているのが見えます。本人の中に無邪気で子供らしい素直な心があることが示されています。それによって多くの子供たちを喜ばせたり、子どもの相手をする特性や願いがあることを示しています。その下には「自分の特性を知って生かす事で成り立つ」、そのようなメッセージが見えます。 
  
ライフシールの下の位置には、本人の四方八方にガラス張りの構造があるのが見えます。それは同時に鏡のようにも本人には自分が映されてきます。ガラス張りの中に入っているということは本人が周りからよく見えて、本人も正直で純粋なことを表しています。また鏡にもなっているのは、本人が周りを通して自分を感じ、自分を認識すること、その機会が与えられていることを示してもいます。その下には「自分であることの大切さ」、そのようなメッセージが見えます。
  
ライフシールの下の位置には、畑が見えます。畑にいろんな野菜が出来ています。それは本人が生きていく中で、実際的に生きると得られる収穫のことです。またそれが周りの人のためにもなっていくことを表しています。「現実を基に生きることで得られるものがある」、そのようなメッセージが見えます。
  
ライフシールの上の位置には、展望台が見えます。その下には「世界は広い。心を広げ自由に羽ばたけば、恵まれる」、そのようなメッセージが見えます。
  
ライフシールは円の形をしています。背景色はイエローです。輪郭の色は紫です。ライフシールのテーマは「個性を大切に、喜びと夢を開花させる」。                          

【質問4】ジャーナルをつけるということが、今一つ実際の学びに生かされていないように感じます。私のためのヒントを下さい。                                    
【ソース】人によってタイプや個性があり、あなたの場合はジャーナルが習慣づいてきていないのでしょう。それでもジャーナルに着目し、ジャーナルを活用することは可能ですし、ためになることです。軽くさりげなく入りましょう。つまり、あまり構えて取り組もうとするよりも、ちょっとした覚書程度に、メモ帳とか手帳に書き留める習慣をつけると便利で役に立つことを体験します。それが励みや確信になってさらに行うようになり、活用されていきます。

全部を記憶しきれない時は書いた方が良いです。また重要なことは書き留めた方が効果が上がります。書くということは魂に刻むということなのです。それが身に付きます。すごく重要でためになる言葉やメッセージはまず声に出すということ、それから自分でペンをとって書くということ。そうするとずっと自分のものになり、自分を通して発揮されるようになるのです。
  
主は言われました。「人はパンによってだけ生きるのではない。神のお言葉一言一言で本当に生きるのである」と。                                                   リーディングを終了します。     
(ありがとうございました)                 
<了>