2016年2月11日

キリスト教とイスラム教の対立が解消し、世界がONEになりますように

2015.11.27 パーソナル・リーディング No.14489

【質問1】神様、このリーディングのおめぐみを深く感謝申し上げます。ヨーロッパでは「イスラム国」の脅威が及んでいます。キリスト教とイスラム教の対立が解消し、世界がONEになりますよう、お祈り申し上げます。テロリストにならざるを得なかった若者達も犠牲になられた人々も皆救われますようお祈り申し上げます。「イスラム国」が神さまのみ心に適う方向へ向かって行けますよう、「イスラム国のライフシール」をお授けください。これまでの暴力をどうかお許し頂き、世界の中で良好な存在へと変わって行けますよう、お祈り申し上げます。

【ソース】ライフシールの真ん中には、砂漠が見えます。その光景の下には「地球は色々 住む人々も様々」、そのようなメッセージが見えます。 ライフシールの向かって右側には、イスラム教の寺院、モスクが見えます。その中で礼拝している人たちも見えます。その光景の下には「健全なイスラム教徒たちの信仰と生き方」、そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの左の位置には、それとは対照的に、武装してテロの為に戦おうとしている人たちの光景が見えます。その光景の下には「癒されぬ想いを抱くイスラム教徒達の考えと生き方」、そのようなメッセージが見えます。ライフシールの下の位置には、青い地球が見えます。その光景の下には「地球をひとつの国として治める日を願う」、そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの上の位置には、神様の世界、天国が見えます。その光景の下には「天にある如く地上においても平安がありますように」、その様なメッセージが見えます。ライフシールの上と下とで黙示録に出てくる新天と新地を表します。たとえ現状は以上のようなイメージとはほど遠く、厳しい情勢であるにしてもイスラム国の背後におられる根本の神様がこの様なイメージを願い、その方向でイスラム国をも収め、忍耐強く育て導かれることが願いとしてこのライフシールに込められています。

つまり現状のイスラム国の有り様をただ描写するライフシールではこの世的ではあっても、天的な、神様からのものとはなりえません。それゆえ元におられる神様の視点から捉えられた理想的な見取り図がこの様に与えられました。

ライフシールは円の形をしています。背景色は青です。輪郭の色はイエローです。ライフシールのテーマは「イスラム国を通して世界が見える。神の国実現へ向けて歩み続ける」。

【質問2】貧困が犯罪を招く一因だと思います。日本の若者の貧困、子供の貧困、虐待に胸が痛みます。根底にある問題が解決されないまま、18才に選挙権が引き下げられます。平和国家としての日本が神さまのみ心に適う政治の下、世界の模範となりますよう、お祈り申し上げます。時代と共に変わる倫理観ではなく「神の真理」が人々に伝わって行き、ONEの世界が実現致しますようお祈り申し上げます。

【ソース】いつの時代、どこにおいても理想と現実との狭間で、人々は神によって愛の下、試され鍛えられ育て導かれつつあります。たとえ現状が厳しく理想からほど遠かろうとも、理想を諦めず、現状にがっかりせず、判断して厳しく裁かず、信頼と尊重のもと、誠心誠意いつでも目の前の事に取り組んでいくことが、人間に求められるあり方です。

それぞれの国や民族や宗教にカルマがあります。個人個人にもカルマがあります。土地や場所にもカルマがあります。カルマは、もともと人間の未熟さと無知や癒されぬ想いから生じたものです。一人ひとりが自分が作ったカルマを通して神に育て導かれつつあるのが現実の動きです。一つ一つ経ながら育て導かれ、カルマが解消して、それに応じて現実も良くなっていったり、問題も解決したり、良いことが実現していったりします。

理想は目標となるべきものです。その対極に厳しい現状というものがあります。例えば貧困もそのひとつです。衣食住が足りてこそ余裕ができて礼節を知り、きちんと生きられるのが人間です。衣食住の中でも「食」が生きる上で最も欠かせません。戦争のほとんどが食料を求めての動きです。領土問題もそれに関連しています。

一方、人間には心や魂もあるため、肉体に属するもののことだけでなく心や魂にある生きがいとか、意味とか愛、神様とか真実など、そういった目に見えない世界に関わることも、人間にとっては欠かせません。そこが普通の動物との違いです。それによって成長し、目覚め、たとえ「食」が足りなくても争わず、かえって足りなくても人に施し、他の人を妬まず恨まず、許し、意味や愛によって生きることができるものを人間は持っています。

それゆえ主は「人はパンのみによりて生きるにあらず。神のお言葉一言一言で生きるのである」と言われたのです。食べ物をはじめとする物的なものを提供し、保障してあげる。あるいは医療や福祉なども充実させ、提供してあげたり、保障してあげる。そういった現実の実際的な面と共に心や魂に属することも人間には必要で重要です。いわゆる物心両面の保障と豊かさがあってこそ人間らしく生きられます。その両方で見ていくことが必要です。

人類の歴史を見てみると、物のほうに重点が置かれていた時代や場所と、心や魂のほうに重点が置かれていた時代や場所とがそれぞれありました。心や魂などの目に見えないほうに重きが置かれているというのは、宗教であるとか、信仰であるとか、文化であるとか、愛に関すること、あるいは生きがいとか、平和とか、喜びに関わることです。一方、物のほうというのは実際的な物理的側面です。世間的一般的なほうです。修業と成長というのはある意味で物の領域を断念することでカルマを清算し、成長を促し、心や魂や愛や命に関するほうに重きを置いて生きられる在り様に、自分を作り上げる努力の営みです。

食べ物などに関して、できるだけ制度など社会政策や政治などを通して対応することはもちろん必要ですが、それと共に魂の教育や霊的成長や目覚めということがことのほか重要です。その両方がうまく行われてこそ犯罪もなくなり、偏りのない生き方ができます。こうして世界に平和が訪れます。

それを聖書の最後の黙示録では新天新地と表現しています。新しい天というのは、理想的な新しい目に見えない世界のことです。信仰とか愛とか命に関わるほうです。一方新地というのは、新しい政治というか、この世の営みとか生活のことです。食べる物とかいろんな物、あるいは自然、そういったものが保障され、偏りなく、世界中のそれぞれの人が最低限生活が保障される、医療や福祉も保障される、そういったあり方です。物と心、あるいは肉体と精神、新しい地と新しい天、新天新地、それが実現してこそ神の国が訪れます。この世ばかりでなく霊界も清まり、成長し、整う。霊界も癒される事。霊界もこの世も整い、霊界とこの世が調和し、それによってこの地上にも神の国が実現します。

しかしこのようなことは、キリスト教をはじめ、多くの宗教ではまだよくわかっていません。あの世との関連でこの世があるのですから、あの世も癒され、あの世の霊達も成長してこそ、この地上にも平和が訪れるのです。社会政策などの実際的な面と共に、ARIで行われている様な魂の教育や目覚めということが、今後重要になってくることでしょう。それぞれの人が、以上の方向で出来る事を果たしていきましょう。自分の置かれた状況で、世界平和が訪れるために役立つことを行うこと。自分の心の中で浮かぶことや感じることを行動に移していくことです。塵も積もれば山となります。一人ひとりが諦めず、世界平和に向けて身の回りでできることから行うことが基本です。

神様を尊び、神様を信じ、愛し、神様に全てをお委ねするのです。全託です。「全てが神様のお心の通りになりますように、どうぞ良きにお計らいください。私たちを通しても神の御業が行われ、地上に神の国が実現しますように。その一助、また一部となれれば幸いです」。そのような祈りと共に、神様を信じて、神様に全てを委ね、任せきった人生を送ります。

そして置かれた状況で、その祈りの方向で自分ができることはきちんきちんと果たしていくことです。自分が行うことを通して神の御業が現れ、地上に神の国が実現する一助となれるように生きるのです。そうすると生まれてきた目的が神様のお心に沿って滞りなく遂げられ、天寿を全うしてあの世に還れます。そのように生きましょう。それが自分を裏切らない生き方です。

そのように生きれば神様にも天使達にも喜ばれ、またご先祖さん達にも喜んで迎え入れられ、「よくやってきました、ご苦労さんでした。あなたが一生懸命地上で働きを為してくれたおかげで、神の国が実現する助けになりました。つきましてはあなたのためにより良いおもてなしをして、あなたにふさわしい霊界の場所をしつらえておきます。どうぞこちらにいらしてください」。そのようにあの世で喜んで迎え入れられ、「よくやってきましたね、助かりました」と喜ばれます。そのように生きましょう。

そのように生きないと自分自身不安や焦りや後悔の念、自責の念に襲われ、あの世に還った時も、「あなたは一体何をやっていたんですか、困ったものです」ということであの世で反省させられ、責任を果たすべく時期が来たらまたこの世に転生することになります。

自分の気持ちに素直に正直に生きることです。幼子の如く。こういうことが一人ひとりに求められることです。自分の気持ちや知っていることに正直に生きることで不安も恐れも焦りもなく、充分するべきことを果たしてあの世に還れます。「良い人生だった。ありがたかった。幸せだった。悔いはない。やれるだけはやった」。その様な思いを持ってあの世に還れます。何がどうあってもそのことを諦めず、目指し続けて生きましょう。自分が、神の国が実現する為に何ができるかをよく見て、日々行っていくのです。

【質問3】「シリア」のライフシールをお授けください。シリアが神さまのみ心に適う国家として安定し、難民となられている方々、また厳しい情況の中で暮らさざるを得ない方々に平和と平安をお与えくださいますようお祈り申し上げます。常に神と共に、主と共にあるように。神のみ心の通りになるように。全き服従を持って生きることが出来るように。アーメン。

【ソース】ライフシールの真ん中にはシリアの国の形が見えます。世界地図のようにです。その下には「愛される国を目指すシリア」、そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの向かって右側には普通に、より良く生きているシリアの国民の人たちの姿が見えます。「平和を望むシリアの国民」、そのようなメッセージが見えます。ライフシールの左の位置には、武装して戦っている人達の姿が見えます。その光景の下には「出来事メッセージ 国と民族のカルマを解消し、産みの苦しみを経て前進する」、そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの下の位置には、平和の記念碑が見えます。その下には「世界平和の礎」、そのようなメッセージが見えます。ライフシールの上の位置には太陽の様な輝きが見えます。根源の神様を表します。その光景の下には「理想を諦めず、希望を持って助け合い、平和を創造する」、そのようなメッセージが見えます。

ライフシールは、正方形の形をしています。背景色は、グレーです。輪郭の色は赤茶色です。ライフシールのテーマは「世界の学び 世界へのメッセージ」。あらゆる宗教宗派の元におられ、それぞれの宗教を超えた中立の根源神が見守り愛し、偏りなくお手入れを下し、日夜育て導いてくださっておいでです。このようなONEの精神の下、世界に平和が訪れる方向でこれからも見守り、祈り、各自出来ることを行っていきましょう。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました。)
<了>