2010年10月10日

今世生まれてきた目的と使命は?

リーディングNo.7754



質問1  
前世においてのカルマを通して、どの様な心で今世生まれてきたのか。その目的と使命を教えて下さい。 

【 ソース 】 
あなたのところの家族は4人ともマイペースの魂達の集まりです。それぞれが自立しており、その上で、家族としての纏まりを成しています。あなたもその一人です。そのような意味ではお互い、分かり合えるところがあります。自分と違うタイプの人、経歴の人、立場の人のことは、人は中々分からないものです。それに対して、自分と色んな点で似通っている人のことは、分かったり、感じたり、認めたり、受け入れたりしやすいものです。あなた方家族はそのような集まりとして、構成されています。

あなたは自分と似たような性質を持つ、あるいは、意向を持つ、魂達を引き寄せ、自分の願いである、家族を構成することを実現させました。それがあなたの今世の目的です。

あなたは前向きで、積極的、活動的な人です。前世から一本気で、正直で、素直で大らかな人でした。裏表がなく、自分の心の中で工作したり、目論んだりすることが殆どありません。子供のように単純で、自分の中のものを、そのまま外に表し、思ったら行動する、といったように複雑な面がなく、そのままです。自分らしさを周りの人に示してきています。あなた自身としては、別に示しているつもりもないのですが、結果的にそうなっているのです。

それゆえ、今世の使命は、一人一人に対し、出会っていく人達に対して、人にとって自分らしさはいかに大事なことであるかを、身を持って生きた実例として示していくことにあります。

人は他の動物と異なり、口で喋ることができます。言葉による伝達、コミュニケーションです。でもやはり、人間も動物の延長で進化してきていますので、人間の中身の6割は動物なのです。従って、人と人とのコミュニケーションの場合でも、人間の部分の4割は言葉によるやり取りでコミュニケーションをしますが、自分の中の残り6割は、動物の部分を残していますので、人と人とのコミュニケーションの場合でも、6割方は言葉以外の本能的な部分でのやり取りになります。人間がコミュニケーションに限らず、生きていくに際して言葉による理解や学びなど、言葉から受ける影響力は、自分に対しても他者に対しても4割程度です。

例えば、物事が起きてきたり、体験する。自分で感じて判断する、行動するなどのプロセスを見てみましょう。それらは言葉を使った部分は4割程度です。言葉を介在せずに感じて、咄嗟に行動することは多いのです。それで例えば、状況を自分で判断したり、人が人を判断したりして、その上で自分もアクションを起こす、行動します。ですからあなたが言葉で人に説明したり、分からせようとして、人に影響を与えている部分は3~4割程度です。実際は、あなたが人に及ぼしている影響、人と人との関わりの相互影響の多くは、言葉以前の行動や動きだということです。

つまり、言わんとすることは、言葉で喋るよりも、身体で喋る部分の方が大きな比重を占めているのが、人間だということです。ですから、人が人を理解したり、判断する時は相手の言ってくる言葉の内容を聞いて判断したり、理解している部分よりも、相手の動作や態度、日頃の行動などで判断したり、その人を理解しようとする比重の方が大きいということです。

人間にとって言葉は大事な媒介手段です。しかし、それ以上に人は行動で喋ります。ですから、あなたが身を持って自分を示しているというのは、口の言葉で喋っていなくても、「私はこう思っていますよ。私の信念はこういうことで、ほら、それがこのような行動として現れているのですよ。自分でもそれを意図して、このように動いているのですよ。それが私の表明です。皆さんも私の動きによって、私を分かってもらえるでしょう。私の方でもほら、このような動きを通して人生に於いて、何がいかに大事かを行動という喋りで示して教えようとしていますよ。それに気付いて下さいね」。これがあなたの使命です。

人はその動作や行動で人に何か大事な意思表示をして、他の人を教育しているのです。本人は別に分からせようとか、まして、人を教育しようなどというつもりは殆どありません。でも、表面の意識の奥にある深層意識で、相手の動きや行動や反応をキャッチして、人は人から学べます。影響も受けているのです。

それに対して、その人が喋っている部分はあまり聞いていません。そのようなところが人間にはあります。そしてそれがあなたの独自性なのです。つまり、以上は一般的な説明のように聞こえたかもしれませんが、取り分け、あなたの場合は、こういった色彩が濃厚でこれに気付き着目することによって、自分の独自性を自分で見破り、自分を目一杯活かし、開花させていくことがどうやら自分の場合はできるということらしい、ということに思いいたります。

あなたは実行の人なので、特に自分の思いが行動で表現されています。また、あなたは既にお伝えしましたように、正直者ですので、行動で端的に喋っています。あなたの周りの人達も「ああ、この人はこういう人で、こういうつもりで行動しているんだな。こういうことを伝えていきたいんだな」ということがあなたの動きで、また対処の仕方で、はっきり分かります。

あなたは本心を隠したり、工作して、違った形で動いたりすることが殆どありません。控えるということも少ないのです。でも、その分、例えば、自分の子供が自分を表現しないとよく分からないようです。自分に、そのような部分が少ないので。あなたは単純に自分がこうだから、人も多分こうであろうと捉える節が強いようです。

また、あなたの特徴は人は自分と同じようであって欲しいとも、どこかで期待しているのです。それであなたは自分と同じようなタイプの人に対しては、非常に喜び、安心し、共鳴し、分かり合えたと感じ取ります。これがあなたの特徴です。

あなたは単純でストレートです。それで自分と違うようなタイプはよく分からないし、不安になります。自分と同じようであって欲しいと思います。あなたが大切にしているのは、お互いの繋がりです、連帯意識です。自分が感じたことは相手も感じている。私が分かったことは相手も分かっている。情報を共有している。感情も共有している。価値観と歩んでいく方向もほぼ同じである。そのような時、あなたはとても安心納得し、これが愛だと思います。そのようにあなたは、思うのです。でも、世の中を見ると、必ずしもそうではないのですよ。

例えば、学校の授業で30人の児童達が教室の真ん中に花瓶を置き、花をさして、それを30人の子供達が描いたとしましょう。同じ絵を描いても、びっくりするぐらい、皆違って描きますね。

先ず、描くタッチが違うし、それから子供達が座った位置で同じ花でも見える面が、角度で違ってきます。また、背の高い子、小さい子によって、上の方から描くか、下の方から描くかでも微妙に違いが出ます。これは人生を象徴しています。同じ人間に対し、同じ状況に対し、同じ出来事に対し、人が皆同じ様に捉え、感じ、体験しているとは思わないことです。

あなたは“違う”ということは嫌だし、違うということがよく分かりません。皆同じだと思っているし、同じであって欲しいと願っているのです。

今世のあなたは、その連帯意識、同一性を大切にし、それを周りに示していくと共に、あなた自身の留意点としては、「人はそれぞれ違うものなんだ、同じ物や人、同じ出来事を見ても、皆違うことを言うし、違って捉えているんだ。そしてそれで良いんだ。お互いに学び合えるし、豊かにし合えるのだから」。このようなところに達すること。それがあなたの今世の目標です。

その為、結婚した相手の人とはかなり、タイプや方向が似通っていましたが、少し彼の方が別の方にも意識を向け始めると、不安になり、悲しく感じました。あなたはそのようなことへの対応が苦手なのです。

また、チャレンジとして二人の間に出てきた、子供達は、本筋はあなたや夫に似ているのですが、少し現われ方として、例えば母親のあなたのようには、自分を表現しない。何故だろう、とあなたを動揺させます。寂しくさせます。それはあなたの今世の気付くべき点、取り入れるべき点を子供が指し示しているのです。子供を通して神が指し示してこられているのです。

あなたは一丸となって前世から何かに取り組む時、とても意欲的で、元気でした。でも、ちょっと応用問題で捻られると、途端に分からなくなり、対応が困難になりました。

今世では、変化に強い人を目指しましょう。多少、変更や修正があっても、自分をそれに合わせて変えていく、捉え方を変える、見方を変える。時には価値観を変える。好みさえ変える。当然、やり方も変える。そのようなことが出来るようになりますように。あなたの奥深い意識の中を翻訳してこのように言いました。

でも、あなたの良さは素晴らしいものがあるのです。素直で、そのままを出せる人です。あなたは勇気と思いやりと実行の人です。それはとてもかけがえの無い尊い資質です。今の時代、状況の中で失われつつある資質です。

あなたは自分の生き様を通して、周りに喋っています。メッセージを伝えています。「忘れてはいませんか、このような面を。はい、私がそれです。私はそれを出しています。どうかこのような面を皆さん方も思い出して、自分の中でそれを認め、育て、発揮して下さいよ」。あなたからのメッセージはこれです。

同時にあなたの側としては、他の人達から、それぞれの人の事情を酌んであげて、なるほどと分かってあげ、それを受け止めて、相手に応じて合わせていってあげる。そのようなことができると、あなたは色々な人のことが分かって、心がバラエティーに富みます。

質問2  
夫(19**年**月**日生まれ)Aと今世夫婦として出会った目的、また今後夫婦としてどのような関係を築いていったらよろしいでしょうか、お教え下さい。 

【 ソース 】 
我儘で、子供っぽい人です。妻のあなたに甘えています。自由奔放です。あまり、他の人のことを考慮にいれられません。それで良いと思っている節があります。ただ、悪気は無く、自分の気持ちに良くも悪くも正直な人です。その辺はあなたに似ています。同じ者同士が人生の歩みの途上、出会って、お互いに分かり合えて、結ばれた関係です。しかし、二人ともそのような歩み方がどこかに残っている為、特に男性である彼の方は、未だにそれが止まず、その生き方を以前の延長として結婚した後も続けています。

あなたは単純に、彼と出会って結婚したので、家庭の方に特に子供の方に愛を向け始めました。しかし、彼の方は、家庭や子供に向けるということをさほどせずに、ちょうど結婚前にあなたと出会うのを求めるような生き方をそのまま、結婚した後でも続けています。

彼の課題は、あなたと同じように、家庭に対して愛情の責任を感じ、それを果たしていくことです。

例えば、あなたと言う妻の気持ちを感じ取って、自分の行動に責任を取っていくことが彼には必要です。同時に、あなたの方は、もし、この自分が女性ではなく男性だったとしたら、彼のように生きたかもしれない、と思い始めます。立場を置き換えて想定してみる。そこで成長が始まり、相手を理解でき、感じ取れて、エネルギーが交換され、カルマが解消して、しっくりいくようになります。

それは必ずや、相手の心にも静かながら衝撃を与えます。そうすると、相手の中に内なる良心が目覚め、相手に対してすまなかったという、思いが湧いてきて、行動にブレーキがかかり始めます。

あなたにも出来ることがあるということです。あなたは彼の前で無力なのではありません。お互いに共感し合える部分と、ちょうど鉄道の線路のように、どこまで行っても交わらず、平行路線のまま行ってしまう所との両方があるのです。線路はあくまで自分を押し通し貫いている為、交わりようがありません。距離さえ近づきません。遠ざかりもしませんが。それが自分を固く保ち、自分はあくまで自分であり、相手は相手でしかありえない、と言う捉え方やスタンスです。それでは成長も改善も解決も見込まれません。そうではなく、自分を他人として見ること、他人を自分として見ること。それによって交差し始めます。それが愛です。柔軟性です。心の豊かさです。

先ず、あなたからそのことを行い始めましょう。あなたは既にそれを行い始めているのです。それがこの1~2年のあなたの成果です。あなたはそのようになってきています。柔軟になって成長してきているのです。その甲斐あって少しづつ良い影響が及び、事態も改善に向かっています。

何か人間関係で難しくなった時、人は相手に問題があると見なし、相手に変わることを要求します。相手が変わらない内は、改善はしないと言うわけです。しかし、それは難しいのです。相手と過去とは変えられません。でも、自分と未来とは変えられます。未来を変えるのは現状からです。それで、何かあった時に、たとえ相手に問題がある、原因がある場合でも、相手を変えようとしたり、それを期待するのではなく、自分を変える。それによって相手に衝撃を加えます。結果的には相手は柔らかくなり、上手くいくようになるのです。たとえ、相手が変わらないままであっても、相手との関係は変わります。それで十分なのです。自分を変えることによってしか相手との関係は変えられません。

あなたはこのように自分の頑固さを彼を通して学ばせられ、訓練を受けるように神によって仕向けられています。あなたがそのように取り組むことで、それは彼の成長をも助けることになるに違いないのです。

そしたら一段成長した高みに上り、そこでこれまでよりもっとより良い関係性が待ち受けていることでしょう。そしてそれが子供達にも及んでいくようにもなります。それが子供達への最上の教育法です。あなたは既にその流れに乗り始めているのです。このリーディングの機会を作り出したのも、他ならぬあなたですから。求める者は与えられます。これからも求め続けましょう。

質問3  
長男(19**年**月**日生まれ)Bは私の目から見て、何を考えているかわからず、時より戸惑いを覚えます。母親としてどのような心で接していく必要があるのか。また、私が長男を通して学ぶべき事があればお教え下さい。また、将来性もあわせてお教え下さい。 

【 ソース 】 
あなたは余りまだ、気付いていないかも知れませんが、上の子と下の子とでは、そっくりなのです。あなたは二人の子供は対照的な性格だと捉えているようです。

次のように言いましょう。二人はそっくりです。現われ方だけが対照的になっています。あなたは凄く単純に捉える人なので、現われ出ている所だけを見て、随分違った性格の兄弟だなと思っているようです。本は殆ど同じで、現われ方だけが違ってるのに。それを先ず理解しましょう。

では何故、現われ方がこうも兄弟で違って出ているのでしょう。それは長男と次男の違いです。一度長男が次男であり、次男が長男として先に生まれてきたとしたならと、頭の中で想定して見て下さい。恐らく長男は次男のように振る舞い、次男は長男のように振舞っていることでしょう。この世に出てくる順番が代わっただけで。

人間は多分に環境の産物です。特に兄弟、姉妹はそうなのです。これもあなたの学びの一部です。ということは、自分がこのようなことを分かってあげて、長男の立場、次男の立場を理解し、考慮に入れてあげながら、長男は自分を生きておらず、立場と役柄を演じているのだという理解に達することでしょう。

そうすると、彼の本心、彼の素地をあなたは感じ取り、それを受け入れ始めます。これにより、彼の心が「自分はお母さんにやっと分かってもらえた」と安心し心を開き、自分を現わし出すことでしょう。演じているものがその人とは限らないのですよ。あなたは演じているものをその人と捉える傾向が強いようですね。自分がそうだからです。あなたは演じませんね。そのままを出すだけの人ですから。だから、分かりません。

長男に出てくるメリットとデメリットと、両方あります。本当はこのように良い悪いとは分けられませんが、分かりやすくこのようにしているだけです。説明として。長男として出てきた辛い立場は、責任があり、愛が下の子に移っていくことです。親の愛が次に生まれた子に移ります。自分はしっかりしなければと思い始めます。それで我儘できなくなります。したかったのに。そのような辛い立場や自分を抑えている部分を感じ取ってあげましょう。そこで母と長男の間にエネルギーの交換がなされ、彼の心が解けていきます。

そしたら、彼は安心し、「そんなに長男を演じなくてもいいんだな、少なくともお母さんの前ではそれをしなくてよくなったんだな」と、安心し、自分の心を開いて、本心を出してくれるようになることでしょう。長男も中々辛い立場なのです。

彼は前世から絵を描いたり、物を組み立てたり、設計図を描いたりしてきました。また、楽器を作ったり、機械いじりをしてきました。でも、自然にも親しむ時もあって、植物栽培をしていた時もありました。技術系に適しており、研究者タイプです。工学系に将来進むか、もし、文科系に進んだ場合でも、人文科学の研究や探究に向かっていく感じです。

あるいは、文字通りそのような形で出なくても、必ず仕事に就く場合、そのような性質を帯びたことを結局は果たしていくようになるのでしょう。彼の探究心旺盛な面と先を見越す能力、そして、人に甘えずしっかり取り組んでいく面を評価し、サポートしていってあげましょう。

質問4  
次男(19**年**月**日生まれ)Cは私の目から見て放っておいても自分なりに生きていく感じがしております。母親としてどのような心で接していく必要があるのか、また、私が次男を通して学ぶべき事があればお教え下さい。また、将来性もあわせてお教え下さい。 

【 ソース 】 
この兄弟は前世に於いても、何遍も何遍も兄弟として転生してきています。ただ、面白いのは兄と弟が交代々々で出てきている点です。だからこそ、先ほどのような喩えをお話したのです。「長男が次男として出てきたら、次男が長男と出てきたら、全く現われ方は逆になっていたでしょうに」と述べたのです。実際そのようなことが過去に何遍もあった兄弟だからです。

その意味で二人とも演ずるのが上手な所があります。演じている部分と本人の本心とは異なる場合がある、ということです。それは、嘘をついているということとは違うのです。役割を果たしているということに近いのです。

自分の心に正直に生きる尊さがあります。例えばあなたのように。同時に一方で、「自分を保留にしつつ、役目優先、立場優先、状況優先、必要性優先で応ずる、演ずる、ということで、知らず知らず自分のカルマが解消し、成長でき、役目を通して、社会にお役に立てる」という面もあるのです。

どうやらこの兄弟はそのような部分を、親のあなたに教えようとしているかのようで、取り分け、次男は母親のあなたにそれに気付くようにと示しています。本人の表面の意識は、そのようなつもりはよもやありません。ただ彼の奥深い意識は、それが分かって行っているし、先ずもって、神がその子を通して、母親のあなたにそのことに気付くようにされています。

このように役柄を演ずる、例えば、次男の立場を演ずる、と言うのは、ある意味重要なことなのです。何故なら、神様からポジションや役柄は与えられます。自分を忘れる位、立場や役目に忠実に徹する時にこそ、自分の性格がきょうせい矯正され、カルマは解消へと向かい、成長でき、魂が丸みを帯び、より完全になっていくからです。また、役目に徹することで社会に貢献でき、周りとの秩序も保たれます。「そのようなことが、世の中では大事なことですよ」と行動でもって、母親のあなたに喋っています。メッセージを伝えています。

一方、母親のあなたは親として、「それもそうだけれども、私のように素直に自分の心で生き、それをそのまま行動で表明していくこともまた、真実なのよ」と、あなたはその子に言いたげであるかのようです。それも大切なことなのです。

このように母と息子とで学び合って、バランスを取り合っているのです。それが神のねら狙いです。勿論、細かく見れば他の色々なことも関与してはいます。ただ大筋としては、このようなことがあるということです。

さて、その子の将来性に焦点を当ててみると、教育関係に向かうか、或いは、研究開発など最先端の技術産業に向かうかの、どちらかでしょう。兄の方がどちらかと言うと、伝統的な、あるいは保守的な研究や技術の面で働きます。

それに対し、弟の方はもっと最先端の部門で働くのでしょう。改革好きです。変えていくのが好きです。色々なことに興味を持つでしょう。人との関わりも好むでしょう。

ただ思春期になると、14歳から16~7歳にかけて、この子は今の明るさが一時失せるでしょう。否定的で批判的な心が芽生えるでしょう。しかし、その時に母親としてあわ慌てふためいてはいけません。子供の心が様変わりしたのではないのです。成長の過渡的な一形態を通り抜けていくだけです。そこで、母親が疑わず、たじろがず、一貫した心で、受け止め続け、見守ってあげることで、その途中のプロセスを安全に、彼は通り抜けて行き、そこで大人になっていきます。そうしたら、社会に役立つ、素晴らしい知性を発揮し、また、人を信頼でき、人の心を大切にできる人間として生きていけるようになることでしょう。

リーディングを終了します。

(ありがとうございました)

<了>

何故このような病気になったのでしょう?




リーディングNo.6486


質問1  
私は、何故このような病気(身体)になったのか、私のカルマについてお教えください。またこのことから何を学び、今後どのように進めば良いのか、お教えください。 

ソース  
あなたは前世で霊的・精神的なことを重んじていました。それ自体は良いことなのですが、しかしその分、この世的・現実的・実際的、そして物理的なことに関しては疎かになっていました。それは自分自身に関しても当てはまることです。つまり自分の中の霊と精神、それに対する肉体との関わりです。自分自身に関しての地上的・物理的なこと、実際的なところといえば肉体です。

また人間の体というのは、とても象徴的に出来ています。周りに起きてくる出来事も象徴的に起きてくるのですが、自分の体に関してもそのことが当てはまります。それで例えば足とか腰、さらには股関節のところは、どういう意味合いかと言いますと、現実的になる、行動的になる、実際的になることを教えてくれています。

それでもし股関節のところに異常が発生したとしたならば自分の中で実際的・行動的な面、この世的な応用面においての基礎があまり出来ていないことの反映です。表れです。自分の中にそのような弱点がカルマとして顕れ出てきて見せてくれているのです。そのようにして自分自身に教えてきてくれているのです。

偶然起きる事はこの世の中にはありません。必ず然るべき理由や根拠、あるいは意図があってのことです。それは自分自身の体に関しても同じことが当てはまります。したがって起きてくる事柄や状態、症状などによって読み解けるのです。解読できるのです。意味や意図が。

そのようにして学び取り、その方向で改善したり留意する。その方向で対処していったり関わっていく。その中で自分の元にある弱点や欠点や悪習慣や癖が補われたり改められていく。そのようにして成長していく。そのような意味合いや意図があるのです。

それで人間は現実に実際に起きてきている事柄、出来事とか状況、状態に向き合い、そのことを検討して、そのことから学べること、学んだほうがよいことに気づいて、それを学習し習得できるように努力したり工夫する、あるいは調整する。そのような取り組みの中で自分が成長を遂げ、欠点が補われていく、傾向が是正されていく。そのような導きとして情況なり状態があるとさえ言える程です。そのように宇宙が仕組まれているのです。

したがってどんな事が起きた場合でも、特に不都合が生じた場合などは、〝何ゆえこの事が起きてきているのか、この事から私は何を学ぶ必要があると言われているのか。どのように捉え、どのように対処していくとよいということなのだろう〟。そのように探りを入れて出来事や状況から学ぶ。その取り組みの中で元にある欠点や問題が是正、解決されていく、そして成長を遂げていく。それが起きてくる出来事や状態の意図です。

そのようにして出来事や状態と取り組む中で自分が成長を遂げ、元にある原因となっているカルマや自分の弱点や欠点が埋め合わされていく、浄められていく。そのようなことです。つまり問題となっている状態とか起きてくる出来事というのは教材・テキストです。体験学習をこの世で行う際の。その為に生まれ変わってきたのです。

世の中の人を見てみてください。誰でも必ずといってよい程どこかには問題や欠点、悩みを抱えて生きているものです。一見すると幸せだけで問題が無く見えたり、人格が出来ていて良い人に見えたりしていても必ずどこかに悩みとか人間的な問題とか欠点が誰にでもあるものです。そのような人はそこにカルマが顕れていて、その人の弱点を表します。そしてそれを神様が示してくださっているのです。

それによって本人が気づいて、それに取り組みながら自分を改め、成長を遂げていく題材として使う。悩む為、落ち込む為にそれを障害物とするのではなくて、逆にそのことを通して成長を遂げる良いきっかけに用いてしまう。前向きに捉える。そのことを嫌なことと見做さず自分が成長する糧としていく。そのことを通して成長を遂げ、元にある欠点や弱点を補っていくように自分を仕向けていく。そうすると、内面的な魂がそのことを通して成長を遂げられるわけです。

人はそもそも何故生まれてきたのでしょう。前世からのカルマを果たし、さらにカルマを超えて成長を遂げ、神様に還っていく道を辿る為に生まれ変わってきているのです。

あなたの場合の自分を高め、磨き、向上させる題材は、例えば象徴的に右足の股関節のところにそのような徴として表れています。それはあなたの魂の弱点をそのまま映し出しています。

何故でしょう。そもそも、肉体といいますのは自分自身ではなく、自分が作り出したものです。自分の魂が作者、肉体はその作品です。作品を見れば、その作者の人となりや作った意図が推し量られるものです。この作品はどんな作者が作ったのだろう。それは作品を見れば大体推測できるものです。それとちょうど同じように肉体を見ればその人の本体、その人自身である魂の在り様、弱点、優れたところがそのまま反映しているので推し量られます。魂が作った乗り物なのです。肉体は。

あなたは肉体ではありません。肉体はあなたが作ったものです。あなたの本体が宿る乗り物です。偶然そのように出来るということは有りそうにもないことです。やはりそこに弱点を作り出してしまうような、魂自体にそのような欠陥とか、まだ充分でないところがあるからなのです。

あなた自身の魂という原因のところを見て点検し、魂を育成したり、向上させたり、バランス化させることに取り組むこと、そのようにして段々これからはより完全な肉体を自分の本体が作り出せるようになっていきます。

肉体は一度作ったら変わらないように見えますけれども、そうでもなくて、瞬間瞬間、細胞は死に、そして新しい細胞に生まれ変わっています。再製造です。七年で肉体の細胞は全部入れ替わります。それゆえあなたがこれから魂を磨き、向上させることに、そのことを題材にして取り組むならば、段々により完全で健康的で丈夫な肉体を再創造していき、少しずつ健康で元気な体になれます。それは今からでも遅くはありません。いつかはそのように、そのことをきっかけにしていくとよいのです。

それとあなたの場合、自分で自分を責めたり、傷めたりするところがあります。それゆえあなたの学びとして自分に優しく接してあげること、自分のことをケアーしてあげること、自分で自分のことを認め、愛し、受け入れてあげること、そのようなことも必要です。そのような教訓もそのことには込められています。

現実的・物理的なこと、実際的なことを重んじること、同時に一方、自分に無理を掛け過ぎないこと、自分で自分を評価してあげること、自分で自分を認め、受け入れてあげること、自分を愛し、自分に優しく接し、自分との折り合いをつけ、自分を労り、思いやりながら自分とよりよい関係を形成して生きていくこと。それらもそのことから教えられていることです。

そのことをあまりしていないので、して来なかったので、それがあなたのカルマとなり、そのような肉体を作り出してしまっているのです。その意味でそのような状態は警告です。体さんは叫んでいるのです。〝もっと何とかしてくださいよ〟と、あなたの本体(霊魂)に訴え掛けているのです。体のほうが。

また右側に出ているということは、脳で言えば左側に対応します。交差しているので体の右半身は左脳が司り、一方、体の左半身は右脳が司ります。右側に出ているというのは左脳のほうに何か問題があることを表しています。脳自体に問題があるということではなくて、左脳が担当している機能・働きの面で、あなたの心に気づくべきことがあるという意味です。

右脳はイメージ脳、アナログの面です。それに対して左の脳はデジタル、論理的・実際的・現実的・物理的なほうです。論理的で分析する理性や知性の面、デジタルの面、現実的な面、この世的な面、それらを左の脳が司っています。あるいは社会的な面、建て前の部分です。右脳は本音です。

それで左の脳が司る右側の体の部分にそのように出てきているというのは、あなたの理性や論理、現実的・社会的な面で、どこかまだ足りないところがあったり軽んじているか、そのような現実的なことを。あるいは逆にその方面で無理を自分に掛け過ぎているか、そのいずれかです。

あなたの場合はその両方があります。つまり現実的・実際的なことや自分の論理や理性とあなた自身とが噛み合っていない、無理があるのです。それが体の右側にそのような形で反映してきています。

ここで一方、霊障ということも考えられます。それはあなたばかりでなく家族4人とも何等かの形で体の足のところにそのような徴が表れているからです。しかも体質とかで先天的に出ているというよりも、むしろ特にお父さんとか弟さんは後天的に事故とか怪我によって出てきているというのは単なる体質とか傾向によるということだけでは説明し切れないものがあります。お母さんもびっこを引かれたり、やはり足がお悪いということです。これは偶然とはとても言い切れません。

体質の遺伝ということならある程度わかるのですが、別々の原因やきっかけで家族4人ともそのように結果的になってしまっているというのは、やはり別のカルマというのが考えられます。今直ぐ断定することはできませんが、何か家系的にご先祖さんが他の人の足に関わることでカルマを作ったということがありそうなことです。それが絶対あったとまでは言いません。でも何か、そのようなものもにおいます。

その意味で先祖供養や罪障消滅、祈りなどを行うことをお勧めします。あまりに宗教的になることは勧めませんし、先祖供養とか罪障消滅の為に何十万も何百万円も掛けたり、お墓を造り替えるとか、そのようなことは特に勧めません。霊障とか、ご先祖さまの因縁とか罪に原因があって、家族が皆そのようになってきていると言いますと、それに拒否反応を示すか、あるいはそれを怖れ、信じて、ある人たちはその為に何百万もつぎ込むとか、どうもこのようなことになりますと人間は極端に出やすくなりがちです。しかし、それは好ましくありません。

ただそれにしましても、そのような話は全く荒唐無稽ではなくて、ある場合は確かにそのようなことはあるのです。あなたの場合もあるような感じです。その意味で念の為、ご供養とか祈りは念入りに行うことをお勧めします。良心的に信頼のおけるところで。それ程お金が掛からないで出来ることをお勧めします。

この事をあまりに重大視して、怖れてのめり込むことはお勧めしません。基本的には先ほどまで詳しくお伝えしたような趣旨が本筋ですので、自分自身が体のことを通して魂を磨いたり成長させる。そして体を労ってあげる。そして元気良く明るく安心して生きていくというのが本筋ですから。

あまりに心配したり、〝こういうことがあったからこうなんだ〟ということには引っ掛からないようにしてください。今後とも。

質問2  
私の前世及び、私は何の為に生まれてきたのかお教えください。 

ソース  
あなたは前世で霊的・精神的なことに関心を寄せ、惹かれてきた人です。とても頑張る生真面目な人でした。でもおおらかで優しい思いやりに満ちた面、穏やかな面、静寂を湛えている面もあった人でした。なかなか大人しいながらも賢く、しかし神経質で強情で極端な面もあった人です。

古代のエジプト、イスラエル、ギリシャ、イギリス、中国、日本と生まれ変わってきています。フランスからイタリアにかけての地域での転生も見られます。アトランティスにもかつて生きていました。
大抵静かで我慢強く、賢くて温和な人でした。生きるのはあまり上手ではなかったようです。でも一生懸命頑張って生きてきた人です。

豊臣秀吉から徳川家康にかけての時代に生きていました。家で商売を営んでいて、あなたも手伝っていました。あなたは静かでしたが、なかなか勝ち気な面もありました。現実に適応するのが少々困難なところがありました。でも頑張って行っている人でした。少々無理をするぐらい行うところがありました。

古代の日本、紀元4世紀の頃にも生きていました。布を作ったり、ものを書く為の用紙、紙を作ったりしていました。それを手作業で行いました。真面目にこつこつと努めていました。より完全に出来るように意識を傾注していました。

日本の中世の時代には旅行をしたり行脚していました。その時代の前世で歩き過ぎたことがあったようです。自分の体を労ることが当時から必要な学びです。何でも行き過ぎますと支障を来します。またその人生では、お客さんをもてなしたり楽しませたり、奉仕的に働いていました。

古代のエジプトでは地位や権力のある人の言うことを聞き、命令に従い、その指示を待って必要なことを行いました。あなたの中に恐怖心が作り出されました。また素直で従順な面も作り出されました。モーセの頃のエジプトです。

ギリシャにおける前世では針仕事をしていました。織物業を営んでいました。また筆記をして書記、記録係りを務めてもいました。他に治療にも興味を持っていました。

イスラエルにおける前世では自然が好きで、動物や土、水、空気、風、植物などに惹かれました。なかなかのロマンティストで神様を信じていました。しかし現実と少々遊離しているところがある人でした。精妙な心の持ち主でした。

中国の前世は忍耐が多く、与えられた作業をこなすので精一杯で、体がしんどい時もありました。

フランスからスイスにかけての前世では絵を描くのが好きでした。また魚とか生き物も好きでした。

イギリスの前世では文学や小説が好きでした。ロマンティックな人でした。大人しい人でした。自分を押さえる傾向がありました。その時も現実と少々遊離しているところがありました。

前世のあなたを見てみますと非常に自分の体を酷使し、我慢し、無理をしていた時と、ロマンティストで現実離れして、実際的面が稀薄だった時との両方を体験してきているのがわかりました。

今生の目的は調和とバランスを学び、現実と適合しながら自分にも優しく接し、自分のライフスタイルを確立し、人生を明るく、肯定的な展望を以て眺め、自分の良さを思いやりと共に発揮していくことにあることがわかりました。

質問3  
私にはどのような職業が向いているのか、お教えください。 

ソース  
将来的にはあなた自身思い描いているように治療などの資格を取得し、マッサージとか何か奉仕的に人の健康の為に役立つことをしてあげることが良さそうです。

やはり人間というのは自分の体験から学ぶことが多いもので、それによって似たような人たちの悩みとか課題がよくわかり、その助けになってあげられるものです。その意味であなたは人の何倍もそのような方面で苦労したり、知恵をつけてきたりしているのです。

それをベースに腕を磨き、資格を取得して自分のペースでライフワークとして治療の方面で、自分との折り合いをつけながら他の人の希望と健康をもたらすことが使命と言えます。

リハビリを欠かさないようにしてください。昼間と夜と両方、仕事をすることはあまり勧められませんが、現状からして経済的に止むを得ないのなら致し方ありません。出来るだけ負担が掛からないように、自分の体も労りながら取り組んでいきましょう。

心と体のケアーをしていくことに適性と役割がある人です。

質問4  
幸せな人生を送る為に、私はこれから何に気をつけていけばよいのか、気を付けなければならない点をお教えください。 

ソース  
自分の直感を信じましょう。それは盲信ということとは違います。自分の中に〝こうだ〟と思っていることの中には思い込みとか取り違えも含まれてはいます。偏りと傾向性も。それでも尚、自分の中の気持ちとか感覚、特に表面の感覚と言うよりもっと奥深いところに根差す感覚です。そこには一貫性があり、静かで穏やかです。単なる我がままとか思い込みとは異なるものです。それは周りとも調和し、全体の役に立ちます。自分自身も含めて。そして自分自身の内なる良心も、それを認め、尊重できるような内容です。

あなたにはそのような精神や感覚があります。それを大切にしていくのです。つまり自分の中で〝こうするといいと思う。こういう点には留意したほうがいいと思う。これはしないほうがいいと思う〟などといった内なる声、響き、感覚のようなものが出てきたならば、それを尊重し、現実と突き合わせながら出来るだけそれを採用し、その方向で行ったり、あるいは行わないほうがいいという響きが来たら行わないようにするということで、出来るだけ内なる感覚と声を採用し、それに従うことです。これが単なる我がままとか誤魔化しでないことはおわかりでしょう。

現実に合わせていく、調和するということは大事です。しかしそれが単に周りに気を使い過ぎるあまり、合わせていたり、自分が我慢しているだけですと無理があり、いずれ支障を来します。やはり自分と対話し、〝どうしたらよいのか〟と問うて、自分の本質に従う。その為には自分の内なる感覚に目を留め、それを信じられることが必要です。謙虚でありつつも自分を信じ、自分に自信を持つのです。そして自分の過去の経緯、体験を認めてあげるのです。

自分のユニークさを愛しましょう。自分でそれを認めてあげましょう。人と必ずしも同じである必要はありません。人のことも認めねばなりません。そして尊重し、仲良く調和してやっていくことが必要です。でも何でもかんでも人に合わせたり、人と同じように自分がなる必要はありません。人が体験してきたようなことを体験していかなくても構いません。一方、人が体験してこなかったのに自分が体験してきたことは自分で認めてあげましょう。何らかの意味や理由、必要性があったからです。

一方ではもちろん、反省も必要です。しかし自分を責め過ぎることはしないことです。しないほうが良いのです。穏やかに優しく生きていきましょう。自分の場合はどのようにするとよいのか、その観点から考え、行動し、決断します。

自分なりの幸せや生き方を作りだしていきましょう。夢を大切にしましょう。一日一日を穏やかに精一杯生きましょう。自分の中の良い感じのニュアンスを大切にして生きていきましょう。過去から学び、留意点を自分の中で見付けましょう。そしてそれに従って生きていきましょう。自分で納得のいく自分らしい生き方で充分です。そして人を認め、人とも調和して生きていきましょう。

リーディングを終了します。

(ありがとうございました)

<了>

理想に向かって奉仕的に生きました。

リーディングNo.11572 

質問  
私の前世をお知らせください。 

ソース  
前世において、好奇心が旺盛で調べたり探求をすることが多かった人です。また理想家で理想に向かって奉仕的に生き、人に尽くしたり人助けをすることも数多くしてきました。

器用な面もありいろんな事に対応し、物を作ったり工夫したり、物を扱ったり、操作することも得意でした。アイディアが湧くと共に手先も器用で物を作ったり、操作したり、取り扱ったりしました。命について関心があり、命の意味や大切さや尊さについて学ぶ必要性が出てきて、今世に生まれてきた人です。

前世は日本と共に、中国やモンゴル、ヨーロッパなどにも生きていました。前世では女性だった時もあれば男性だった時もありました。

霊界にいた時には、将来の事を考えたり計画することが多かったです。またあの世でもアイディアが浮かび、真実を探求していました。またあの世でも奉仕的に、困った霊たちのためにも助けになっていました。あの世でも理想に燃え自分が出来る事を行うことで、他の霊たちのためになっていたのです。

惑星の滞在についてみて見るならば、水星にいた時がありました。そのためいろんなアイディアが浮かんだり、「実際はどうなっているのだろう」と真実が気になり、探求する心を持っています。また真実を見抜き、直感する能力も出来てきました。物事を理解し判断し、対処し、処理していく面も備えました。手際よくテキパキと処理し、事に当たる能力や対応性を身に付けてきたのです。

金星にいたこともありました。そのため理想家であり愛情に富み、優しく、美しいものや価値あるもの崇高な事などに惹かれ、「行うからにはきちんと手際よく行いたい、最高でありたい、完璧に行いたい。そうでないと自分でも納得できないし、疑問を感ずることはしたくない」、そのような思いが作られました。

土星にいたこともありました。そのため意志力が強く、どこか頑固で一途で、地道に縁の下の力持ち的な存在として事に当たる持続性や意志力を培いました。

前世においては福祉方面、芸術方面、宗教方面、科学方面、また文学や学問、教育、広くは文化方面などに関わってきました。物作りが得意だったり、人に仕え、秘書役、執事役などを務めてきました。文化、学術、芸術などの方面と福祉方面などに数多く関わり、理解力と人に仕える能力と対応能力、人の気持ちを汲んで対応する能力などを培ってきた人です。

これまでに5556回ぐらい生まれ変わってきています。女性だったことが多く、女性だった時が3分の2ぐらい、男性だった時が3分の1ぐらいでした。そのように女性だった時がやや多かったので、今でも特に生まれた頃幼い時や子供の時、自分は女性だという感覚が強かったのです。しかし男性だった時も前世で3分の1ぐらいはあったので、今世は男性に生まれ変われましたし、また男性だったという認識もあるのです。

一般には、現在の自分の性と違う性であると感ずる人の場合、前世では別の性、今とは異なる性だったことが多い場合、それと直前の前世において今とは別の性である場合は、自ずと今世の性とは異なる性を自分の中で感ずるようになります。あなたは女性だった事が多いため、今世でも自ずとそのように思うのです。また奉仕的で優しく、人に尽くす面があるのも女性だったことが多かったことによります。

影響力の大きい前世を見てみると、日本の武家社会に生きていたことがありました。鎌倉時代初期のことです。源氏の時代から北条家の時代へと移り始めた頃でした。依然として京都の天皇や上皇、公家や貴族の影響が大きかったのですが、次第に関東の武士の力が強くなり、特に承久の乱以降は、関東の武士の勢力が勝ってきました。あなたやその家系は神奈川から千葉にかけての地域に根城がありました。

あなたは武士に仕え、秘書役や執事の役目を果たしていました。庭園を造ったり整えたりしました。また筆記者や書記、記録などの役目も仰せつかっており、武士のスケジュール管理も行っていました。あなた自身は学び好きで自分もいろいろと学んだり、学問的文化的に究めたい思いがありましたが、そこまで考えることは許されないと思い、その自分の願いを押さえて生きていました。

当時は男性としてありました。周りの雰囲気や人の気持ちを感じ取って、必要な事にとっさに対応する能力、鋭敏さを、また忍耐や処理能力を身に付けました。また文化や宗教や学問などに関して、知識や理解や技術をある程度身に付けることができました。

三浦氏一門と北条家と、ご縁がありました。その徴として今世でも三浦市という土地にご縁があるようになっているのです。前世の徴が土地名に表れてきています。人に仕えていたため、今でも人に仕えることを行うようになっています。また自分の気持ちや意向を押さえる傾向も作られてきました。

江戸時代にも生きていました。江戸時代は日本の江戸の町のやや南方部に生きていました。その時は女性でした。大人しく賢く、いろいろと考えたり工夫する人でした。物が手速で、裁縫をしたり、調理をしたり、物を書いたり、絵を描いたり、事務的な処理をしたり、会計をしたり何でも手速で、きちんきちんとこなすので周りから喜ばれ、感心されていました。しかし自分ではそれほど満足しておらず、さらに努力し精進していました。

周りの事に実際的に対応し処理する能力がありましたが、自分はもっと大きなテーマを持っていました。社会がよくなり、神様や仏様の御心に沿った素晴らしい世の中が訪れることを夢見て生きていました。

自分で自分の命を大切にしない傾向があり、無理をしたり、犠牲的な面がありました。そして自分を心から好きになったり、愛するということが難しく、自分に対しても周りに対しても懐疑的で、肯定的に素直に捉えきれない面がありました。どうしても疑問を抱き、考え抜くようになっていたのです。

その時の傾向やカルマによって今世で弱体化して生まれてきて、命を大切にすること、尊ぶことを身を持って学ばせられました。またそれによって今世の使命に神によって備え導かれ、現在の仕事が勤まるようになりました。

北イタリアからフランスにかけての地域に生きていたこともありました。そこでも女性として生きていました。そこでも理想家であり、芸術に親しんでいて、真理を思っていました。物事に十分確信を持てず、信じて委ねきることができず、いつも考えているふうでした。周りの家族や友人知人もあなたの事を心配し、気遣いました。

「自分はなぜ生きているのだろう」と、考えることが多い人でした。他の人が考えないような事を考え、他の人が悩まない事を悩みました。どうしてもつい思ってしまうところがあったのです。

スペインにも生きていたことがありました。そこでは男性として生きていました。物静かで器用でいろいろとよくわかり、そして出来る人でしたが、少し元気がなく深刻な面もありました。人生について悩む事があり、ギターの演奏も上手だったのですが、自分ではやや悲しげで憂鬱気味でした。次第に神への信仰や信頼が深くなっていきました。しかし、完全に神様を信じて委ねきることができませんでした。自分で納得いくまで考えようという部分が残っていたのです。

ローマ帝国に生きていたこともありました。様々な癒しや治療の技を学び身に付け、治療と福祉の方面で奉仕的に働き尽くす人でした。男性として生きていました。キリスト教が広まり出した頃で、あなたもその影響と感化を受けました。キリストの愛の理想を人助けの面で実践していきました。

イスラエルの統一王国時代にも生きていました。そこでは女性でした。健気な面があり一途に手を合わせて、跪いて祈る人でした。賢くて働き者で、きちんきちんと目の前の事に対処し処理して責任を果たして生きていました。やや悲痛の思いを抱く時もありました。

中国にも生きていたことがありました。人の話を聞いたり、読書をしたり、思いを羽ばたかせていろいろと想像を巡らしたりする人でした。物語文学や知恵文学などに関心があり、人生の真理や名言、格言などに興味があり、人間の奥深さと知恵に関心がありました。商売を営んでいて、衣服を扱っていました。自分でも作るのが上手でした。

モンゴルに生きていたことがありました。大人しく、やや元気がない、しかし優しい人でした。なかなか賢く、鋭く物事を見抜く力がありました。それで人が困っている時に問題の本質を見抜いて打開策を教え、周りが感心し感謝してきたこともありました。その時は男性として生きていました。

古代の日本に生きていたこともありました。やや霊感体質の人でした。何かを感じ鋭い面を備えていました。しかしそれが十分に生かされているという実感は自分の中にありませんでした。いつも何か物足りなさを感じ、焦りもありました。

ムー大陸にも生きていました。生活上の実践的な知恵や技を身に付けていました。しかしそれだけでは飽き足らず周りに教えたり、伝えたり、手助けしていました。

このようにあなたは生まれ変わりの中でまず自分が意識して努め、努力し、生活上の実際的な知恵や技を身に付け、周りに対応しました。それに留まらず、周りからも求められ頼られ、人に教えたり、人助けをすることが多くなっていきました。

またそれは周りから求められるばかりでなく自分の理想としても、そのようにすることが必要でよいことだと思えることもあったのです。そのうち特に周りから求められずとも、「自分が自分の周りをこなせるようになったら、周りで困っている場合、助けたほうが良い」と自然に思って行う人になっていったのです。

十分に信じきることや委ねきることができず、どこか懐疑的で否定的な面も残っていたため、命への信頼や命の大切さを十分に体感し、人の繋がりの有難さや意味を悟らせられるため、今世に生まれてきた時点で特殊な事があなたの身に起きたのです。あなたは考える面、追究する面、そして聡い面があったので起きた事を教訓や糧にして備えられ、神によって導かれて現在のようになりました。あなたの探求や周りとの意義深い関わりは、これからも続いていくことでしょう。

リーディングを終了します。

(ありがとうございました。)

<了>