2011年5月26日

東京電力福島第一、第二原子力発電所の事故処理について



2011.4.7 リーディングNo.12225

【質問1】「関東地方」のライフシールをお授けください。関東地方のカルマが浄(きよ)められ、ONEへと向かえるよう、お守りお導きお力添え賜りますよう、何卒(なにとぞ)よろしくお願い申し上げます。犠牲になられた方々の魂をどうかお救いください。

【ソース】ライフシールの真ん中には、関東地方の上空から見た光景が表われています。その下には「関東の光と影、役目と課題。」そのような言葉が見えます。ライフシールの向かって右側には、アイヌの部族の人達のイメージが見えます。大昔は関東もアイヌの人たちの住む土地でした。その下には「関東の深層意識。根底にある精神と風土。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの左の位置には、現代の東京を中心とした関東の便利で快適な生活や動きのイメージが見えます。その下には「現代日本文明の中心的な役割と機能。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの下の位置には、鎌倉幕府が見えます。日本の歴史の中では、関東に拠点が設けられるようになったのは鎌倉幕府からです。それから人々が注目し、江戸時代を経て近代化され、現在のような東京を中心とした首都圏が作られました。鎌倉幕府の光景の下には、「関東を開いた武士の精神。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの上の位置には、アトランティスの光景が見えます。アトランティスのイメージの上には天国の光景が見えます。アトランティスにも光と影がありました。その下には「ONEへの希望を諦めず、歩み続けよ。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールは円の形です。背景色は紫色です。輪郭の色はオレンジ色です。ライフシールのテーマは、「現在の特徴と今後の動向。日本の未来を担う責任。目覚めの時。」

【質問2】「宮城県」のライフシールをお授けください。カルマが浄(きよ)められ、ONEへ向かえるよう、お守りお導きお力添え賜りますよう、何卒(なにとぞ)よろしくお願い申し上げます。犠牲になられた方々の魂をどうかお救いください。

【ソース】ライフシールの真ん中には、宮城県の上空から見た光景と、その形が見えます。その下には、「東北の都。ひっそりと佇(たたず)む魂達の拠(よりどころ)。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの向かって右側には、太平洋が見えます。その下には「海との共存。人々を支える生き物達。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの向かって左側には、現代に栄えた仙台の街が見えます。「現代の1つの形。東北の栄(さかえ)。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの下の位置には、奥州(おうしゅう)平泉の光景が見えます。その下には「東北の特性と担わされた役目。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの上の位置には、樹林・樹海が見えます。その下には「自然を背景としてはじめて生きられる人間達。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールは円の形です。背景色はグリーンです。輪郭の色は青です。ライフシールのテーマは、「東北の港。文化の中心。伝統と現実。」

【質問3】「岩手県」のライフシールをお授けください。カルマが浄(きよ)められ、ONEへと向かえるよう、お守りお導きお力添え賜りますよう、何卒(なにとぞ)よろしくお願い申し上げます。犠牲になられた方々の魂をどうかお救いください。

【ソース】ライフシールの真ん中には、岩手県を上から望む光景が見えます。その下には「東北の太平洋側を頂く骨太で純朴な精神。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの向かって右側には、岩手の海岸が見えます。リアス海岸が多い所です。海水で浸食され入り組んだ形のリアス海岸です。人々が海沿いに漁業を営み、生業(なりわい)としている光景が見えます。その下には「海と共に生きる民達の心を窺う。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの左の位置には、内陸のほうで平和に純朴に自分達で暮らしている人達の光景が見えます。その下には「縄文文化が今も残る土地。」そのようなメッセージが見えます。

ライフシールの下の位置には、津波が押し寄せてくる光景が見えます。その下には「平和と自然の脅威。日本人に伝えるべきメッセージ。」そのような言葉が見えます。

ライフシールの上の位置には、白い平和の塔が見えます。その下には「世界に発信される平和のシンボル。」

ライフシールは円の形をしています。背景色は茶色です。輪郭の色はグリーンです。ライフシールのテーマは、「注目され始めた岩手。亡くなられた方々を偲ぶ。残された者たちの試練と学ぶべきレッスン。」

【質問4】東京電力福島第一、第二原子力発電所の事故処理について。
被害が最小限で済み、世界のエネルギー問題が神様の御心(みこころ)に適う方向へ進展できるよう、心から願っております。事故処理の具体的方法をお示しください。

【ソース】関東は南を中心にした力関係で現実が動いています。北関東から東北南部にかけての地域は、南関東の支配の下(もと)で動かされてきています。例えば首都圏の電力をまかなうために茨城から福島にかけて集中的に原発が設けられています。福島や茨城に住む人たちはそれほど電力を必要としていませんが、首都圏の人たちの電力を供給するために福島を中心とした地域がリスクを背負わされているのです。

そのように関東から東北の歴史を見ると、いつも南関東を中心に動いていて、北関東から東北南部にかけては不利な状況に置かれ、利用され続けてきています。なるほど、生活している人々の数からすると首都圏に原発を作るよりは、そこから遠く離れたところに設置したほうが、いざという時犠牲は少なくて済むという意味では賢明な処置です。

しかし、ただの人数だけで決めてはならないものがあります。首都圏の人達が使う電力ならば、もっと首都圏に作るのが筋です。それが、社会を動かしている上層部の人たちの都合と意向で、いいようにされてきた嫌いがあります。こうして福島は東京を中心とした社会の仕組みの犠牲にされています。その尊い犠牲に支えられて首都圏の繁栄と安泰と快適さがあるということで、首都圏に住む人達はもっとそのことを厳粛に受け止め福島の人達に感謝し大切にし、そして自分たちは電力を使うことを抑制していかねばなりません。

また万一の時に備えて、福島を中心とする原発をもっとより安全な態勢であるよう、いつでも点検したり整備することを怠ってはならなかったのです。しかし自分達の所には無い、遠く離れた所にあるので適当に済ませていました。何と安易で無責任極まりない、非情なことでしょう。

日本の歴史を見ると今だけでなく、ずっと昔から南関東と北方地域とはそのような支配被支配の優劣の勢力関係の図式が出来上がって、今日に及んでいます。そのような土地のあり方やそこに住む人達との関係が根強く残っているのです。その特徴と課題が今回てきめんに表れ出ました。福島や茨城の人達が悲しくも犠牲になったのです。このような勢力関係は数百年あるいはそれ以上、千年2千年と続いているのです。なかなかこの勢力関係は覆(くつがえ)せません。

しかし、神様はそのようなあり方を喜ばれません。神様にとってはどの人間も大切でかけがえがない子供達です。いつまでも許され、放置されていいものではありません。それぞれの土地の特色が生かされ、1人1人が尊ばれて、日本が東京を中心になりすぎず、まして他の地域の犠牲に立って東京がありえるという形でなく、もっと公平で支え合うような関係ができていかねばなりません。

北関東から東北にかけての人達の悲しみやコンプレックスが感じ取れます。それは根強く残っています。今回の事故でこのことが顕(あら)わになりました。そしてその時に気付いて反省し、改めていくことが必要です。出来事が起きた場合、物理的な因果関係だけを探って、科学的・物理的に対処し処理するだけで済ませてはなりません。出来事が起きた場合、霊的な理由や意図があることに気付き、出来事の意味を感じ取って、心の内側で学び取り感性を働かせるということが大事なのです。

機械的・物理的に対処して処理して、それで収束したらお終いというようにみなしてはなりません。出来事が起きた場合は、心で感じ取って受け止め、内省し、出来事の意味を探って出来事から教訓を学び取って、考え方や生き方を改めていく。また神様に詫びる、懺悔するということが大事なのです。その中で神様に許され心が清められ、それで初めて科学的に対処した時にほぼ功を奏する。その結果、事態が収束に向かうということがあるのです。

科学のその方面の専門家達が知恵を絞ってベストを尽くして対処する、そのことが必要であることに変わりはありません。しかし、それだけで合理的合法的に済ませてはならないということなのです。出来事の意味を悟って学び取ったり、霊的に謝罪したり、自分たちの考え方や生き方やあり方の間違いに気付いて、それを素直に認めて改めるという人間性の面、さらには霊的な面がまだまだ欠如しています。ただ今までの、点検を怠っていたり、不備があったりというところだけで見て、どうやったら原発を収束させられるかという、単純な物理的・機械的なところだけ見て取り組んでいるとしか見えません。

そういうことでは出来事が起きた本質を見逃してしまいます。霊的な意味に気付いて祈り神に心から詫びるということと、現実に実際に科学的に対処して解決させるというこの2点を同時進行で行なってこそ、解決することです。物理的な世界の背後に霊的世界があり、霊的世界との関連でこの世に物理的なことが起きるからです。単なる不備とか、たまたま天災に見舞われて困るような事態になったとだけみなしてはならないのです。もっと人間は反省し、謙虚にならないといけません。そして、被災地の方たちに賠償や金銭的物的保障と共に、心からもっと深く詫び、猛省しなければなりません。

どうやったら解決するか物理的な処理の仕方ですが、祈るような気持ちで冷却の作業に取り組むこと。おそらく特殊な化学物質を注げば、ただ真水を注ぐよりは冷却させる効果があるはずです。具体的にどんな化学物質を冷却のために注ぐかは、今ここではアイディアとして出てきません。

しかし専門家達が知恵を絞り、愛の心で任務に取り組み、心で学び取るということがなされれば、それが思い浮かぶか発見されるかします。真水をどんどん注ぐと放射性の汚染水がまたさらに増え続けて、それがさらに海洋、海水を汚してしまうことが加速されます。冷やされなければならないですが、これまでのように水をどんどんかけるということは一時的な応急措置に過ぎず、好ましくありません。

また機械的に冷却する特殊な装置や機械を作り出して封じ込めるということもあるし、圧縮するということもあり得ることでしょう。自然の植物や微生物にも助けになる物がありそうです。
リーディングを終了します。
(ありがとうございました。)                                       〈了〉